金曜日のやまもといちろう×イケダハヤト対談イベントで、あえて真剣に考えてみたい #ブログ論争 の目指すべき姿

 昨日、ニコ生中継等のお知らせをした、やまもといちろう×イケダハヤト対談イベントですが、時が流れるのは早いモノで、うかうかしているうちに、あと丸一日たつと開催日当日という状況まで追い込まれてしまいました。
 この日が永遠に来なくても良いのになぁとか勝手なことを思っていたりもしましたが、時間というのは非情なものですね。
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 ということで、今更ではありますが、金曜日の対談で個人的に是非二人の議論から見いだしたいなぁと思っていることをメモしておきたいと思います。
 今回のイベントは最終的にやまもとさんに私が退路を断たれる形で、私が火中の栗拾いをする構造になりましたが、元はといえば二人がイベントをやろう、と盛り上がっていたときに、私自身が自らイベント仲介しましょうか?と手を挙げたのがきっかけです。
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 そういう意味では自業自得なわけで、イベント開催が決まってから会う人会う人に「栗拾い大変そうですねぇ」とか心配して頂くのが本当に申し訳ないかぎりで。
 お祭り好きとか、目立ちたがり屋と言われたら、まぁそうだよなぁと思ってしまうわけですが。
 個人的に今回のイベントの仲介に手を挙げたのは明快な理由があります。

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やまもといちろう×イケダハヤト対談イベントの、ニコ生中継が実施できることが決まりました。追加チケットと二次会のチケットも販売中ですので興味がある方は是非どうぞ。

 すっかり、前回のやまもといちろう×イケダハヤト対談イベント概要告知から間が空いてしまいましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
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 私は週末にできた口内炎が悪化して、このまま金曜日を迎えると妙に無口なモデレーターという体になってしまいそうでビビっておりますが。
 12日金曜日に開催する予定の「やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント」について、いくつかアップデートがありますので共有させて頂きます。
■ライブ中継について
 会場を調整いただいた現代ビジネスさんの瀬尾傑さんのご協力で当日のニコ生中継も実施できることが確定しました。
 当日会場に来られない方は、こちらのチャンネルでご覧ください。
 http://ch.nicovideo.jp/gendai
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 有料会員向けチャンネルですが、今回、無料でライブ配信をして頂く予定です
 また、当日環境に問題なければUstream配信も検討する予定です
 http://www.ustream.tv/channel/agilemedia

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震災と福島の原発事故をきっかけに、日本人は自分以外の誰も信じられなくなってしまったという残念なデータ(エデルマン・トラストバロメータより)

 先月、エデルマン・トラストバロメーターのセミナーに参加させて頂きました。
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 エデルマン・トラストバロメーターとは、世界26カ国で31,000人を対象に実施されている信頼度調査。各国のいろんな組織や人に対する信頼度がどのように推移しているのかを定点観測しているエデルマンの企画で、すでに13回目にもなる名物リサーチのようです。
 詳細のデータは、リリースやプレゼン資料がネット上に無料で開示されていますので、そちらをご覧いただければと思いますが。

 個人的に衝撃を受けたのがこちらの10ページのグラフ。
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 日本人の政府や企業、メディアなどに対する信頼度の推移のグラフなんですが、当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、震災があった2011年を契機に、メディアや政府に対する信頼度が激減してるんですよね。
 推測するに原子力発電所の事故周辺の情報隠蔽疑惑の影響でしょうか。
 特に政府の失った信頼は震災から二年経った今でもまだまだ戻し切れていません。

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ローソンの製造小売宣言とアップルストア本に感じる、製造と小売を分けて考えることが時代遅れになる時代

 先日「CMO+CIO Leadership Forumで考える日本企業におけるマーケティングとテクノロジーの融合の難しさ」という記事を書きましたが、その際に一番衝撃を受けたセッションだったのが、ローソンの玉塚さんのプレゼンでした。
 プレゼンの詳細は下記の記事に出ていますが、
IBM CMO+CIO Leadership Forum Report:ローソン、ビッグデータ分析で「街」をもっと幸せに
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 最も衝撃を受けたのが下記の発言
「顧客の支持を得るためには、製造小売型のコンビニエンスストアを追求するしかない」
 ローソンと言えば、コンビニエンスストアですから教科書的に分類されるのは、当然「小売」業です。
 製造小売というのは、ユニクロや無印のように自らが製造した商品を自らの店舗で販売する業態を言うのであって、ローソンのような多数のメーカーの商品を販売するのが前提としている企業は、当然「小売」と定義されるべきでしょう。
 それが、明確に製造小売型を追求すると宣言されたのだからびっくりです。
 ある意味、これは現在コンビニに製品を並べているメーカーの方々への宣戦布告とも捉えられかねない発言なわけですが、玉塚さんの発言の趣旨としては、他のコンビニと全く同じ商品しか並んでいないコンビニでは顧客に選ばれないという危機感が後押ししていたように感じます。

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CMO+CIO Leadership Forumで考える日本企業におけるマーケティングとテクノロジーの融合の難しさ

 先週IBMさんが主催された「CMO+CIO Leadership Forum」に光栄にもお誘いいただいたので当日の感想をメモしておきたいと思います。
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 当日の概要は、ITmediaさんがセッションごとに記事を書かれているので、そちらをご覧いただければと思いますが、イベントのタイトルにもある通り、CMOというマーケティングの責任者とCIOというシステムの責任者が両方とも対象になっている日本では珍しいタイプのイベントで、非常に刺激になる内容でした。
キヤノンの異色デジカメ「PowerShot N」が生まれた理由
ローソン、ビッグデータ分析で「街」をもっと幸せに
 実際、ビッグデータの議論でよく課題に挙げられるように、デジタルマーケティングの世界においてはマーケティングとテクノロジーのトップが連携して取り組むことの重要性が良く言われます。
 日本においては、そもそもCMOという役職自体が存在せず、その不在がマーケティング担当者の現場で嘆かれていたりしますが、さらにマーケティングの領域を統合するどころか、システム領域と連携しなければいけないわけで、縦割りの組織構造に慣れてしまった日本企業には難しい課題だなと思ったりするわけです。

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【やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント開催日4月12日(金)決定】3月15日までに100名以上の申込があれば、講談社講堂でのイベント開催を確定したいと思います。 #ブログ論争

※12時時点で、あっさり申込者が100名を超えましたので、イベント開催は確定とさせて頂きます。申込は引き続き席数がなくなるまで継続中です。
 お申し込み頂いた皆さん、当日はよろしくお願い致します。

 すっかり前回の一問一答から、二週間以上の放置プレイになってしまいましたが、関係各所から協力のお申し出をいただき、登壇者二人の日程調整が無事できましたので、「やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント」を告知できる段取りになったことをご連絡致します。
 イベントの概要については下記ページに掲載しましたのでご覧下さい。
やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」
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 日程については、二人の予定と会場の都合があうところということで、ちょっと先の日取りですが4月12日(金)開催となりました。
 イベント開催が一ヶ月以上先になってしまったことから、二人の熱量もその頃には冷めていることが予想されますので、当日は二人の往復書簡だけでなく、こういったブログ上の論争の意義についても議論できるように、「果てなきブログ論争に意味はあるか」というテーマを設定させて頂きました。
 そんな感じのイベントでも、会場に参加して見たい、という方がおられましたら、是非上記のページからチケットを購入頂ければ幸いです
 なお今回の対談イベント開催にあたっては、現代ビジネスの瀬尾傑さんからご提案頂き、講談社講堂でイベントを開催することができるようになりました。
 講談社講堂は、「あしたのジョー」連載中に力石徹の葬式を寺山修司氏が開き、社会現象にもなったと言われる歴史的な講堂です。
 今回の二人のどちらか力石徹でどちらが矢吹ジョーか分かりませんが、真っ白に燃え尽きるまで90分きっちり語っていただきたいと思います。
 ただ、せっかくの講談社講堂でガラガラの座席で開催するのも寂しいですし、せっかく今回のイベントが成立しても、当初目標とされていた数百万円は無理にしても全く寄付にお金がまわらないのも寂しいので、今回のイベントの最少催行人数を100人と設定させていただきました。
 3月15日(金)までにチケット100枚が売れない場合は、素直にイベントの開催をキャンセルとし、イベントの開催を中止、もしくはスタジオからのライブ中継での開催か何かに切り替えさせていただきますので、ご了承下さい。

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