11月4日の日経MJ「ECの波頭」というコーナーに、コラムを書かせて頂きました。
こちらのコーナーは、村山らむねさん、D4DRの藤元さん、デジハリの三淵さんなど、専門分野の異なる4人で、ネット上のEC関連のテーマを取り上げていく連載欄になります。
新聞紙面に書かせて頂くのは久しぶりなのですが、である調の文章だと、自分でも自分の書いた文章ではないかのような不思議な感覚です。
毎週水曜日掲載で、私自身は月1回の掲載になりますが、ご興味のある方は是非ご覧下さい。
NAVERアドバイザリーボードに、インタビューをして頂きました。
すっかりご紹介が遅くなってしまいましたが、先日NAVERさんにインタビューをして頂きました。
その名も「NAVERアドバイザリーボード」。
まぁ、正確に言うと、NAVERさんのサービスを使ってみて、思うところを率直に話して下さいというもので、アドバイザリーボードと呼んで頂くほどのたいしたことはできていないのですが。
最近ワークスタイル・メモに書いてTwitterやブログの位置づけ話とかも、含めて思うところを率直に話したら、それがそのまま原稿に起こされていたりしますので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。
ちなみに、文中でも触れていますが、個人的にアメリカの起業家の Jason Calacanis のファンなのですが。
彼が現在運営しているMahaloというサービスは、実はNAVERに刺激を受けて始まったらしいという話を聞いてびっくり。そういえば彼の奥さんはたしか韓国人なので、そういう影響もあるのでしょうけど、ちょっぴりウラヤマシイ逸話です。
なお、インタビューで依頼を受けた関係もあり、5つほどNAVERまとめを作ってみましたので、興味があるテーマがあったら是非投稿や投票をしてみて下さい。
・死ぬまでに一度は行ってみたい世界遺産はどこ?
・ここだけは絶対に行っておくべきという世界遺産はどこ?
・この本を読んで、人生観が大きく変わったという本は?
・絶対に読んでおくべきネットマーケティング関連本は?
・NAVERまとめは、今後どんな機能追加をしていくべきだと思いますか?
ちなみに、私のNAVERまとめページはこちらです。
日本のツイッターの未来予想図は、2004年のブログブームを振返れば見えてくるかも。 をワークスタイル・メモに投稿しました。
この記事は、もう一つのブログの「ワークスタイル・メモ」に投稿した記事の一部転載です。
昨日、ツイッター本の出版記念セミナーでプレゼンさせて頂きました。
もともと、twitter night vol.3の際に間違って作ってしまったプレゼン資料だったのを、今回、ツイッター本著者のいしたにさんとコグレさんが、可哀想に思ってくれてプレゼンの機会を頂いた次第なのですが。
全く同じ資料でプレゼンするのも問題ですし、実は資料を作ったときに力尽きて入れられなかったメッセージがあったので、今回の資料にいくつかスライドを追加してみました。
追加したのは「現在の日本のツイッターを巡る状況は、2004~2005年にかけてのブログブーム前の状況に似ているんじゃ無かろうか?」という話です。
プレゼン資料の前半に入れたように、現在の日本のTwitterは現状としては、まだ米国に比べると利用者数が圧倒的に違うので、現在の盛り上がり、特に日本のマーケティング業界界隈でのTwitterに対する期待感はちょっと現実と乖離しているとを感じることもたまにあります。
実際、人によっては、セカンドライフバブルに似ていると感じる方もいたりするようです。
ただ、2007年3月に私が初めてTwitterをレビューしてから今日まで日本のTwitterをみてきて最近感じるのは、Twitter界隈で始まっているいろんな出来事が、何となく2004年頃のブログブーム黎明期の出来事とシンクロしてきはじめているのではないかと言うこと。
■日本のツイッターの未来予想図は、2004年のブログブームを振返れば見えてくるかも。 の続きはこちら。
「上司もすぐ分るクチコミ調査報告、ニュース検索を使ってみよう」を日経NMに投稿しました。
日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
今回も、前回に引き続き、実際にどのようなステップで現状把握をするべきなのかという具体的な手順をご紹介しています。
不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
■上司もすぐ分るクチコミ調査報告、ニュース検索を使ってみよう
「前回のコラムでは、無料のブログ検索サービスである「Yahoo!ブログ検索」を利用して、ネット上のクチコミ量を定量的に調査する方法を紹介しました。また、ブログでの言及数を見られるブログ検索は、検索数のみ確認できる「Googleトレンド」と異なりブログ記事の内容まで把握できる点も説明しました。
ただ、実際にはGoogleトレンドでも、グラフの動きの背景に何があるかを推測できるツールがあります。それがニュースの言及です。 」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
「ワタシが主役」が消費を動かす (日野佳恵子)
「「ワタシが主役」が消費を動かす」は、「クチコミュニティマーケティング」などの著者としても知られる日野佳恵子さんの書籍です。
献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
私個人もAMNの仕事やWOMマーケティング協議会の議論などに参加していることもあり、消費者目線、利用者目線というのが重要になってきているというのは、常に感じているところですが、そういったトレンドについて日野さんの視点からまとめられている本です。
いまいち消費において、いまどういう変化が起きているのかピンときていないと言う方には、参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■「ワタシが主役」を理解する5つのステップ
1.オフステージからオンステージへ
2.消費者は、加工者、創造者、発信者へ
3.お客さまは役割がほしい。顧客成功への進化
4.自分ごと化でお客さまが主役に。企業と消費者の新コミュニケーション
5.好き嫌いがベース。「気になる企業ランキング」調査から見える選択基準
6.買い物を通じ、個人と企業の社会的責任を達成
■消費者の三大意識
・いいモノをいかに安く選ぶか
・持たない、買わない、物欲減退
・環境など社会的責任意識の高まり
メレンゲが腐るほど旅したい (メレ子)
「メレンゲが腐るほど旅したい」は、同名のブログを運営しているメレ子さんの書籍です。
献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
メレ子さんは、いわゆる「わさお」の名付け親にして、ブレイクのきっかけを作った方。
そのきっかけとなった記事は、昨年(今年?)のアルファブロガーアワードでも受賞されましたが、ブログを起点にして話題がテレビに伝播してブレイクするという、これからのネットとマスメディアの組み合わせの可能性を感じさせてくれる事例と言えるケースだったと思います。
メレ子さんのブログは、それほど執筆の頻度は高くないんですが、一本一本の記事が毎回のようにはてなブックマークの人気エントリ入りしている印象があるぐらい臨場感満載のレポートが印象的。
この書籍も、いわゆる文字ばっかりになりがちな普通のブログ本とは異なり、写真満載でブログ写真集と言った方がよさそうなできばえです。
個人的には、その底抜けな明るい文章の一方で、今回のわさお騒動のきっかけとなってしまった戸惑いや、気遣いがにじみ出ているのが、メレ子さんならではなんだろうなぁと思ったりしています。
単純な旅行記としても楽しめますが、「レシピブログで夢をかなえた人たち」や「わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか」のような個人にとってのブログの可能性についてもヒントがある一冊だと思います。
【読書メモ】
■気軽にブログで紹介したことからわさおの生活を激変させてしまい、メディアの楽しさとこわさを同時に感じる事態になりました。
■わさお年表
2008年5月 メレ腐に記事をアップ
ニュースサイトなどで紹介される。
2008年6月 mixiにわさおコミュ誕生
ブロガーのrikuoさんがわさおTシャツのデザインを発表
2008年7月 日テレの番組「99プラス」でわさおが「ネットで話題のブサかわ犬」として取り上げられる
2008年8月 日に30人ほどの見物客がイカ焼き屋を訪れるようになる
2008年12月 「わさおTシャツ」がネットと鯵ヶ沢の海の駅「わんど」で発売される
2009年2月 吟さんがわさお公式ブログ「わさお通信」をオープン
2009年2月 アルファブロガーアワード ブログ記事大賞に選出される
2009年3月 レオの自治体への登録名称を「わさお」に正式改名