「つるの式「伝える技術」新常識」は、複数の著書を書かれているビーンスター株式会社の鶴野さんの書籍です。
献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
鶴野さんとは、メデコミ会だったりACフォーラムだったり、いろんなところでお世話になっていますが、実に様々な顔を持っている自己演出のプロです。
この本ではそんな鶴野さんならではのコミュニケーション技術が開示されていますから、どうもビジネスの基本的なコミュニケーションが苦手という方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■人はほとんどの場合、聞いていても相づちを打っているだけで、話し手が思うようには理解していません。
■「何か面白そうだな」と思わせるのが、はじめの第一歩
興味をひいて、自分でイメージを膨らませ、考えてもらう。
そして、「相手から質問をさせる」
■転職の面接の意識のギャップ
・採用するほうは、自分たちが求めている人材かどうかを判断します
・応募するほうは、自分を人として気に入ってほしい気持ちが先走ります
■もし仮に、問題点を挙げて終わりにする人がいたらどうすればいいか。
「じゃあ、その問題点をクリアしたら、GOですね」と元気よく言ってみる。
■大切なのは、過去に名刺を渡したかどうかではなくて、今、その場で相手に名刺を見てもらいながら、会話をすること
■取材やヒアリングの導入時には、世間話などもしながら、そんな相手の「たくさん話せる話」の中心がどこにあるのかを相手の反応を見ながら知ること
■某ネットベンチャーを経営する後輩は「求人の応募フォームのコメント欄に何も書かない人は面接に呼ばない」と言い切ります。
つるの式「伝える技術」新常識 小学館 2009-10-07 by G-Tools |