「複数キーワードの検索対策は万全?」を日経NMに投稿しました。

nikkeinetmarketing_logo.png 日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
 今回も、前回に引き続き、実際にどのようなステップで現状把握をするべきなのかという具体的な手順をご紹介しています。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
複数キーワードの検索対策は万全?大企業でも陥る機会損失の実態
「前回のコラムでは、「Search(検索)」に関する確認作業として「製品名やサービス名で検索した際に、目的の情報を見つけてもらえるか」という話を紹介しました。
 ただ、製品名で検索して、自社のサイトが検索結果の1ページ目に出てくるかどうかというのは、実は利用者による検索行為を考える上では最終目標ではなく、あくまで最初の一歩。
 今回は、そこから一歩進めて、複数キーワードでの検索について考えてみたいと思います。 」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
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ハイブリッドワーカー (ヨシナガ)

406364782X 「ハイブリッドワーカー」は、「僕の見た秩序。」の運営者としてしられるヨシナガさんの書籍です。
 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 ハイブリッドワーカーというと、佐々木俊尚さんの「仕事するのにオフィスはいらない」で描かれていたノマドワーキングのような、自立したワークスタイルをイメージする人も多いかもしれませんが、この本で定義されているハイブリッドワーカーというのは、簡単にいうと本業と副業の二足のわらじの新しいワークスタイルです。
 単純な副業との大きな違いは、副業が”夢を追うため”の副業であると言うこと。
 サラリーマンをしながらも、マンガ家であったり、小説家であったり、料理研究家であったり、自分の夢をあきらめずに本業と併行して追い続けることができるのではないか?というのが、この本の定義する新しいワークスタイルです。
 たしかに、「レシピブログで夢をかなえた人たち」なんかも一つの典型例だと思いますが、OLやサラリーマンをしながら、ブログを書く、その結果コラム連載や本を書けたりしてしまう、というのも、ある意味ライター業を本業にはできないけれども、副業的にやることができるという意味で、ハイブリッドワーカーと定義できるのかもしれません。
 
 自分のキャリアをイマイチ一つに絞れないという方には、参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■ハイブリッドワーカー最大のポイントは”お金を稼ぐため”だけの副業ではなく”夢を追うため”にも副業をやっているということ
■ハイブリッドワーカーのいろいろなパターン
・二つの仕事を継続して持ち続けるパターン
・二つ目の仕事が想像以上に自分に向いていることに気づき、将来的には二つ目の仕事一本に絞るという転移のパターン
・やってみて初めて「自分には全く向いていなかった」とわかり、再び前の仕事一つに戻るパターン
■やっぱりマンガを描く時間って言うのは、それなりに自分で完全燃焼してるはずなんで、描く時間が四倍になったら、四倍の分量は描けるけど、四倍のクオリティにはならないだろうと。(田中圭一氏 サラリーマン×マンガ家)

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視覚マーケティング実践講座 (ウジトモコ)

4844327518 「視覚マーケティング実践講座」は、「視覚マーケティングのススメ」を書かれたウジトモコさんの書籍です。
 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 この本は、ボランタリーに始まったブログデザイン勉強会を一冊の書籍にまとめる形で構成されているのですが、参加者の方に知り合いが多いだけに、デザインを苦労して決めて行くプロセスが非常に興味深いです。
 (正直、私も非常に参加したかったものの予定が合わず・・・残念でした。)
 ブログのデザインを変えてみたいんだけど、なかなか上手くいかないという方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■ブログデザイン勉強会のスケジュール
・視覚マーケティングオーバービュー
・視覚マーケティングとデザイン戦略
・実践・視覚マーケティングとデザイン
・最終プレゼン・講評と採点
■事前課題
・一枚絵の自己紹介シートを作ろう
・マーケティングとブランディングの課題図書
 ・マーケティング22の法則
 ・ブランディング22の法則
 ・マーケティングとPRの実践ネット戦略
 ・クチコミの技術
 ・視覚マーケティングのススメ
■どのような印象を作るという観点からブログデザインを考えよう
・「資産」になるデザインを作ろう
・「強み」と「らしさ」を見せよう
・デザインのゴールを決めることが大切

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つるの式「伝える技術」新常識 (鶴野充茂)

4093878803 「つるの式「伝える技術」新常識」は、複数の著書を書かれているビーンスター株式会社の鶴野さんの書籍です。
 献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 鶴野さんとは、メデコミ会だったりACフォーラムだったり、いろんなところでお世話になっていますが、実に様々な顔を持っている自己演出のプロです。
 この本ではそんな鶴野さんならではのコミュニケーション技術が開示されていますから、どうもビジネスの基本的なコミュニケーションが苦手という方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■人はほとんどの場合、聞いていても相づちを打っているだけで、話し手が思うようには理解していません。
■「何か面白そうだな」と思わせるのが、はじめの第一歩
 興味をひいて、自分でイメージを膨らませ、考えてもらう。
 そして、「相手から質問をさせる」
■転職の面接の意識のギャップ
・採用するほうは、自分たちが求めている人材かどうかを判断します
・応募するほうは、自分を人として気に入ってほしい気持ちが先走ります

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「Amebaなう」は、Twitterと直接対決するのではなく、「Amebaリアル」としてサービス展開すれば面白いかも をワークスタイル・メモに投稿しました。

workstyle_memo_logo.png この記事は、もう一つのブログの「ワークスタイル・メモ」に投稿した記事の一部転載です。


 先日書いたツイッター本セミナーに参加した際に、一つ印象に残った話があります。
 それは会場からの日本でTwitter類似サービスが増えることによる影響について質問された際のいしたにさんの「ツイッターはユーザが育てた。そうしたユーザが簡単に他に移るとは考えにくい」という回答。
(詳細についてはこちらの記事をご覧下さい
 また、もう一つ話題が関連してて印象的だったのは、先日の私のツイッターとブログの比較記事に対して書かれた小飼弾さんの「#twitter と #blog の一番(大きく|見落とされる)違い」というブログ記事での「blogは引っ越せるが、TL = Timeline は引っ越せないのだ」という発言。
 これらの意見には、個人的にも深く同意です。
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 Twitterはよくマイクロブログと表現されますが、正確にはブログのような記事のポスト機能だけでなく、RSSリーダー的なタイムライン機能を内包していて、この二つの組み合わせこそが、強力なネットワーク外部性を生んでいます。
 Twitterにおいては、個人のつぶやき一覧の画面を見ることがほとんどない、という事実こそが、その象徴と言えると思います。
 ちなみに、このポスト機能とタイムライン機能の組み合わせというのは、実はmixi日記も同じです。
 SNSの黎明期、日記SNSとしてライバルだったはずのGREEや、キヌガサ、Yahoo Days等が、mixiと比較するとたいした数のユーザーを確保することができなかったのは、やはりこのネットワーク外部性により、コミュニケーションの場という存在をmixiに取られてしまったのが最大のポイントということができるでしょう。
 だから、ブログのように事業者が乱立するのではなく、「SNS」というサービス総称よりも「mixi」という個別のサービス名称の方が有名という結果になるわけです。
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「製品名やサービス名で検索した際に目的の情報を見つけてもらえるか」を日経NMに投稿しました。

nikkeinetmarketing_logo.png 日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
 今回も、前回に引き続き、実際にどのようなステップで現状把握をするべきなのかという具体的な手順をご紹介しています。
 不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
製品名やサービス名で検索した際に目的の情報を見つけてもらえるか
「前回のコラムまでは、主に「製品やサービスが利用者に満足されているか」という点を、ネット上の無料ツールで把握する方法をご紹介しました。
 当然、これらのデータはお金や人手を使って詳細なデータを調べようと思えば、ほかにもいろんな手段があります。ただ、まずは基本的な傾向を把握することが大事。今回は次のステップに進みたいと思います。 」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
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