「クロスイッチ」は、電通の「クロスメディア開発プロジェクト」チームが書かれた書籍です。
ずいぶん前に買って読んでいたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
クロスメディアのイメージがどうもつきづらいという方には、参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■「情報バリア」を張る消費者
・情報量が急増している
・消費者が能動的に情報を入手するようになっている
・商品が差別化しにくくなっている
■クロスメディアの定義
・ターゲットインサイトやメディアインサイトにもとづいて、
・「広さ」(リーチ&フリークエンシー)と「深さ」(関与が高まる度合い)を考えた、
・コミュニケーションの「シナリオ(導線)」を、
・複数のコンタクトポイントを効果的に掛け合わせて作ること。
■今すぐ使える「シナリオアイデア」の3類型
・パワーバリエーション・シナリオ:同種フォーマットでバリエーションを提示する
・タイムライン・シナリオ:時系列でメッセージを変化させる
・メディアスプリット・シナリオ:触りで関心を集め、残りを別のメディアで展開する
クロスイッチ―電通式クロスメディアコミュニケーションのつくりかた 電通「クロスメディア開発プロジェクト」チーム ダイヤモンド社 2008-08-29 by G-Tools |