タブレット革命 (松村太郎)

4048688618 「タブレット革命」は、先日紹介した「ハッピー・ワークスタイル」の共著者でもある松村太郎さんがiPadについて考察している書籍です。
 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 
 iPadブームや、その先にあるであろうコンピューティングの変化の可能性について考えてみたい方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■アメリカでは2010年4月3日に発売されたiPadは、iPhone以上のペースで販売が進んでいます。
■ウェブが「読める」ようになる
・ワンタッチですぐにウェブページを閲覧することができる
・ながらブラウジングができるようになった
・ウェブサイトを「見る」から「読む」体験に変化させた
■90度と180度のコミュニケーション
・90度に立っているディスプレイ同士で向かい合った相手が、今何を表示しているかはもちろん、その手元で何をしているかすらわかり


■ノマドワーカーにとってのタブレットは、重要な情報手段であり、仕事の道具であると同時に、優秀な秘書として、あるいは意思決定をする現場としても機能しているのです。
■「iPhoneは画面が小さく、レイアウト性などをあまり考慮に入れずにデザインすることができましたが、iPadでiPhoneと同じようにアプリ画面をデザインしようとすると、広さを持て余してしまったり、画面が使い切れない構成になってしまうのではないか」(南雲怜央氏)
■ツイッターは「巨大質問メディア」(伊藤穣一氏)
■フリーフローエデュケーション
 ソーシャルメディアとフリーエデュケーショナルリソースを活用する学習のスタイル
■ソーシャル・ラーニング
 大学の外で行われるカジュアルな学習
■テル型メディア
 マスコミ等に代表されるプッシュ型メディア
 グーグルが築いてきた検索中心のウェブ時代を象徴するプル型メディア
 次のメディアの形、テル型メディア

4048688618 タブレット革命 〜iPad登場でわかった“板型PC”の破壊力
松村太郎
アスキー・メディアワークス 2010-09-09

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