米国のTwitter成功事例に学ぶ前に、普及率のギャップに注意 を日経NMに投稿しました。

nikkeinetmarketing_logo.png 日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
 今回も、前回に引き続き、実際にどのようなステップで現状把握をするべきなのかという具体的な手順をご紹介しています。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
米国のTwitter成功事例に学ぶ前に、普及率のギャップに注意
「前回のコラムでは、ソーシャルメディアを活用したマーケティングは効果が出るまでに時間がかかることが多く、マスマーケティングのように短期的に売り上げを向上させる効果は期待しにくいという話を紹介しました。
 今回からは、実際に各種ソーシャルメディアを活用したマーケティング手法の具体的な例を見ていきたいと思います。
 最初に取り上げるのは、最近注目度が大きく高まっている「Twitter」です。 」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
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使ってもらえる広告 (須田和博)

4048683063 「使ってもらえる広告」は、インタラクリというブログも書かれている須田和博さんの書籍です。
 出版社の方から献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 須田一博さんは、「mixi年賀状」で東京インタラクティブ・アド・アワードのグランプリを受賞した方で、いまや業界では知らない人はいないクリエイティブ・ディレクターと言える方。
 この本ではそんな須田さんが、これからの広告の位置づけや可能性について、自らの経験に基づいた独自の視点から語っており、参考になる点が多々あります。
 最近の広告不況で自信を失いかけている広告業界やメディア業界の方々に是非読んで欲しい本だと思います。
【読書メモ】
■やっぱ、広告はみなさんのお役に立てるものだってば!
■「使ってもらえる広告」とは、ようするに人々が商品を買ってくれやすくなるような、便利なサービスや仕組みのことだ。
■いわゆるマス広告が、これまで大量生産、大量消費の経済で果たして来た役割を、終えようとしている
■いまの時代に求められているのは「プロモーションになりうるサービス開発」であり、「サービスとしての広告」だ
■オバマキャンペーンに最高の賞を捧げることで、カンヌ国際広告祭が世界に向けた発信しようとしたメッセージ
・オバマ候補が大統領になれたのも、「広告コミュニケーションの力」だ
・アメリカ合衆国大統領選挙という、世界最大の宣伝キャンペーンでさえも、有効な「媒体」とその「使い方」が、従来から大きく変わった

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思いどおりに働く! (宮脇淳)

4757122551 「思いどおりに働く!」は、有限会社ノオトの宮脇淳さんが書いたインタビュー本です。
 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 この本でインタビューされているのは、宮脇さんが注目する20代のビジネスパーソン達。
 アルカーナの原田さんやロケットスタートのけんすうさんなど、私自身も面識のある人たちが多く登場してきますが、どれも非常に個性的なキャラなのが印象的です。
 
 自分が目指すべき将来像が見えてこないと言う20代の方々には、参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■必ずお礼メールを書く理由(原田和英)
・お礼メールを書くことで相手の記憶に残るから
・私たちがどこでどういう出会いをしたのか、何を話したのかがログで残せるから
・もう一度連絡を取りたいと思ったとき、その人のメールアドレスが記録されるから
■いかに暇になるかを考えろ(けんすう)
けんすうは、自分の仕事は新規事業を作ることだと考え、なるべくいろんな人の力を借りることで、大きなビジネスを展開したいと思うようになっていった。

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会社のデスノート (鈴木貴博)

4023304689 「会社のデスノート」は、元BCG(ボストンコンサルティンググループ)No.1アナリストである鈴木貴博さんが書かれた日本の企業戦略に関する書籍です。
 出版社の方から献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 刺激的なタイトルで、一見軽めのネタ本に見える方もいるかもしれませんが、実際にはかなり冷静に日本の産業の構造的な問題を指摘している本です。
 日本の大企業に努める特に中堅以上の方々に読んで欲しい本です。
【読書メモ】
■自動車業界の3つの問題
・短期的な需要の落ち込みに惑わされて中期的に誤った需要前提を置いてしまうこと
・自社の雇用削減が、国全体の経済成長を止めてしまう規模に波及してしまうこと
・超長期のイノベーションの前提を、中長期に取り込んでしまうこと
■日用品小売業界のデスノート・ルール
・日用品小売業界では、価格競争によって競争相手を打ち負かすことができる
・その一方で、価格で競争相手に勝つたびに自らの市場を縮小させ、業界の死を近づけている
■ウォルマート・エフェクト
 強力に価格を下げる小売業者がいると、経済全体が縮小していくのではないかという疑惑
■セブン・イレブン・エフェクト
 付加価値を上げると価格が上がり、価格が上がったことがコンビニエンスストア業界という市場全体を拡大して行くという効果のこと

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希望の仕事術 (橘川幸夫)

486238157X 「希望の仕事術」は、デジタルメディア研究所の橘川幸夫さんが書かれた書籍です。
 出版社の方から献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 人生の本質をついた短いフレーズが掲載されている本ですので、何かヒントが欲しい人には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■社会で生きるには3つの選択肢がある 
 組織に入ること。組織に入らないこと。組織を作ること。
■新しい発想はなぜか笑いを誘発する
■最低なのは、自分が買いたくもない商品を、作っている会社の社員
■人をヘコます言葉は自分自身を傷つける
 人を元気にさせる言葉は自分自身を元気にする
■社会で生きるには、やりたいことを一つするために、
 やりたくないことを99ぐらい引き受けなければならない

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短期勝負には向かないソーシャルメディアマーケティング を日経NMに投稿しました。

nikkeinetmarketing_logo.png 日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
 今回も、前回に引き続き、実際にどのようなステップで現状把握をするべきなのかという具体的な手順をご紹介しています。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
短期勝負には向かないソーシャルメディアマーケティング
「前回までのコラムでは、ソーシャルメディアを活用したマーケティングにおいて、どのようなステップで現状を把握したらよいか、その具体的な手順を紹介しました。今回からは、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティング手法にはどんな種類があって、どのような目的で活用すべきなのか、解説していきます。
 本題に入る前に、まずはソーシャルメディアを活用したマーケティングで陥りがちな“わな”について改めて確認しておきましょう。 」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
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