「ネットがあれば履歴書はいらない」は、「グーグル – Google 既存のビジネスを破壊する」や「フラット革命」で有名な佐々木俊尚さんの書籍です。
献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、大手新聞社から独立してフリーのジャーナリストとして活躍する佐々木さんならではのセルフブランディング術がまとめられていますので、自らのブランディングについて真剣に考え始めたいと言う方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■エゴサーチ
エゴサーチの重要性に気付いている人は、日本にはまだ少ない。しかし、私は今後の日本社会で生きていく上で、非常に重要なツールになると考えている。
■健康情報におけるプライバシーはもう終わった(ロバート・スコーブル)
・ツイッターで自分の病気の内容を公開すると、その情報を見たツイッターユーザーが、医者よりも多くの情報を教えてくれる
・あなたが考えなかったようなアイディアを他の人が教えてくれる
・自ら病気のことを他の人に打ち明けることによって気分が良くなる
・医師が判断した病気の診断が正しいかどうかも確認できる
■質の高いフォロワーをつかむ10のポイント(山本敏行氏)
・自分を積極的に出す
・投稿内容をある程度のジャンルに絞る
・有益な情報をつぶやく
・投稿しすぎない
・最終のつぶやきを意識する
・フォロー数よりフォロワー数が多い方が良い
・携帯で写真を撮って投稿する
・ツイッター関連のブログ記事を書く
・つぶやきの反応を分析する
・ツイッターの面白さを友人に紹介する
■インターネット上では、正義が勝つ
インターネット上での出来事は、最終的には落ち着くところに落ち着くという意味だ。
■ブログは講演会場、ツイッターはパーティー形式の立食会
・ブログは書かなければというプレッシャーもあり、あまりにつまらないことを書いてしまうと誰にも読んでもらえないと言う状況が待ち受けている。
・ツイッターは多くの人がひしめき合い、小さな卓を囲んで行う立ち話はその周囲の人間にしか届かない。
ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書) 宝島社 2010-01-09 by G-Tools |