paperboy&coの家入社長が書いた「こんな僕でも社長になれた」をいただきました。
実は、paperboy&coは個人的にも以前から注目していた会社。
今でこそブログはMovable Typeを使っていますが、実はJUGEMがccドメインだった頃からのユーザー。その後ロリポに移ってロリポブログを使ったりと、paperboy&coにはいろいろお世話になってます。
最近は、すっかり自分の執筆活動が遅れてて、いただいた献本が机に山積みになっていたりするんですが(送っていただいた皆さんごめんなさい)、どうしてもこの本だけは気になったので、ONEDARI BOYSで献本の話を聞いたときに飛びつかせてもらいました。
なお、この本をよくあるIT社長のサクセスストーリー本だと思っているなら、実は大間違いです。
家入さんのバックグランドは有名なITmediaの「ひきこもりからIT社長に “paperboy”の軌跡」という記事で読んで知っていたつもりになっていたのですが、この本は完全に想像を超えてました。
なんだか文体といい、話の内容といい、昭和の起業家を思い起こさせる内容。
正直ところどころ、マジで泣きそうになってしまいました。
この本は、人生についてあらためて考えさせられる本だと思います。
一つの過ちが、一つの出会いが、一つのきっかけが、人間にどれだけ影響を与えることができるのかというのを、痛烈に印象付けてくれる本です。
ちなみに、個人的にすごい印象に残ったのが内表紙。
上のいかにも成功したIT社長の家風の写真のカバーを外すと出てくるのがこの表紙です。
最初はなんだか良く分からなかったんですが、そう、本の中にも出てくる新聞配達の写真なんですね。
実はpaperboyという社名も新聞配達から来ているそうで、社名といい、この内表紙といい、家入さんが原点を忘れないからこそ、今があるんだというのを改めて実感させてくれるシーンでした。
この本は、ベンチャー企業して成功したいと思っている人だけではなく、家入さんがあとがきで書いているように人生に迷っている人に是非手にとって欲しい一冊です。
ちなみに家入さんから、サイン絵を入れてもらいました!
ちゃんとブログの写真までチェックしてくれてありがとうございます!
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