先々週、久しぶりに携帯電話を買い換えてみました。
購入したのはドコモのN904i。
NEC製のHSDPA対応端末です。
ドコモ2.0というキャンペーンについては、いろいろと冷ややかに見るむきもあるようですが、個人的には、やはり高速通信のHSDPAがメインラインアップに入ってきたのが注目。
なにしろ、今まで最高384kbpsだった通信速度が、最高3.6Mbpsになるわけで。
固定通信で、64~128kbpsだったISDNが、1.5~6MbpsのADSLになった当時のインパクトを彷彿とさせます。
まだ使い始めて2週間ですが、N904iのHSDPAはかなり快適。
movaTwitterも快適に利用できるようになりましたし、これまでほとんど使っていなかったモバイル用Gmailやフルブラウザも気軽に試せるようになりました。
画面も広いですし、デザインもシンプルで結構お気に入りです。
これまでちょっと携帯電話関連のトレンドには乗り遅れ気味だったのですが、N904iのおかげでストレス無くモバイル系のサイトを見れるようになったので、これからいろいろ勉強しようと思います。
ということで、ドコモ利用者で買い替えを検討している方は、せっかく904シリーズに買い換えるなら、是非N904iのHSDPAを体感されるのをお勧めします。
(ちなみに、ドコモに勤めてる同期は905まで待った方がワンセグもつくからいいよと言ってました、念のため。)
カテゴリー: ネットコミュニケーションの視点
テレビとネットの融合は思っていたより案外進んでいるらしい
メディアとネットの融合はもうとっくに始まっているのに : tokuriki.comを読んで。
先週、メディアとネットの融合と言う言葉に、テレビ業界の人はいまだに結構批判的という趣旨の記事を書いたのですが、どうも私自身も最近の動向をよく把握してなかったようです。
例えば、前回の記事で例にあげた「ジャニーズはいまだに所属タレントのインターネット上の画像掲載を基本的に認めていない」というくだり。
実はこれはもう古い認識らしく、現在はかなり柔軟に変わってきているようです。
実際に「俺のターン」の栗先生に教えてもらったのは、例えばテレビドラマの喰いタン2や、特急田中3号にはジャニーズのタレントの写真が掲載されているという点。
たしかにちょっとコラージュ入ってますが、いままでは影絵とかになってたことを考えると随分進歩です。
さらに「heartlogic」の小林さんによると、木村拓哉の富士通のテレビCMが富士通のサイトでストリーミング配信されていたり、ポスター画像が掲載されていたりするようです。
(僕のPCではCMは再生できなかったので確認できませんでしたが)
これも数年前であれば考えられなかったことですね。
メディアとネットの融合はもうとっくに始まっているのに
NHKも“YouTube的見逃し需要”に対応?–「NHK技研公開」、5月24日開幕へ – CNET Japanを読んで。
NHKが放送した番組をインターネット経由で再配信する「アーカイブス・オンデマンドサービス」をアピールしていたそうです。
あくまでサンプル展示の状態で、実際のサービスは2008年の開始予定と結構先の話ではあるのですが、いよいよ日本のテレビ局によるインターネット配信の本格的な取り組みが始まるという意味で注目のニュースだと思います。
このニュースを見ていて思い出したのが「メディアとネットの融合」という言葉をめぐる議論。
「メディアとネットの融合」というキーワードは、もう2年以上前、ライブドアがニッポン放送買収を仕掛けたときに、随分と議論された言葉。
そのためか。いまだにこの言葉に嫌悪感を示すマスメディア関係者(特にテレビ関係者)も多いようです。
今週、久しぶりに民放でディレクターをやってる友人と飲む機会があったのですが、彼もやはり「メディアとネットの融合なんてありえないと思う」と、はっきり言い切っていました。
Twitterのコミュニケーションって、実は一番人間っぽいのかも
KandaNewsNetwork: 5月14日(月)Twitter Nightを読んで。
月曜日に、BlogTVの主催でTwitter Nightが開催されました。
正直な話、Twitterを会社のブログで最初にレビューしたときには、日本語も通らないし、アメリカのカンファレンスで盛り上がってるみたいだし、これは日本ではきっと流行らないだろうなーと思ったのですが、いまやそんな自分の最初の直感は明らかに間違っていたことを思い知らされる日々を送っています。
で、あらためて、Twitterをどんな人が利用しているのか気になったので、先日のTwitterビールオフ会に続いて参加してみました。
ちょっと遅れての参加になったので、全部を見ることはできなかったのですが、神田さんのプレゼンで興味深かったのがコミュニケーションの仕方とTwitterの位置づけ。
プレゼンでは、同期・非同期と他者主体・自分主体の2軸を使った4分類がされていて、分類自体にはTwitter上でもいろいろツッコミがされていましたが、確かにTwitter上のコミュニケーションはこれまでのツールと違うと感じてます。
やっぱりテレビは、番組制作にかける手間も、インパクトもすごいということ。
忘却防止。 – NHK クローズアップ現代『“カリスマ”続々登場!ブログ新時代』 を観ましたを読んで。
火曜日にNHKのクローズアップ現代で、ブログの特集が取り上げられたことで、ちょっとした話題になっているようです。
上記の忘却防止さんは、速攻番組のメモをアップされたようで、はてなブックマークも堂々の360越え。
まなめはうすさんのところでも、関連の記事が20個以上まとめられています。
番組の内容については、ブログに詳しい人からは物足りなかったり、おかしく感じる表現はあったかもしれませんが、NHKの「年配の人にも分かりやすいように伝える必要がある」という番組の性質を考えれば、よくぞここまでまとめたものだと言えるのではないでしょうか。
Yahooの買収はサービスが目的だけど、Googleの買収は人が目的?
メディア・パブ: GoogleとYahooの第1四半期決算,明暗くっきりを読んで。
先日、メディア・パブでGoogleとYahooの四半期決算を比較し、Yahooにはもう「Googleの背中が見えなくなってきた」のではないかと書かれていました。
この記事を読んで、なんとなく気になったのがGoogleとYahooの買収戦略の違い。
同じくメディアパブで、昨年10月に「Web2.0企業の買収先一覧表,バブル2.0の声も」という記事がありましたが、この記事を見る限り、YahooはGoogleに負けず劣らず積極的に注目のWeb2.0企業を買収し続けてきました。
その詳細はRead/Write Webの「米ヤフーの買収路線を読み解く:これからは「賢者の買い物」?」という記事に掲載されていますが、Flickrやdel.icio.us、JumpcutやMyBlogLogなど評判の高い企業を比較的効率よく買収しているように見えます。