昨年末の話になるのですが、個人的にもせっかくの記念なのでブログでも開示させて頂きます。
ひょんなことから知り合いからご紹介頂き、全日本柔道連盟の代表選手の強化合宿で、ソーシャルメディアの活用法について勉強会の講師をさせて頂きました。
まさか日本代表のジャージを着ている人たちに対して講演をする機会があるなんて思っていなかったので、かなりビビっていたのが正直なところですが、非常に真剣に聞いて頂き光栄でした。
ちなみに、皆さんご存じの通り、普段は私やAMNは企業向けにソーシャルメディア活用のアドバイスをするのが仕事なので、スポーツ選手向けのソーシャルメディア活用講座の講演資料など当然私は持っていませんし、スポーツマンからは完全にほど遠い人生を送っている人間ですので、実は当初は丁重にお断りしようと思っていたのですが。
男子の監督をされている井上康生さんが、まさかの直々に渋谷の片隅のAMNのオフィスまで来られるという経緯に感動してしまったのもあり、腹を据えて受けることにして、講演資料を一から作成したというのが正直な背景です。
井上康生さんのシドニー五輪の時の金メダルの瞬間は今も良く覚えていますし、真面目そうな人だなと言う印象は前からありましたが、日経ビジネスの2014日本の主役100人でも「みんなファンだぜ!」と書かれていたように、話をしてると自然と応援したくなってくる非常に良いオーラを持った方だなとつくづく思いました。
当然、井上監督はもちろん、そうそうたる代表選手の方々が面と向かって私の講演を聴いてくれているというのも非常に貴重な経験だったのですが。
個人的には勉強会の際に、まさかの山下泰裕さんや斉藤仁さんとも名刺交換させて頂いたのが一番の衝撃で、思わずロサンゼルス五輪時代の童心に返ってミーハーになってしまったりもする(世代が分かりますね)という本当に貴重な経験をさせて頂きました。
関係者の皆様、貴重な機会を頂き、本当にありがとうございました。
私の講演が選手の方々の何かの参考になっていれば光栄です。
東京オリンピックもありますし、今後日本の柔道界がオリンピックのメダルラッシュを担う中心として復活していく過程を、改めて一視聴者として楽しみに拝見していきたいなと思います。
月別: 2014年1月
日本でもブレークの兆し、顔出し動画ブログの威力 を日経MJに寄稿しました。
本日、日経MJ「ECの波頭」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
今回は、YouTuberやビデオブロガーの可能性について紹介してみました。
個人的にも過去に一度ビデオに挑戦して挫折した経験がありますが、今年こそ再チャレンジしようかなと思っております。
ちなみに、動画ブログというタイトルになったのは、日経新聞の読者向けと言うことで、私がつけたわけではありません、念のため(笑)
■日本でもブレークの兆し、顔出し動画ブログの威力
「こいつ誰やねん」。スカルプDのテレビCMでおなじみの宮迫博之氏がタブレットの画面を見ながら驚く、スカルプDの新CMが正月早々インターネットでちょっとした話題になった。
《ポイント》
(1)日本では個人の動画による情報発信は米国に比べ遅れていた。
(2)スマホの動画機能の向上などで、個人の動画活用が広がり始めている。
(3)個人の動画配信が企業マーケティングにどんな影響を与えるか注目。
スマホの機能が向上し、個人の動画発信が広がる
画像の拡大
スマホの機能が向上し、個人の動画発信が広がる
宮迫氏の視線の先にいるのは、ヒカキンTVなどYouTubeのチャンネル運営で知られるYouTuberのヒカキン氏。YouTuberとは文字通りYouTubeに動画をアップしている新しい映像クリエーターたちのこと。文字のブログのように動画を日々アップしていることから、ビデオブロガーやVloggerと呼ばれることもある、個人で動画メディアを活用する人々だ。
続きは日経新聞のサイトでご覧ください。

徳力の2014年の抱負:今年はモードチェンジの年にしようと思います。
毎年のことながら気がつくと、もはや1月も軽く折り返してしまっておりますが。
2006年から続いているブログでの抱負公開をしておきたいと思います。
昨年の2013年はアンバサダー重視を軸に、AMNといえばアンバサダーと言われるように努力する、というのをテーマに1年間を過ごしました。
お陰様で1月のアンバサダーサミット開催から始まり、様々な企業の方々のアンバサダープログラムのお手伝いやアンバサダー重視のアプローチにチャレンジすることができ、会社で「アンバサダー・ラボ」ブログを立ち上げたり、年末には会社のメンバーとともに「アンバサダーマーケティング」という書籍を翻訳出版させて頂くこともできました。
アンバサダープログラムを効果的に運営するためのシステムも実稼働を始めることができましたし、目標としていた最低ラインはクリアできたかな、と感じています。
気がつくと、「アンバサダー」というキーワードでの検索でAMNのウェブサイトが上位表示されるようになってきているようですし、アンバサダープログラムやアンバサダーマーケティングをやってみたいと企業の方から指名でお声がけ頂くことも増えてきており、この3年ぐらいアンバサダーというフレーズをキーワードに地道に行ってきた啓蒙活動が実を結びつつある手応えを感じています。
そういう意味では、今年2014年はアンバサダーというキーワードを単なるバズワードにしないように、成果が出るアプローチであることを一つ一つ実践し、証明していくフェーズに入っていると考えており、それが個人としてもAMNとしても最大のテーマになると考えています。
今年も、2月5日(水)にアンバサダーサミット2014を開催しますので、そこからまずはしっかり課題確認をしていきたいと思っています。
なお、アンバサダーサミットは今年から招待制になるのですが、一般公募枠を50名程度ご用意する予定ですので、ご興味がある方は是非お申し込み下さい。
一方で、個人としての今年のテーマはあえて「モードチェンジ」というキーワードにすることにしました。
今年で気がつくとAMNも7周年。私が社長をさせて頂いてからも5年が経過しようとしています。
振り返ってみると、本当にいろんな変化があった5年間で、刺激的で楽しく過ごさせて頂いているのですが。
特に一昨年から、いわゆる社内向けの社長業に専念すると宣言した関係もあり、この2年ぐらいは対外的な講演活動はもちろん、社外のイベントや飲み会でネットワーキングにかける時間も減らしてしまい、ブログを含めた執筆活動も絞ってしまった関係で、ちょっと日々の仕事のやり方がマンネリ化というかルーチン化しつつあるという反省が結構あります。
そこで、今年の2014年は個人としてのモードチェンジをして、もう一度自分らしく対外的な活動にもエネルギーを割いていけるようにチャレンジしたいと思っています。
そんな中、徳力が2014年に力を入れること及び2014年はやめることは、下記の通りです。