「一流のキャリアメイク術」は、ちょーちょーちょーいい感じでおなじみの保田さんが書いたキャリア本です。
保田さんというと、SNSの起業やブログ、RTCカンファレンスの印象が強いのですが、元々リーマン・ブラザーズなど金融系の出身。
金融業界は特に外資系では、高額の年収が分かりやすい評価指標として存在しているのですが、保田さんはその世界から、やりがいを選択して起業したタイプ。
この本ではそんな二つの価値観の両方を体験した保田さんならではの「一流のキャリア」についての考え方が展開されています。
私のような年功序列系の会社の出身者だと、少しピンとこない部分もあったりするのですが、外資系企業に勤めながら転職を悩んでいる方や、これから就職活動をする学生さんには参考になる視点がある本だと思います。
【読書メモ】
■死ぬときになって後悔しない人生ではなく、明日終わっても後悔しない人生を送るべきだ
■いくら外部から見ると疑問な点があったとしても、自分にとっての軸を理解し、それに合う行動を取っていれば満足する結果が得られます。
■「転職でキャリアアップ」は聞こえのいいウソ
■偉大なる批評家には決してならない
人間は批評、批判をしていると、自分が頭のいい人のような錯覚に陥ります。
■今までの3倍の期間が今後のキャリアに残されているのであれば、今安定を求めてしまうと、それらの変化に対応できなくなってしまうのではないか
■「悩みに悩んだ末の結論なら、どっちに転んでも絶対に後悔しない」
【目次】
1章 キャリアは先が見えていないからこそ楽しい
2章 キャリアをつくる人脈術
3章 キャリアが広がる仕事のルール
4章 一流のキャリアチェンジ
デキる人は皆やっている 一流のキャリアメイク術 | |
保田 隆明
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