いよいよ、ad:tech Tokyo2012が来週に迫ってきました。
大変光栄なことに4年連続でスピーカーに選んで頂き、今年もセッションのモデレーターをさせて頂くことになっているのですが。
今回のセッションのお題は「マスメディア×ソーシャルメディア:「マス」「ソーシャル」から生まれる最適キャンペーンとは」。
個人的にも非常に興味のあるテーマなので楽しみにしております。
何しろパネリストの方々が超豪華。
一人一人のパネリストの方の講演だけで余裕で2時間は語れると思うんですが、残念ながらad:techのセッションは厳しい50分縛りがあります。
おそらく当日会場で質問を取るのは厳しい気がするので、こちらのブログ記事で事前に質問募集ができればと思い、ブログを書かせて頂きました。
今回のセッションは「「マス」「ソーシャル」から生まれる最適キャンペーンとは」というお題ですので、マスメディアの代表と言えるテレビとソーシャルメディアの組み合わせにフォーカスしたい思っています。
いわゆるマスメディアというと新聞やラジオ、雑誌なども入ってくるんですが、50分でそこまでの議論は難しいですし、せっかく日本テレビの原さんがパネリストに入って頂いているので、思いきってテレビ一本に絞って議論をさせて頂く予定です。
改めてパネリストの方をご紹介しますと、まずお一人目は日本テレビの原さん。
先日、日テレさん主催で開催されたJoinTVカンファレンスでは、日テレさんの様々なテレビとソーシャルの連携施策が紹介されていましたが、テレビ局自身が、LINE、mixi、Facebook、Twitterとソーシャルメディア系事業者四社を並べたカンファレンスを開催し、自らもソーシャルメディア連動の施策を次々と打ち出しているという意味で、日テレさんの取り組みは様々な形で話題になってきています。
JoinTVカンファレンスでも、エヴァンゲリオン放映との連携施策や、ソーシャルメディアの反応分析などが紹介されていましたが、原さんからは、そうしたテレビ発のソーシャル連携施策が企業にとってどういう可能性があるかという視点でお話し頂けると期待しています。
・日テレ JoinTV カンファレンス 2012|日本テレビ
参考:日テレのJoinTVカンファレンス2012開催 テレビとソーシャルの関係が進化
二人目のパネリストは、エステーの宣伝部長の鹿毛さん。
エステーと言えば消臭力やシュパッと消臭など、インパクトのあるコマーシャルで有名ですが、それらのテレビCMを手がけているのが鹿毛さんです。
過去に鹿毛さんが書かれた「愛されるアイデアのつくり方」という書籍や、TMRevolutionの西川さんのコラボの背景をご紹介したことがありますが、面白いテレビCMをつくり自らもテレビCMに出演してしまったという、テレビCMを象徴される方でありながら、宣伝部長として自らツイッターアカウントも運営している異色な存在として、独特の視点をご提供頂けると期待しています。
・記者の眼 – 高田馬場在住14年,変な鳥を見つけた:ITpro
参考:エステー宣伝部ドットコム | 消臭力CMエピソード
三人目のパネリストは、サイバー・コミュニケーションズ(CCI)の長澤さん。
日本を代表する広告会社である電通で、国内初のネット専業の広告会社であるCCIの立ち上げに携わり、日本のネット広告の歴史の先頭を走ってきた方と言えます。
さらに、現在は売上650億円を超える、日本のネット広告の中核企業の社長でありながら、自らツイッターでも積極的に情報発信をされている実践者であることでも有名です。
今回の副題になっている『「マス」「ソーシャル」から生まれる最適キャンペーン』というテーマのど真ん中におられる方ですので、様々な事例を見てきてこられた経験から様々な視点をご提供頂けるのを期待しています。
・電通が挑むメディア総力戦 【後編】:日経ビジネスオンライン
四人目のパネリストは、サントリー広報部の坂井さんです。
坂井さんは、サントリーの企業ブログであるサントリートピックスの2008年の立ち上げに携わり、現在ではサントリーの公式Facebookやmixi、ツイッターなどの統括をされており、日本を代表するソーシャルメディア担当部署のリーダーです。
様々な媒体で取材をされていますし、昨年のad:techの公式カンファレンススピーカーベスト5に選ばれており、お話しを聞かれた方も多いかと思いますが、ソーシャルメディア運営に長らく携わってきた経験から、様々な視点をご提供頂けるのを期待しています。
・【ソーシャルメディア活用(2)サントリーホールディングス】「『ざわざわ感』演出で消費者との接点づくり」 | AdverTimes(アドタイ)
個人的には、この豪華なパネリストを50分独り占めにして質問できると言うことで、非常に楽しみにしているのですが、せっかくの機会ですので皆さんの質問や疑問もできるだけ反映していきたいと考えております。
ハッシュタグで質問を募集しようかとも思ったんですが、大抵発言が流れて言ってしまうので、質問は私のFacebookページか、ツイッター宛に頂ければ幸いです。
ad:tech Tokyoに参加される皆さん、会場でお会いできるのを楽しみにしております。