「情報力」は、情報考学 Passion For The Futureでもお馴染みの橋本大也さんが書かれた書籍です。
献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
ハンドブック的な感覚で、情報収集のプロである大也さんのワザが体系的にまとめられているので、情報収集や分析がどうも苦手という人は、手元に置いてちょこちょこ参考にするのが良いのではないかと思います。
【読書メモ】
■私が資料として使うデータはネットにある物が9割。つまり、それは潜在的には誰でもアクセス可能な情報だったのだ。
だが、そうしたデータを見つけて整理してやると経済的な価値が出てくる。
■頭の中で考えただけなのとメモや文書にまで仕上げたことでは、その結果に天地の差がでてくる
■面白い本というのは次の3条件を満たす本のこと
・読み手の読者の動機づけが充分で
・未知の内容が書かれており
・難易度や趣味が今の自分に適合する
■同じ事実でも、立ち位置が違えば異なる解釈が生まれるものだ
この視差こそ情報を立体的に分析するのに最高の材料なのである
■私設顧問団の第一印象をデータベース化する
詳しそうな人たちに雑談的に意見を聞いて、直感の一覧表をつくる
■未来を予測する 技術予測調査(文部科学省)
統計を探す 総務省統計局
■1枚企画書の掟
・タイトル 企画全体を簡潔に定義する
・サブタイトル 企画全体を簡潔に定義する
・目的 企画の意図を言い表す
・サブ目的 企画の意図を言い表す
・理由 提案する行動が必要とされる根拠を説明する
・予算 お金の問題に触れる
・現状 今の状況を解説する
・要望 企画書の読み手にどういう行動をとって欲しいか具体的に書く
情報力 橋本 大也 翔泳社 2009-01-09 by G-Tools |