「アドガール」は、「わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか」でも紹介した伊藤春香さんの書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、ブログブームの時代に脚光をあびた「はあちゅう」こと伊藤さんならではの視点で、広告業界や仕事術をまとめていますので、就職後の仕事に不安がある学生さんにはヒントになる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■クリエーティブ局とその他の局の人たちの一番簡単な見分け方は、ずばり、私服というか。もちろん、他の部署にも私服の人たちはいますし、クリエーティブでもスーツを着ている人はいるのですが、私服はある意味特権なのです。
■ブログは最終的に、本や漫画にもなりました。
今じゃ考えられませんが、最高一日47万PV。
当時はまだブログが広まり始めたところでしたし、芸能人でも無いタダの女子大生のブログが人気らしいと言うことで、そりゃ、いろんなことがおきました。
雑誌やテレビの取材が来る。仕事が頼まれる。
一方で、大変なこともありました。
罵詈雑言・脅迫メールはしょっちゅう。
写真の悪用も良くありました。
自分がヤフーオークションで売られていたこともあります。
■希望の会社に受かる方法なんてあるのだろうか?
受かる方法はズバリ「ハッタリ力」をつけることです。
土壇場で実力があることと同じくらい大事になってくるのが、「実力があるように見せること」なのだと思います。
■小学校一年生から、今までずーっと日記をつけています。
(ブログを書き始めてからも、紙の日記も継続しています。)
私にとって書くこと=発散行為なので、日記の目的は読み返すことではなく書くことです。
アドガール 大手広告代理店新人日記 伊藤 春香 主婦の友社 2011-03-02 by G-Tools |