Twitterマーケティング (山崎富美、川井拓也 他)

4844327836 「Twitterマーケティング」は、日本のTwitter運営会社であるデジタルガレージでも働いていた山崎富美さんや、ヒマナイヌの川井さんやビルコムの野崎さんなど、複数の著者がTwitterのマーケティング活用について考察している書籍です。
 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 この本では共著者がそれぞれ自分なりの視点からTwitterの特徴や可能性について考察されています。
 Twitterほど、人によってサービスの印象や使い方、未来の予測がずれているサービスも珍しいと思いますので、そんな多様な人による視点を一度に見れるという意味では、Twitterのマーケティング活用を模索している人には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■サウスウェスト航空の緊急着陸で乗客がツイッターに書き込み
 →ツイッターリーダーのクリスティ・デイ氏が、即座に対応し、火消しに成功
■ヴァージンアメリカ航空で乗客がツイッターでサービスにクレーム
 →着陸後ボストン空港のゲートでスタッフがお詫び
■ツイッター利用のポイント
・ツイッターはコミュニケーションツールであることを強く認識する
・個性を出す。しかし企業ブランドを背負っていることを忘れない
・読んでくれる人の気持ちになって、役に立つ情報を真摯に、そして誠実に伝える
・よい発言をみたらリツイートする
■企業にとっての活用法
・調査・マーケティング
・ユーザーサポート・CRM
・ブランディング
・販売

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仕事で使えるTwitter超入門(小川 浩)

4413042506 「仕事で使えるTwitter超入門」は、「ビジネスブログブック」や「Web2.0 BOOK 」を書かれた小川 浩さんによるTwitter入門書です。
 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 この本は、今年のTwitter出版ブームの先陣を切る形で9月末に出版された本です。
 小川さん自身、Twitterを活用したウェブサービスを開発している立場ですので、本自体も主に企業による活用の視点からまとめられています。
 エバンジェリストの小川さんならではの視点もありますので、Twitterの基本を企業目線で勉強したい人には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■既に全世界で5000万人近くが使用しており、日本国内でも2009年6月末には78万人が登録している。
■ツイッターの内部文書
・ツイッターは、2013年に世界で初めてユーザー数10億人を獲得する
・10億人のユーザー数があれば、ツイッターは地球の鼓動(パルス)になる
・”アラートシステム(通知)”ではなく、”ナーバスシステム(神経)”でありたい
■メルマガや会員サイトに登録してもらうためのユーザー獲得コストは、ツイッターならば非常に低くなる。事実、ツイッターではユーザーひとりあたりの獲得コストを1ドル(100円)と見積もっている。
■ソーシャルストリーム
 複数のソーシャルメディアをリアルタイムに情報が伝播していく
■ウェブサイトへ辿り着く3つのルート
・検索エンジン(グーグルもしくはヤフーなど)経由
・URL(広告もしくはブックマークなど)から直接
・ソーシャルメディア(の口コミ)経由

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思わぬキーワードで見つかる宝の山、特定事業ドメインで一人勝ちも可能 を日経NMに投稿しました。

nikkeinetmarketing_logo.png 日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
 今回も、前回に引き続き、実際にどのようなステップで現状把握をするべきなのかという具体的な手順をご紹介しています。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
思わぬキーワードで見つかる宝の山、特定事業ドメインで一人勝ちも可能
「前回のコラムでは、「Search(検索)」に関する確認作業として、事業ドメインの検索キーワードでの検索結果を面的SEOマトリクスで指数化して比較する方法を紹介しました。
 ただ、人気の事業ドメインキーワードはライバルとの競争が激しくなりますから、そう簡単にSEOで上位に出られるものではありません。
 そこでターゲットとなるのが事業ドメイン+関連語の検索結果です。 」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
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「面的SEOマトリクス」で検索結果をライバル企業と比較してみよう を、日経NMに投稿しました。

nikkeinetmarketing_logo.png 日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
 今回も、前回に引き続き、実際にどのようなステップで現状把握をするべきなのかという具体的な手順をご紹介しています。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
「面的SEOマトリクス」で検索結果をライバル企業と比較してみよう
「前回のコラムでは、「Search(検索)」に関する確認作業として、複数キーワードでの検索対策が意外に見落とされがち、という話を紹介しました。
 いわゆる、「AISAS」というプロセスで表現してしまうと、Search(検索)というのはシンプルに1回だけの行為のように見えますが、実際の作業は、製品名やサービス名による確認だけでは終わりません。 」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
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TechCrunch Japanに、ライターチームの一員として参加させて頂くことになりました。

techcrunchjapan2.png ご紹介が遅くなりましたが、昨日TechCrunch Japanに私のNTT東日本のAndroidデジタルフォトフレーム発表会の記事を投稿させて頂きました。
 ちょっと今回は発表会の取材記事で急遽公開したということもあり、ブログでの紹介がワークスタイル・メモが先になってしまいましたが、今後はTechCrunch Japan向けに記事を書いて、それをこちらのtokuriki.comやワークスタイル・メモで紹介するパターンになる予定です。
 もともと、ワークスタイル・メモはTechCrunchに影響を受けて始めたブログと言っても過言ではありません。
 そのTechCrunchの最新情報をすぐに日本語で読めるようにしてくれている現在の翻訳チームやスタッフの皆さんの努力には、本当に頭が下がる日々でした。
 今回、そんな憧れのTechCrunch Japanの一員になることができて、ちょっと興奮気味の今日この頃です。
techcrunch_firstpost.png
 TechCrunchの日本語版の記事で、[jp]とタイトルに入っているのが、TechCrunch Japanの日本向け独自記事になりますので、その中にたまに私の記事が混じるようになると思います。

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Android採用のデジタルフォトフレーム「光iフレーム」は、第三のネット接続端末となれるか をワークスタイル・メモに投稿しました。

workstyle_memo_logo.png この記事は、もう一つのブログの「ワークスタイル・メモ」に投稿した記事の一部転載です。


昨日、NTT東日本の「待受情報配信サービス」と「光iフレーム(仮称)」という名称の、ネット対応デジタルフォトフレーム発表会にお邪魔してきました。
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ネット対応のデジタルフォトフレームというと、ソニーが2008年5月に発表したVGF-CP1や、類似のカテゴリーとして米国のChumbyが有名で、NTTグループ自身も既に光フォトフレームなる商品を発売しています。
ただ、今回の光iフレームの注目は、NTT東日本が提供する「待受情報配信サービス」と呼ばれているネットワークサービスの一つの窓として提供されている点でしょう。
誤解を避けずにまとめるなら、デジタルフォトフレーム版i-modeとでも呼ぶべき構想です。
当面は、読売新聞やウェザーニューズ、ジョルダンなど、複数のコンテンツ事業者からニュースや転記、レシピなどの配信を行うようですが、有料コンテンツの情報料回収代行も想定しており、明らかにコンテンツの配信プラットフォームを目指していることが分ります。
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