「坂本桂一の成功力」は、ウェブマネーやアルダスなど複数の起業を次々に行ってきた坂本桂一さんの書籍です。
「新規事業がうまくいかない理由」に続いて出版社から献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
成功の定義というのは人によって様々だと思いますが、特にビジネスの世界に生きている方には成功の再定義をするという意味で参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■世の中の成功と失敗というのは要するに、さまざまな局面に存在するスレッショルド(閾値)を超えたか超えないかの言い換えにすぎない
■「これが一番」という評価を市場が下した途端、消費者は一斉にその商品や企業を支持し始めるという現象が起きます。
■スレッショルドを超えるために一歩前に出るという生き方が、人として正しいのかどうか私には分かりません。しかし、成功したいと思うなら、そうする以外ないのです。
■結果がでないうちにやめてしまえば、そこまでの努力がすべて無駄になるので、何もしないのと同じことになってしまう
■仕事のスピードをアップするポイント
・仕事の先送りをしないこと
・無駄を省く
■プロとして成功したいなら、24時間、365日できることを何でもするのが当たり前だと思わなければなりません。
■営業というのは、売ってナンボ。売らない営業に存在価値などこれっぽちもありはしません。
■絶頂期が会社にとって最大のピンチ
ひとつのヒット商品に会社が依存している状態そのものも、実はかなり危険
■経験なんて関係ない、自分ならできると勇気を出して一歩を踏み出さない人には、成功のチャンスは永久に訪れないでしょう。
■成功するというのは、自分で世界をつくる、小さいながら世界のつくり手に加わるということです。
坂本桂一の成功力 坂本 桂一 PHP研究所 2009-03-18 by G-Tools |