ユーザー中心ウェブサイト戦略は、ユーザビリティテストを活用したウェブサイト構築で有名なビービットの武井さんと遠藤さんが書いた書籍です。
以前PRボードのイベントで頂きました。
実は私は今の会社で働き始めた頃に遠藤さんとお会いする機会があり、話を聞いて感動してユーザビリティテストをお願いしようとしたのですが、予算が取れずに断念したことがあります。
机上の仮説でウェブサイトを構築するのではなく、実際の利用者の行動を確認しながらサイトを構築していくというのは、実は当然のように思えて実際にはなかなか難しいのが現状だと思いますが、まさに百聞は一見に如かず。
目の前でユーザーの迷いを見せられるほどわかりやすいことはありません。
ちなみに個人的にユーザビリティテストのデモを見たときに印象に残っているのは、人がウェブサイトでほとんど文章を読んでいないこと。
社内ブログ革命 (シックス・アパート株式会社)
社内ブログ革命は、ブログ・オン・ビジネスとブログ・オン・マーケティングに続くシックス・アパート株式会社編集のブログ本第三弾です。
前の二つがどちらかというと社外向けにマーケティングや企業宣伝用にブログを活用するための内容が中心でしたが、今回はタイトルから分かるようにイントラブログとしてのブログ活用について。
個人的には、日本企業にはこの使い方の方が向いているのではないかと思ったりします。
IBMやMicrosoftのような海外の企業では数千人の社員が、社外向けにブログを書いていたりするケースもあるようですが、やはり日本ではなかなか難しい気がします。
実際、IBMやMicrosoftの日本法人では、全くと言って良いほど公認ブロガーの話を聞きませんし、日本企業ではさらに稀でしょう。
Yahooの買収はサービスが目的だけど、Googleの買収は人が目的?
メディア・パブ: GoogleとYahooの第1四半期決算,明暗くっきりを読んで。
先日、メディア・パブでGoogleとYahooの四半期決算を比較し、Yahooにはもう「Googleの背中が見えなくなってきた」のではないかと書かれていました。
この記事を読んで、なんとなく気になったのがGoogleとYahooの買収戦略の違い。
同じくメディアパブで、昨年10月に「Web2.0企業の買収先一覧表,バブル2.0の声も」という記事がありましたが、この記事を見る限り、YahooはGoogleに負けず劣らず積極的に注目のWeb2.0企業を買収し続けてきました。
その詳細はRead/Write Webの「米ヤフーの買収路線を読み解く:これからは「賢者の買い物」?」という記事に掲載されていますが、Flickrやdel.icio.us、JumpcutやMyBlogLogなど評判の高い企業を比較的効率よく買収しているように見えます。
Website expert #11で「動画配信・共有の今昔」という記事を書きました。
技術評論社さんから出版されているWebsite expert#11「Web動画配信共有最新アプローチ」という特集で、「動画配信・共有の今昔」という記事を書かせていただきました。
最先端の事例というよりは、ストリーミング配信から、ファイル共有ソフトやGyaoなど、これまでP2P技術をウォッチしていた関係でリサーチしていた動画配信の歴史について簡単にまとめてみたものです。
私以外のパートでは、最新事例から、実際のサービスの紹介まで幅広くカバーされていますので、興味のある方はご覧ください。
Googleは営業やサポートの人材割合が多くなっても、「Google」でいられるのだろうか
メディア・パブ: GoogleのDoubleClick買収,システム依存の検索広告事業だけではダメを読んで。
先週の、GoogleによるDoubleClick買収の金額には驚きました。
ネット系の先端の人に話を聞いていると、DoubleClickはあまり評判が良くない印象があったのですが、なんだかんだいって買収金額は31億ドル。
pop*popでも紹介されていましたが、その金額たるや高いといわれたeBayによるSkype買収の上を行き、あのYouTubeの倍の価値があることになります。
凄いです。
Markezineで四家さんにインタビューをしていただきました。
Markezineで四家さんが連載されているネオコミュニケーション遊談でインタビューをしていただきました。
四家さんはカレン広報室長で、「図解ブログマーケティング」の著者でもある方で、個人的にも、自分のキャリアを考える上で大きな影響を受けている人。
実はひそかに、いつかネオコミュニケーション遊談でインタビューしてもらえるようにがんばろうと勝手に目標にしていたのですが、先日参加したブログ合宿で、光栄にも思ったより早く機会をいただけることになりました。
ちなみに、このインタビューは同じ屋根の下にいるにも関わらずチャットで行われているのですが、2時間ぐらいのぶっ通しのチャットを時間を忘れて楽しませていただきました。
インタビュー記事自体には、なんだか非常に大げさなタイトルをつけていただいて恥ずかしい限りなのですが、個人的にも自分のこの3年間の良い振り返りになりました。
四家さん、本当にありがとうございました。
■「21世紀が本当の意味で個人の世紀になるお手伝いをしたい」