「嘘を見破る質問力 」は、SBI大学院大学教授をされている弁護士の荘司 雅彦さんの書籍です。
献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
自分はどうも騙されやすいという人には、参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■本丸に入るまでに、外堀を固めておいて逃げられないようにする
・実をとって相手に逃げ道を与える方法
・相手に断固真実を述べさせる、もしくは認めさせる方法
■ほとんどの証人達は意識的に嘘をついているのではない
意識的もしくは無意識的に「つくられた記憶」に基づいて、「主観的」には真実を述べている
■反対尋問をする際の2つのポリシー
・原則として、証人席で証人が話す内容が当方依頼者の言い分や客観的な証拠と矛盾していても、まずは「記憶違い」だとみなす・
・例外として、証人として当然知っているべきことをスットボケたり、反対の事実を述べるなど、不自然きわまりない場合は「嘘」をしゃべっているとみなす。
■相手の嘘を見破る5つの方法
・ハッタリ
・相手の左顔を観察する
・話を広げていって、突然、元の部分に戻ってみる
・イエス、イエスで囲い込む
・わざと相槌を打たずに、じっと目を見て話を聴く
反対尋問の手法に学ぶ 嘘を見破る質問力 荘司 雅彦 日本実業出版社 2008-06-19 by G-Tools |