本日のダイヤモンドセミナー「顧客が動くtwitter運営術」の講演資料を公開します。

 本日、ダイヤモンド社さん主催の、「顧客が動くtwitter運営術」というセミナーで「ソーシャルメディアを活用したマーケティングの課題と可能性」という講演をさせていただきます。
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 基本的には普段の講演で活用しているカンバセーショナルマーケティングの講演資料になりますが、一応7月ベースのデータにアップデートしていますので、こちらの公開しておきます。
 講演では、講演時間の関係もあり全部のページに言及できないと思いますが、資料自体はこちらに全て公開させていただきますので、会社のミーティングや、有志での勉強会等、何かに使えそうであれば遠慮なくご活用下さい。

 なお、この資料は定期的に修正しており、ご提案やご指摘も大歓迎ですので是非ご連絡下さい。

Twitterのマーケティング活用の究極形は、何気ない日常行為の可視化 を日経NMに投稿しました。

nikkeinetmarketing_logo.png 日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
 今回も、前回に引き続き、Twitterの具体的なマーケティング活用について考えてみています。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
Twitterのマーケティング活用の究極形は、何気ない日常行為の可視化
「前回のコラムでは、『グランズウェル』における「活性化戦略」の視点で、Twitterのマーケティング活用を考えるのであれば、単純に公式アカウントからの発信をするだけでなく、Twitter利用者に発言してもらう仕組みをキャンペーンに取り込むべきという話を紹介しました。
 前回挙げた「UNIQLO LUCKY LINE」などの可視化の仕組みは、キャンペーンサイトや投稿サイトにTwitterで投稿する、キャンペーン限定で発言を可視化する仕組みでした。
 今回は、それを一歩進めて、習慣や日常行為を可視化する取り組みについて考えてみましょう。」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
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トリプルメディアマーケティング (横山隆治)

4844328832 「トリプルメディアマーケティング」は、ADKインタラクティブの横山さんが書かれた書籍です。
 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 トリプルメディアというフレーズは、最近様々なマーケティングのセミナーやイベントでもお馴染みになってきましたが、この本ではそのトリプルメディアの視点からマーケティング手法についての総括がされています。
 ツイッターの急速な普及もあり、ソーシャルメディアや自社メディア、マスメディアなどのそれぞれの役割や、課題や可能性が混乱しているという方も少なくないと思いますが、そう言う方は、この本を読んで一度一歩引いた視点から俯瞰してみるのが良いのではないかと思います。
 ソーシャルメディアを活用したマーケティングが気になっている方にも、参考になる点が多々ある本だと思います。
【読書メモ】
■いい広告とはなんですか?
「この広告は私のことを言っているなと感じる広告が最高の広告だ」(ピーター・ドラッカー)
■マーケティングメディアには3つのメディアがある(マルチメディア2.0)
・「買うメディア」Paid Media
・「所有するメディア」Owned Media
・「得るメディア」Earned Media
■自社メディアの特徴
・コスト効率が良い
・長期的かつ連続的である
・多目的である

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AR-拡張現実 (小林啓倫)

4839935645 「AR-拡張現実」は、タイトル通りARの基本や可能性について考察されている書籍です。
 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 セカイカメラが大きな注目を集めたこともあり、AR=セカイカメラと思っている人も結構いるかも知れませんが、この本を読むとARには他にも様々な可能性があり、すでに様々な取り組みが行われているのに気がつかされます。
 特に日本ならではのARへの取り組みの提言については、個人的にもうなずくところが多々ありました。
 ARというものが、分かったようでどうもよく分からないという方には、参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■ARとは
情報技術を使って、現実空間に何らかの情報を追加すること、あるいはそれによって情報が追加された(すなわち「拡張」された)現実空間
■ARの実現形式による分類
・マーカー型
 ARを実現するために特殊なマーカーを使用する形式
・マーカーレス型
 現実空間にある特定の図形や写真を認識して計算を行う
・位置情報型
 さまざまなセンサー類を用いることで端末の位置や傾きを確認できれば、それに応じたコンテンツを提供することが出来る
■欧米に比べウェブカメラの普及率が低く、ビデオチャットの文化も根付いていない日本では、海外のように爆発的にAR広告/プロモーションが流行するという状況にはなりにくいかもしれない

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「日銀貴族」が国を滅ぼす (上念司)

4334035698 「日銀貴族」が国を滅ぼすは、タイトル通り日銀の在り方について考察されている書籍です。
 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 正直、私は日銀の役割や中央銀行の存在意義についてよく理解しているわけではありませんが、この本を読むと、異様に長く続く日本のデフレと現状の日銀について、いろいろと考えさせられます。
 日銀について、メディアと違った視点から考えてみたい方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■中央銀行の主な役割
・通貨の供給や金利をコントロールすることで物価を安定させる
・金融システムの安定を維持する
・経済パフォーマンスを最大化させること
■日銀の根拠法には「経済パフォーマンスを最大化させること」は明示されていない
■デフレ脱却の手順案
・日本政府が額面で30兆円の硬貨を鋳造する
・30兆円玉を日銀に持ち込んで、1万円札30億枚に両替する
・30兆円を財源に、一人当たり20万円の定額給付金を毎年支給する
・デフレが終わり、マイルドなインフレが定着したら支給を停止する。デフレが終わらなければ最初に戻る

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Twitterのキャンペーン活用の基本は、発言や行動の可視化にあり を日経NMに投稿しました。

nikkeinetmarketing_logo.png 日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
 今回も、前回に引き続き、Twitterの具体的なマーケティング活用について考えてみています。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
Twitterのキャンペーン活用の基本は、発言や行動の可視化にあり
「 前回までのコラムは、書籍『グランズウェル』の「傾聴戦略」と「会話戦略」の視点から、Twitterのマーケティング活用を考えてみました。
 個人的には前回の「Twitterを本気で活用するなら『アクティブサポート』に挑戦を」に書いたように、Twitterのマーケティング活用の基本は、傾聴とその傾聴で見いだした発言に対する会話であると考えています。
 ただ、これらの活動は従来のマーケティングにおいてはリサーチやサポートに分類されるもので、成果が出るまで時間がかかりがちです。短期的な成果を期待される部署にいる方にとっては取り組みにくいと感じるかもしれません。」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
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