ストレスフリーの整理術 実践編 (デビッド・アレン)

4576101714 「ストレスフリーの整理術 実践編」は、「ストレスフリーの仕事術」「ストレスフリーの整理術」でもお馴染みのデビッド・アレンさん執筆、田口さん翻訳で書かれた書籍です。
 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 デビッド・アレンさんと田口さんといえば、日本でもGTDやライフハックブームを引き起こした火付け人と言えると思いますが、この本ではそんな二人からGTDを実践し続けるためのヒントやアドバイスが満載です。
 GTDに一度チャレンジしたけれども、なかなか長続きしていないという方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■GTDが広まった3つの要因
・GTDが、誰にでも理解できる論理的なプロセスとして機能している。
・GTDは、誰もが持っている日常的な道具を用いて、誰もが思い立ったときに気軽に導入できる。
・GTDが解決しようとしている問題が世界的な規模で広まりつつある。
■ワークライフバランスという発想には根本的な間違いがある
 「仕事」と「プライベート」がきっかり区別されるべきだという前提がそもそも間違いなのだ。


■自己管理の4つのエリア
・キャプテン&コマンダー 見通し 高 コントロール 高
・空論家・理想家     見通し 高 コントロール 低
・細かすぎるマネージャ 実践者 見通し 低 コントロール 高
・被害者・対応者     見通し 低 コントロール 低
■「収集」のステップですぐに効果を出したいなら、その1つの方法は身の回りを片付けることである。
■収集を成功させるポイント
・悪いアイデアはない
・収集しすぎることはない
・意識の流れをさえぎらない
・義務感を持たない
・収集を習慣づける
■私が整理システムを使う理由の9割は、予想外のことが飛び込んできたときに他のことを中断してやるべきかどうかを素早く判断するためだと言っても過言ではない。
■心を完璧に掃除する
・システムを改善するためのプロジェクトと行動を見極める
・「処理」の時間をスケジュールに組み込む
・週次レビューを習慣化する
・上のレベルのための時間を作る
■GTDを実践している人の「7つの習慣」
・思いついたらすぐにメモをする
・ToDoリストが状況別に整理されている
・具体的なアクションが想像できるToDoになっている
・リマインダーツールを使いこなしている
・週次レビューを実践している
・2分ルールを実践
・思いついたらチェックリストを作る

4576101714 ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編 仕事というゲームと人生というビジネスに勝利する方法
デビッド・アレン 田口 元
二見書房 2010-11-26

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