「投資信託にだまされるな」は出版社の方から献本していただきました。
ちょうど、「なぜ株式投資はもうからないのか」を読んだ後だったので、さらに興味深く読むことができました。
個人的には、とりあえず株式投資は向いていないので足を洗ったのですが、今後資産運用という意味では、投資信託はやはりちょっと気になる存在です。
ただ、やはりだからといって、売り文句に流されて投資信託を選んではいけないと言う意味では、株やマンション投資とも同じなのかもしれません。
この「投資信託にだまされるな」では、冷静な視点で、投資信託の活用方法を解説されているので、初心者の方にもお勧めです。
【読書メモ】
■販売手数料が高い投信はできるだけ避ける
・たとえば販売手数料が3%かかる投信に100万円を投資した場合、消費税を含めると約3万円を支払うことになるのです。
■高い信託報酬は長期の運用成績を確実に悪化させる
・長期で福利運用をする場合は、信託報酬のほんの少しの差が大きくはねかえってくるのです。
■資産分散投信を自分で作ると手数料は割安
・3タイプのインデックスファンド(必要に応じて日本債権も加える)を自分で組み合わせて、オリジナルの”資産分散投信”を作ることを提案します。
■インデックスファンドは信託報酬年1%未満、販売手数料ゼロの商品を選ぶ
【目次】
はじめに なぜ投信で失敗するのか?
第1章 こんな投信は買ってはいけない
第2章 これだけ知っておけば金融機関にだまされない!
第3章 では、どんな投信を買えばいいのか?
第4章 おすすめの投信と販売会社
第5章 世代別に見る、投資信託の活用法
付録 投信用の口座を開設しよう
おわりに
投資信託にだまされるな!本当に正しい投信の使い方 竹川 美奈子 by G-Tools |