「ストレスフリーの整理術」は、「ストレスフリーの仕事術」でもお馴染みのデビッド・アレンさん執筆、田口さん翻訳で書かれた、GTDのバイブルとでも言うべき書籍です。
出版社の方から献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
実際にはストレスフリーの仕事術よりも、ストレスフリーの整理術の方が先に出ている本なのですが、もともとの本の翻訳がちょっと読みづらかったのもあり、翻訳の権利が切れたタイミングで、改めて出版社を変えて再出版されるに至ったとのこと。
実際、私も前のバージョンは読んでいたのですが、今度の翻訳は田口さんが監修されていることもあり、とても読みやすくなっています。
まだGTDを良くわかっていないという方はもちろん、GTDには影響されたものの、なかなか続けることができていないという方にもお勧めの一冊だと思います。
【読書メモ】
■「知識労働においては作業は与えられるものではなく、自ら定義すべきものだ。」(ピーター・ドラッカー)
■GTDの基礎となる五つのステップ
・「気になること」すべてを1カ所に「収集」する
・それぞれの意味と何をすべきかを明らかにする「処理」を行う
・その「処理」の結果を「整理」する
・それらの行動の選択肢を「レビュー」する
・選んだ行動を「実行」する
■ナチュラル・プランニングモデル
・目的と価値観を見極める
・結果をイメージする
・ブレーンストーミングする
・思考を整理する
・次に取るべき行動を判断する
■リアクション型プランニングモデル
このモデルでは組織のエネルギーがムダに消費される
■職場で人にわずらわされない自分の空間があり、平日だけ働いているのであれば、金曜の終業時間を2時間早めてレビューすると良いだろう。
■6つのレベルで仕事をレビューするモデル
・人生
・3~5年後の構想
・1~2年後の目標
・責任を負っていること
・現在のプロジェクト
・現在の行動
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 田口 元 二見書房 2008-12-24 by G-Tools |