選挙は誰のためにあるのか(松田馨)

4890229345 「選挙は誰のためにあるのか」は、選挙プランナーの松田馨さんが日本の選挙について考察している書籍です。
 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 この本では、日本最年少選挙プランナーの松田さんならではの視点で、日本の選挙を冷静に考察されていますので、日本の選挙制度について俯瞰的に見てみたい方には参考になる点がある本だと思います。
 私自身も「それでも、私たちは選挙に行くべきだと思う理由」なんていう記事を書いたことがあるのですが、この書籍で書かれているように「投票率が低ければ、組織票だけで当選できるようになるので、組織の支援を受ける候補者とその組織は得をすることになります」という点は日本人が忘れてはいけないポイントだと思います。
【読書メモ】
■選挙は唯一法律で許された戦争だ
・敵がいないと成り立たない
・時間の使い方、お金の使い方、人の使い方というものがかなり無茶苦茶
■すべての選挙の基本となるのは戸別訪問です。
■1回の選挙にどれくらいお金がかかるのか
・人口10万人程度の市で行われる市議会議員選挙に新人広報が立候補した場合、無駄なお金を使わないようにして自己負担が200万円~300万円ぐらい。
・現職で地道な活動を続けてこられた方は、選挙で特別なことをする必要が無いので、自己負担100万円以下の人も。
・市長や町長などの首長選挙となってくると1000万円や2000万円
・知事選挙ともなると3000万円~1億円