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万歩計ゲームが教えてくれた、苦労を娯楽に変えるライフログの可能性

 最近ちょっと、はまっていることがあります。

 正確に言うと、特にアクティブに「はまっている」というわけではないのですが、はや100日以上習慣として続けていること。
 それが、ニンテンドーDSの万歩計ソフト「生活リズムDS」です。

dsmanpokei0.png

 ニンテンドーDSのソフトというと端末で遊ぶゲームを連想される方は多いと思いますが、このソフトが特徴的なのは、端末だけでできるというのが、正直全くないところ。

 同梱されている万歩計を使って歩いて、初めていろんな機能が使えるようになる仕組みで、買ったばかりの段階ではほとんど何もできないという、実に不思議なソフトです。

 で、付属の万歩計も、特に表示画面があるわけでもなく、赤と緑のランプがつくだけのあまりにシンプルすぎる構造。

 要はただの万歩計と、その結果を表示するだけのソフトウェアの組み合わせな訳です。

 ただし、もちろんそこは任天堂。
 ただの万歩計ソフトではなくWii SportsWii Fit同様の工夫が満載。

 まず特徴的なのが、分単位で刻まれる歩数グラフ。
 
dsmanpokei3.png

 自分が何時ぐらいにどれぐらい歩いたのかというのが可視化され、一日をなんとなく振り返れてしまいます。


 当然の用に他の家族とのシンクロ機能もあり、他の家族が歩いたグラフと並べて表示することで、自分が歩いていたころに息子と嫁さんも一生懸命歩いていた、なんてことに小さな幸せを感じてしまったり。

dsmanpokei4.png  (このために、2歳の息子用に、別売りの万歩計を買ってしまいました) 

 
 無線LANでネットにつないで、世界中の利用者と歩いた歩数を競ってみたり。

dsmanpokei7.png  (結構歩いたつもりなのに・・・1位の人は14万歩と4倍以上、完敗です。)


 DS万歩計を持っている全世界の人と一緒に月(現在は月を通過して火星)に向かって歩いてみたり。
 
dsmanpokei6.png
 (っていうか、1000億歩って・・・どんだけ火星って遠いんだ)

 なかなか凝った作りになっています。


 ただ、やはり何と言っても個人的に印象に残ったのは
 自分が歩いた歩数を、時間毎に記録に残すというライフログの可能性。

dsmanpokei5.png 

 なにしろ、歩くという行為は、普通に考えたら回避したい行為。

 私の通勤は、家も駅から徒歩10分以上、会社も駅から徒歩15分ぐらいかかるので、正直苦痛に感じることも多くあります。
 これまでは内勤が多い仕事が多かったですし、どちらかというとインドア派な人間なので、お客さんのところに出ていくのも面倒になることが多かったり。
 

 それが、このDS万歩計を使うようになってからは、不思議と苦痛が減ってくるわけです。
 お客さんのオフィスが駅から遠くて歩く歩数が増えることが、楽しくなってしまう時まであったりします。
 (私が単純すぎるのかもしれませんが)

 もちろん、もともとポジティブシンキングな人であれば、万歩計を付けて無くても、歩く歩数が増えることでダイエットになるとか、健康になるとか考えられる人もいるんだと思いますが。

dsmanpokei2.png

 こうやって万歩計とDSという仕組みによって可視化されることで、私みたいなものぐさでも、そうやって苦痛とか単純作業を楽しく感じることができるわけです。


 まぁ、ちょっと大げさに書いているかもしれませんが、所詮万歩計なので、誰もが楽しんでくれるとは思いませんし。
 オープンなネットとは連携できない任天堂ならではの仕様に、ちょっと不満を感じたりもするのですが。

 万歩計ですら、こうやってネット的なものと連携すると新しい可能性が見えてくるわけで。

 以前にもAFRIKAとかWii Musicとかの流れで、「最近のゲームに改めて感じるエデュテイメントの可能性」なんて話を書きましたが。

 こうやって歩くことすらエンタメにできることを考えると。

 キーボードのタイプ量とか、マウスの移動量とか、電話の使用時間とかいろんな要素を組み合わせることで、仕事の単純作業とか、辛い仕事とかノルマとかも、こうやって乗り越えていく方法があるのではないかと。

 そんな妄想がますますふくらんでくる今日この頃です。


B001IBHTHM歩いてわかる 生活リズムDS(「生活リズム計」2個同梱)
任天堂 2008-11-01

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