「新ソーシャルメディア完全読本」は、ループスの斉藤徹さんが現在のソーシャルメディア事情について解説している書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では特に海外のソーシャルメディア事情に詳しい斉藤さんならではの視点で、ソーシャルメディアの分類や可能性が解説されていますので、ソーシャルメディアについて俯瞰的に勉強してみたい方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■日本におけるフェイスブックの今後を占う上で、一番のキーになるのがビジネス活用
・企業のマーケティング活用
・ビジネスパーソン向けソーシャルネットワーク
■Flixsterの友人分類
・ソウルメイト
・大親友
・親友
・友人
・軽い知り合い
・悪い相性
・すぐに逃げろ
■主客一体
欧米型資本主義経済による大量生産、大量消費の時代の先にあるのは、日本人が得意とする生活者参加型、いわば「和」の時代が訪れ、それが世界のスタンダードとなっていくでしょう。
■生活者に共感される会社になるために必要な5つの課題
・自社の価値を見直す
・顧客に対する貢献姿勢を明確にする
・社会に対する貢献姿勢を明確にする
・信頼される企業になる
・生活者と対話・交流する
■コラボレーション型の商品企画・開発での3つのポイント
・全く知識や経験のない生活者を対象にしても失敗する
・生活者はボランティア精神で参加する
・知識集約のメカニズムを最適に使い分ける
■活用タイプ別に見る販売活動事例
・おすすめや体験を共有するタイプ
・商品やクーポンを共同購入する
・ソーシャルメディア内にコマースサイトを運営する
・ソーシャルメディアと連携したコマースサイトを運営する
・自社コミュニティと連携したコマースサイトを運営する
■twelpforce （BestBuy）
返答のうち、約半分はGeek Squadという運用チームの応対。
twelpforceで積極的に返答することは、自分自身の人気にもつながる、つまりセルフブランディングの場として活用されているのです。
■情報伝播を改善する3つの方法
・ブランドのファンを増やす
・ブランドの共感度を上げる
・影響力の強いインフルエンサーとの交流を深める
■ソーシャルメディア上でクチコミを劇的に促進する4つの仕組み
・コンテスト型
・共同購入型
・マーケットプレイス型
・セルフブランディング型
■ブランドを含むツイート数とポジティブ率の比較
■ブランドページへのリンクを含むツイート数の比較
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新ソーシャルメディア完全読本 フェイスブック、グルーポン・・・これからの向きあい方 (アスキー新書) 斉藤徹 アスキー・メディアワークス 2011-01-08 by G-Tools |
