「ペヤング」事件に学ぶ SNS対策、初動が肝心 を日経MJに寄稿しました。

 本日、日経MJ「奔流eビジネス」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は昨年末から騒動になっている異物混入騒ぎについて、ペヤングの事例を元に振り返ってみました。
 今回の異物混入と良い、一昨年から昨年話題になったバイトテロやメニュー偽装といい、この手の話題は一つ一つならそんなに話題にならなかったはずなのに、一度社会問題としてメディアに注目されるような話題になると、スパイラル的にバッシングが激しくなってしまうので本当に初動の対応が重要だと感じています。
 まるか食品さんもさぞかし社内は大変なんだと想像されますが、早期に復活して欲しいです。
「ペヤング」事件に学ぶ SNS対策、初動が肝心


 昨年末から今年にかけて異物混入が様々な企業で話題になっている。ただ、食品の「異物混入」と呼ばれる出来事は、従来も一定の確率で発生し続けていたはず。それが今年に入って連日のようにニュースで取り上げられていることに違和感を感じる方は多いのではないだろうか。
 今回のコラムでは、異物混入騒動が世間の大きな注目を集めるきっかけを作った、まるか食品(群馬県伊勢崎市)のカップ焼きそば「ペヤング」の異物混入騒動を振り返ってみたい。
 ペヤングの異物混入騒動が大きな話題になったのには3つのポイントがある。
続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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日本のものづくりに息吹 ハード開発の敷居下がる を日経MJに寄稿しました。

 ご紹介が遅くなりましたが、先週、日経MJ「奔流eビジネス」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は年末年始のビートたけしとCereoの岩佐さん共演テレビCMに刺激されて、ハードウェアスタートアップを取り上げてみました。
 多分に個人的な期待がかなり強めに込められたコラムですが、何かの参考になれば幸いです。
日本のものづくりに息吹 ハード開発の敷居下がる


 数年前から日本で「ものづくりの時代は終わった」と言われるようになった。実際、中国や韓国のメーカーに対して価格競争力が失われた日本の家電メーカーは苦境にあえいできた。だがその日本のものづくりに新たな息吹が生まれつつあるのをご存じだろうか。
 従来はハードウエアを作るのに基盤作りや金型作りなど設備投資や開発そのものに多額の資金が必要で、多品種少量生産は難しかった。この状況を二つの潮流が変えた。一つは、ものづくりしやすい技術を自由に使えるが環境が整ったこと。もう一つが世界中から資金を集めるクラウドファンディング(CF)だ。
続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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今年のヒット3商品の共通点は「消費者の可視化」 を日経MJに寄稿しました。

 本日、日経MJ「奔流eビジネス」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は先日発表された日経トレンディのヒット商品ランキングの傾向から消費者の「顔出し」について取り上げてみました。
 個人的には日本ではユーザーがオンライン上で顔出しをするのはそんなに増えないかなと悲観的に考えていたんですが、意外に若い世代を中心に着実に増えているのが興味深い現象だなと思っています。
 とはいえ、海外ほど「セルフィー」や「自撮り」がめっちゃ流行るにはまだ時間がかかると思うんですが、少なくとも自分が歳をとったんだなということを再確認する今日この頃です。
今年のヒット3商品の共通点は「消費者の可視化」


今年も「日経トレンディ」が「ヒット商品ベスト30」を発表した。2014年のヒット商品1位は老若男女が文句なしに認めるであろう「アナと雪の女王」(アナ雪)。2位は小学生を中心にポケットモンスターを超える盛り上がりを見せた「妖怪ウォッチ」。そして3位はユニバーサルスタジオジャパン(USJ、大阪市)に開業した「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」だった。
13年のトップ3が「コンビニコーヒー」「パズル&ドラゴンズ」「アベノミクス消費」、12年が「東京スカイツリー」「LINE」「国内線LCC(格安航空会社)」だったことを振り返ると、今年がキャラクターものの当たり年だったことがよく分かる。
続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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複数アプリ、横串でつなぐ KDDI連合起爆剤に を日経MJに寄稿しました。

 本日、日経MJ「奔流eビジネス」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は先日発表されたKDDIのシンドットアライアンスを取り上げてみました。
 私自身もNTT出身と言うこともあり、ちょっとバイアスが入ってしまうのですが、通信会社の存在意義が土管化してしまいがちな昨今のウェブ・スマホ環境において、今回のKDDIのポジション取りはスマホ時代の通信会社の役割として面白いアプローチだなと感じています。
 今後、他の通信会社がどう反応するのかも注目したいです。
複数アプリ、横串でつなぐ KDDI連合起爆剤に


 10月16日、KDDI(au)とインターネット関連企業11社が共同発表したニュースが業界で大いに話題となった。「Syn.(シンドット)アライアンス」と命名されたその新連合は、合算で月間4千万人以上の利用者をつなぐ、スマートフォン(スマホ)向けアプリのネットワーク化ともいえる取り組みだ。
 スマホアプリはこれまで、1つの目的に1つのアプリというのが基本形だった。パソコンではグーグルやヤフーなどがメール、カレンダー、地図、ニュースなど複数のサービスを提供。ウェブ上では各機能がワンクリックでつながり、強い相乗効果を生んでいた。だがスマホでは、こうした大手のサービスでさえ機能ごとにアプリを1つずつ用意し、利用者にダウンロードしてもらう構造がずっと続いてきた。
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ユーザーの「今」を狙え 広告戦略の精度向上 を日経MJに寄稿しました。

 先週金曜日に、日経MJ「奔流eビジネス」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は先月開催されたadtech Tokyo2014の振り返り記事を書いてみました。
 adtechに関しては、私も昔「徳力基彦の「はじめてのad:tech tokyo講座」 ~技術ギライの広告マンと、広告ギライの技術マンへ」というコラムを書かせて頂いたことがありますが、初期のころに比べるとイベントの規模が非常に大きくなったので、エッジさとかコミュニティ感は薄れてしまった感じは当然ありますが、一方で縦割りの業界の境界線を越えて、俯瞰的にマーケティングについて考えるのに向いているイベントだなと改めて思います。 
ユーザーの「今」を狙え 広告戦略の精度向上


 日本の広告・マーケティング業界で最大級のイベント「アドテック東京2014」が9月中旬に開かれた。筆者自身もスピーカーの1人として参加したので、今年の印象を振り返りたい。最も注目されたキーワードを挙げるなら、やはり「モーメント」になるだろう。
 キーノート(基調講演)スピーカーとして来日した米ツイッターのグローバルブランド責任者、メリッサ・バーンズ氏をはじめ複数の講演者がこのキーワードに言及したこともあり、その後に展開されたセッションでもたびたび使われた。
 モーメントを直訳すると「瞬間」という意味となる。ユーザーの重要な瞬間(モーメント)に企業がいかに関わっていくべきかが現在のマーケティングでは問われているテーマだ。
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「氷水バケツ」の伝染力 寄付を可視化、輪広がる を日経MJに寄稿しました。

 すっかり失念していましたが、先々週末、日経MJ「奔流eビジネス」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 もはや完全に昔の話題となった感じもありますが、アイスバケツチャレンジについてのまとめ記事を書かせて頂きました。
 私自身は8月25日に「アイスバケツチャレンジのご指名を頂いたので、いろいろ悩んだ結果、広島土砂災害の義援金として寄付をさせて頂くことにしました。」なんてブログを書いて氷水はかぶらずに逃げましたが。

 話題のピークから一ヶ月たってあらためて振り返ると、この手のバイラル系の施策は盛り上がるときは凄いですが、忘れられるのも早いなぁとつくづく感じますね。
 
「氷水バケツ」の伝染力 寄付を可視化、輪広がる


8月はネット上で「ALSアイスバケツチャレンジ」というチャリティーキャンペーンが大きな話題になった。ALSは「筋萎縮性側索硬化症」の略語で、7月からALSの認知を高めようとのテーマと連動し、友達に指名された人は24時間以内に氷水をかぶってその様子をネット上にシェアするか、100ドル(約1万円)をALS支援団体に寄付するかを選択するものだ。
 氷水をかぶった人はまた3人を指名するため、非常に早く広がるバイラル(伝染)性の高い企画となった。特に米国では国全体を揺るがすレベルとなり、IT(情報技術)系では交流サイト(SNS)最大手フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)や米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏らが参加。さらにレディー・ガガさんのような有名アーティストや、ブッシュ前大統領といった有力政治家、サッカーブラジル代表のネイマール選手ら著名スポーツ選手なども参加。日本でもトヨタ自動車の豊田章男社長、ソフトバンクの孫正義社長らが参加した。
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