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Facebookをビジネスに使う本 (熊坂仁美)

4478015147 「Facebookをビジネスに使う本」は、タイトル通りFacebookのビジネス利用について紹介している書籍です。

 仕事がら興味があったので買って読んでいたのですが、遅ればせながら書評抜き読書メモを書いたので公開させて頂きます。
 
 この本では、米国の事例だけでなく、日本での取り組みも紹介されており「世界向けのビジネスをやるのでなければ、フェイスブックを使う意味がないということ。日本向けだけであれば、ツイッターやミクシィで十分でしょう。」というエスワンオーのサトウさんの発言を紹介するなど、単にFacebook礼賛をするだけでない、かなりバランスの取れている本だと思います。
 特に米国事例はカテゴリごとに様々なものを紹介されており、米国においてはFacebookが新しいソーシャルメディアだから利用しているのではなく、単純に米国のインターネットの中心の一部が自社サイトからFacebookにスライドしつつあるのを感じることができます。

 Facebookが気になるけど、どう考えればよいか分からないという方には参考になる点がある本だと思います。


【読書メモ】

■インターネット・マーケティングに関して、これまですべてアメリカの後追いをしてきた日本で、「ツイッターアカウントとフェイスブック・ファンページをもつのは企業の常識」という時代が来るのは時間の問題だろう。

■ソーシャルメディアで実績を上げている企業を見ていると、すべてのツールのアカウントをもち、それらを連携させている場合が多い。 
 ツイッターも、フェイスブックも、ブログも、ユーチューブもやる。そしてそれらをお互いに連携させることによってソーシャルメディアをパワフルな集客の仕組みとして活用しているのだ。

■好感アクセス収益モデル(ワインライブラリー・ドットコム)
・コンテンツを作る
・ブログにアップ
・ツイッターとフェイスブックで告知
・ブログへアクセス
・ホームページに誘導
・購入

■1サービス、1ホームページ、1ツイッターアカウント、1ファンページ

■ファンページの四つのタイプ
・ローカル型(店舗や施設をもつビジネス)
・通販型(インターネットベースの地域性のないビジネス)
・個人ブランド型(個人ブランドをベースとして行うビジネス)
・法人ブランド型(すでに強い力をもっているブランド)

■コンテンスト形式でファンのアイデアをそのまま新商品にする「ピザ・チャレンジ」
 優勝者のピザは実際に商品として店舗で販売される。販売期間中の売上の1%をもらえるほか、一生ピザ無料、テレビCMにゲスト出演する権利など、魅力的な得点につられなんと2万件以上の応募があった(パパジョンズ・ピザ)

■ローカルビジネス型ファンページにおけるイベント開催のメリット
・イベントを企画するとファンに招待メールを送ることができる
・ファンがイベントページを訪れると誰が参加するかがわかる
・友達が参加する場合は、誰が参加するかがタイムラインに自動表示され、参加を促進
・イベント当日はファン同士が直接対面し仲良くなることができる
・イベントの後は、当日の写真や動画をシェアすることで、事後にも口コミ効果を促進することができる

■ラスベガスMGMホテル
・ファンには特別割引がある
・友達にシェアすると割引が受けられる

■不動産仲介会社「コーコラン・グループ」
・物件写真4枚を1枚の画像にまとめ、アルバムにアップロードする
・物件詳細情報については写真の説明のところに書く
・アルバムに写真をアップするとすぐに掲示板にその写真が表示される

■オールシングス・ジープ
・ファンの投稿写真をメインコンテンツに
・通販サイトの過度な宣伝をしない

■格闘技団体UFC
・ファンページ限定グッズを直接販売
・ファンの心をつかむコンテンツ

■デルの中小企業向けファンページ
 中小企業のソーシャルメディア活用をテーマに、プレゼン資料へのリンク、ディスカッション、ユーチューブの動画コンテンツなどによる実践的な情報が満載

■エスワンオーの佐藤社長がフェイスブックを開始したのは2010年2月
 月10万円の予算で効率的にフェイスブック広告を利用し、プレゼントキャンペーンを併用するなどして順調にファンを増やしてきた。
 ファンページを開設して4ヵ月後の6月には7万人を達成。

■「正直に言って、今のところフェイスブックの売上への貢献はほとんどありません。おそらく、他のブランドもそうだと思います。」

■「まず言えるのは、世界向けのビジネスをやるのでなければ、フェイスブックを使う意味がないということ。日本向けだけであれば、ツイッターやミクシィで十分でしょう。」

■ファンページ運営の重要ポイント
・コンテンツ:ファンと何を共有するか
・コミュニケーション:ファンとの会話
・コンテスト:競争意識

■フェイスブックのアカウント
・個人アカウント (個人活動とビジネス活動の両方が目的)
・ビジネスアカウント (ビジネスのみの目的)

■まいあめ工房
 日々の運営は、これまで製造した飴の写真を掲示板にアップするだけ。写真の力は大きく、文章はほとんど書く必要がない。

■役に立つアプリ
・Static FBML
 フェイスブックのファンページでは、Static FBMLというアプリケーションを使うと、HTMLがほぼ使えるようになる。
・Poll
・Involver

4478015147Facebookをビジネスに使う本
熊坂 仁美
ダイヤモンド社 2010-11-06

by G-Tools


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