ユーザー目線で考えよう、ここが変だよ「ネット広告業界」 を宣伝会議 AdverTimesに寄稿しました。

 このたび、宣伝会議さんが運営されている広告業界向けポータルサイト「AdverTimes(アドタイ)」で、「アンバサダーの視点」というコラム連載をさせて頂けることになりました。
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 実は広告業界、マーケティング業界向けのコラム連載をするのはかなり久しぶりになります。
 昔、日経デジタルマーケティングの前身であるNetMarketing Onlineで「カンバセーショナルマーケティングの近未来」というソーシャルメディア活用を中心としたネットマーケティング手法を考察したコラム連載をさせて頂いていたことがあるので、それ以来と考えると5年ぶりでしょうか。
 元々私自身、広告業界の出身では無いと言うこともあり、自分のマーケティングにおける知識の狭さや偏りがずっと気になっていて、ソーシャルメディアマーケティングバブルの最中に、胸を張って持論を書くのが自信がなくなったのもあり、本業が忙しくなってきたのをこれ幸いと言い訳に、コラム執筆や講演活動をかなり絞った経緯があるのですが。
 一昨年さとなおオープンラボに参加して自分の立ち位置を整理することが出来た上に、今年はさとなおリレー塾で蒼々たる講師陣の一角に選んで頂いて自分のプレゼンを整理できたこともあり、自分のユーザー目線での情報発信でも広告業界の人にとって少しは意味があるのかな、と少し考え直すことができるようになってきたこともあり、今回宣伝会議さんにお願いしてアドタイにコラム枠を頂いた次第です。
 こちらのコラムは「アンバサダーの視点」というタイトル通り、広告業界の経験が無かった私が、ネット広告業界に入ってユーザー視点で日々感じていたことを率直に書いていってみたいと思いますので、お手柔らかにコメントやフィードバックを頂けますと幸いです。


 ということで、1本目と言うことでちょっと挑戦的なタイトルにしてみた最初のコラムはこちら。
ユーザー目線で考えよう、ここが変だよ「ネット広告業界」
ネット広告業界には、ユーザー視点で考えれば当然に思えることが、見えなくなってしまう人が意外に多い気がするのは何故なんだろう。そんなことを感じるようになったのは、私がアジャイルメディア・ネットワークの立ち上げを手伝うようになる前のこと。2006年の頃の話です。
特に当時、問題意識を持っていたのが「ペイパーポスト」と呼ばれるブログの広告手法。ペイパークリックがクリック単位でお金を支払うのに対し、ポスト(記事)単位でお金を支払うことからペイパーポストと総称されていたものです。
要は、ブログを持っている人に100~300円で記事を書かせることができる、というサービスで、100万円ぐらい予算があると簡単に数千記事ブログを書いてもらうことができるという分かりやすさから大流行し、数十のさまざまな事業者が乱立しました。
 続きは、宣伝会議 AdverTimesのサイトでご覧下さい。
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