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わたしがAMNを通じて挑戦していきたいこと

AMNlogo_middle.jpg 今更ながら振返ってみると、早くも先月7月1日で、私がAMNに活動の軸足を移してから、はやくも1年が経過してしまっていました。

 広告業界という自分にとって慣れない業界と言うこともあり、バタバタと忙しくしていたらあっという間に時間が過ぎてしまっているというのもあるのですが。
 AMNを通じて当初やりたいと思っていたことがまだまだ手つかずのままになっていたり、目の前の仕事をこなすのに精一杯で、そもそも何でAMNに移ることにしたのかをついつい忘れている自分がいたりします。

 そこで、かなり恥ずかしくはあるのですが、自分でもAMNに移ることに決めた初心を忘れないように、ここに自分がそもそもAMNに移ることを決めたときに、AMNというネットワークを通じて挑戦したいと思っていたことを書いておこうと思います。

■ネットやブログを通じたコミュニケーションの面白さを体験するきっかけを増やしたい
 
 まぁ、ぶっちゃけたことを言ってしまえば、これは自分がやっていることを認めて欲しいから、自分がやっていることを理解してくれる人に増えて欲しいという他の趣味の世界でもよくある話で、それと同じです。

 自分は明らかにブログを書き始めたおかげで、人生観とか自分の周りの環境とか180度変わってしまったタイプなのですが、まぁ、そこまで極端なことは起きなくても、インターネットやブログのようなソーシャルメディアを上手く使うことで、個人としてやれることとか、見える世界とかが変わる人というのはきっと多いと思います。

 いまだにテレビや新聞で、インターネットと言えば自殺掲示板、出会い系みたいに語られるケースがあるのが正直本当に悲しかったりするのですが、日本のブロードバンド利用者数は3000万とかですから、ネット社会って実社会とそれほど人口分布的にも変わらなくなってきていると思います。
 
 そろそろ、ネットを毛嫌いしている人にも、ネットの良い部分(悪い部分もありますが)をもっと知ってもらいたいなーと真面目に思ったりします。

 そういう意味で、そんなネットを使ったコミュニケーションの価値を理解してくれる人が増えれば、もっといろんな面白い出会いが増えて、自分ももっといろんな経験ができるはずで。
 
 AMNのネットワークに参加してくれている人達の活躍を支援することで、そういう人達を参考に自分でもブログを始める人が増えたり、AMNで開催するイベントとか企画とかを通じて、ネットワークを通じたつながりの面白さを体験してくれる人が増えたりすると、良いなーと思っていたりします。


■インターネット自身の価値を上げるようなマーケティング活動を増やしたい

 一番目の項目はある意味、AMNに入らなくても個人でやれるところはあったりします。

 私自身、AMNに入る以前もアルファブロガー投票企画とかブロガーカンファレンスとか、個人軸でいろいろやっていたので、それを継続するという手もあったわけですが、AMNに入らないと難しいと思ったのは、この2番目の項目。

 インターネットって、なにもGoogleやYahooなど一部のネット企業によって作り上げられているわけではなく、実は私たち利用者全員の力によって作られているわけですが、残念ながらそのインターネットの価値を増す形で使っている人が多いか、焼畑農業的に短期的な利益だけを持って行こうとする人が多いかで、その価値の行方は大きく変わってくると感じています。

 具体的な後者の例を挙げると、スパムブログなんかが典型例。
 短期的に彼らはそれで利益を上げられるかもしれませんが、そのままスパムブログがのさばればブログ自体が情報源として検索や情報収集の対象から外されるようになり、結局誰も得をしない状況になってしまうと感じています。(まぁスパムブログ運営者の人たちはそれで良いのでしょうが)


 個人的に特にそれを強く感たのが、PayPerPost型の手法が台頭してきた2006年。

 もともと、広告メッセージを企業が決め、コントロールできていたマスマーケティングの世界と、企業のメッセージよりも利用者側のクチコミが強くなりがちなインターネットマーケティングの世界には非常に大きなギャップがあることを感じていました。

 そういう意味で、ブロガーに300円渡して記事広告を大量に生成するというマスマーケティング的な価値観の手法が、企業のマーケ担当の方々や広告代理店の方々に好まれて大量に利用されたのは良くわかります。

 ただ、そういったPayPerPostを利用した製品名で検索すると、同じようなプレスリリースをコピペした記事ばかりが引っかかるという結果を生み、実は製品を検索した人に与える印象は良くないと感じていますし、私自身うんざりした経験があります。

 これって結局、インターネットやブログの経験を劣化させる行為になってしまっているわけで、長い目で見るとネットにもブログにも良くない行為なのではないかと思うわけです。


 で、企業側の人達がネットのクチコミとかマーケティングの本当の価値を理解してくれれば、もう少し違ったアプローチを検討するケースが増えてくれるんじゃないかと思ったりするわけです。

 でも、当然それならそうでPayPerPostを批判するだけじゃなく、インターネットやブログならではの効果的な方法というのをちゃんと見つけないといけないわけで。
 それはやっぱり個人ではできないですから、AMNのようなそれ自体をビジネスにしている会社でやるべきなんだろうなと思っているわけです。

 その一環として模索しているのがカンバセーショナルマーケティングというコンセプトです。
 まぁ、道のりはまだまだ遠いですが・・・


■大企業のなかの人たちと、ネット系の人たちが、つながる機会をもっと増やしたい。

※大企業という言葉がミスリードなのは認識しつつ、あえて大企業という言葉を使わせてもらいます。大企業というのは、典型的な「組織」と「個人」の価値観が相反する組織だと思うので。

 個人的には何となく、各業界においてネットとマスメディアの対立とか、ネットとコンテンツホルダーの対立みたいな、ネット系の人達と大企業系の人達の間に意識的な対立とかギャップみたいなものはまだまだ大きいと感じています。

 もちろん、一般的な大企業における組織を重視する価値観と、インターネット的な個人のキャラが立ちやすい価値観というのは、180度真逆な価値観であるのは事実だと思うのですが、一方でインターネットを効果的に活用することで大企業も大企業の中で働く個人もメリットを受ける方法というのはいくらでもあるはずで。

 そろそろ、大企業の人達とネット系の人達が連携して何かを生み出そうとするというパターンがもっと増えてきても良いんじゃないかなーと思ったりします。


 まぁ、これは多分ぶっちゃけた話で言うと、私自身がNTT出身者というのを今でも意識しすぎていて、自分のNTTの同期や大学の同期に、自分が今いる業界のことを分かって欲しいなーと潜在意識で思っているというのが大きいのではないかと思ったりしますが。

 大企業的な価値観も経験していて、ネット系な価値観も体験している自分の役割というのはそこにあったりするのかなーとぼんやり感じていたりします。

 昔、堀江さんの発言で議論になった「ネットとメディアの融合」は、そもそも当時議論されていたようなネットがメディアを飲み込むという話ではなく、お互いの良い点を組み合わせて新しいものが生み出されていくとイメージするのが正しいと思っていますし、実際に今そういう変化が起きてきていると思っています。

 そういう大企業系の何かとネット系の何かの組み合わせによって生まれる変化とか、新しい何かを生み出すきっかけの一つを、AMNを通じた活動とかイベント等の企画で生み出して行けたらなーというのが、もう一つの私の妄想です。

 
 まぁ、もちろんAMNは何もボランティア組織ではなく営利企業ですし、そもそも私自身や社員が食べていくためには当然売上や利益を上げないといけないですから、綺麗事や理想だけではやっていけないのですが。
 
 そういった思いがあるからこそ、多くの方に支えて頂いて、注目して頂いていると思うので、やはりこれは忘れないようにしたいと思います。

 
 ということで、毎度毎度長文の自分語りエントリーで恐縮ですが。

 ここまで読んで頂いた皆さん。

 もし、私が仕事の忙しさに忙殺されて上記の初心を忘れていそうな発言をしたり、行動をしていたりしたのを見かけたときには、是非遠慮無くご指摘いただければ幸いです・・・



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ん?呼びましたか?(笑) from 天気晴れ - ITと趣味のブログ 2008-08-16 (土) 00:49
わたしがAMNを通じて挑戦していきたいこと 「インターネットに恩返しをする責任がある。」という書き込みをされるぐらい、この方の生き方は実に気持ちが良い。...

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