Facebookマーケティング戦略 (池田紀行)

479812365X 「Facebookマーケティング戦略」は、タイトル通りFacebookを活用したマーケティングについて考察されている書籍です。
 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 この本では、著者の池田さんならではの視点で、Facebookを活用したマーケティングのポイントについて考察されていますので、Facebookの企業活用を基本から学びたい方には参考になる点がある本だと思います。 
【読書メモ】
■ソーシャルメディアマーケティングの目的
・ブランディング/ブランドマネジメント
・広報活動の強化
・プロモーション
・カスタマーサポート
・顧客理解の促進
■フェイスブックページの運用によって得られるマーケティング効果
・潜在顧客との関係性づくりおよび接触頻度の向上
・ファンの可視化およびエバンジェリスト化


■フェイスブックページのマーケティングプラン策定プロセス
・目的とゴールの整理
・具体的施策の検討
・協働運用体制の構築
・フェイスブックページ構築
・運用
■フェイスブックページに必要と想定されるコスト
【イニシャル】
・社内人件費
・コンサルティング費
・フェイスブックページ制作費
・アプリ制作費
・サーバー初期設定費
【ランニング】
・社内人件費
・フェイスブック広告出稿費
・コンサルティング費
・効果測定レポーティング費
・アプリ保守、メンテナンス費
・サーバー維持管理費
・監視費用
■フェイスブックページ運用の3ステップ
・運用体制の構築
 ・社内運用体制の構築・安定化
 ・PDCAサイクルの習慣化
 ・自社サイトからの誘導等によるファン獲得開始
・ファン獲得
 ・フェイスブック広告等によるファン獲得強化
 ・アプリ導入による情報伝播促進
 ・各種キャンペーンによる短期的なファン獲得
・維持・活性化
 ・最適化による投稿コンテンツのエンゲージメント向上
 ・コアファンとの関係性強化を狙ったアプリ導入
■フェイスブックユーザーのブランドファンがブランドに提供する平均的な金額は1人当たり年間136.38ドル(Syncapse社調査)
■「フェイスブックは数あるソーシャルメディアのひとつでしかないし、ソーシャルメディアはカスタマーとコミュニケーションする方法のひとつでしかありません」(SUUMO 田島氏)
■「ハウツー本で得られることから、さらにもう一歩踏み込んで考えないと成果は出せません。特にソーシャルメディアの世界は手を動かさなければわからないことがたくさんあります。」(USJ 大森氏)
■「個人のソーシャルグラフ自体に企業が手を加えてしまうことはすべきではない」(コカコーラ江端氏)
■「よくよく考えると、企業とお客さまとのコミュニケーションという広報としてあるべき姿になっていました」(伊藤ハム 関澤氏)
■「どれだけおもしろい取組みをしていようと、知ってもらわないことには見にも来てもらえない」(パソナテック森氏)
■「オンラインからオフラインへとつながるフェイスブックの活用は今後も良品計画のフェイスブックマーケティングの大きなテーマになる」(無印風間氏)
■「個人的には、ソーシャルメディアに特化した役職の人が必要になるという感覚はあまりありません。むぃろインフォメーションオフィサーのような立場のほうが、われわれの会社の状況でいうと必要とされると思いますね。」(トヨタ 本多氏)
■「ソーシャルメディアは、いわゆるプロモーションに使うことを前提にするよりも、事業全般の中で幅広く活用法を考えた方が良いと思います。」(ベネッセ 橋本氏)
■「実はスターバックスコーヒージャパンのツイッターは、震災がきっかけで3月に開設することになったんです」(スターバックス 長見氏)

479812365X Facebookマーケティング戦略
池田 紀行 株式会社トライバルメディアハウス
翔泳社 2011-07-16

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