Googleは営業やサポートの人材割合が多くなっても、「Google」でいられるのだろうか

メディア・パブ: GoogleのDoubleClick買収,システム依存の検索広告事業だけではダメ メディア・パブ: GoogleのDoubleClick買収,システム依存の検索広告事業だけではダメを読んで。
 先週の、GoogleによるDoubleClick買収の金額には驚きました。
 
 ネット系の先端の人に話を聞いていると、DoubleClickはあまり評判が良くない印象があったのですが、なんだかんだいって買収金額は31億ドル。
 pop*popでも紹介されていましたが、その金額たるや高いといわれたeBayによるSkype買収の上を行き、あのYouTubeの倍の価値があることになります。
 凄いです。
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「クチコミの技術」に見るブログクチコミの威力

クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング クチコミの技術――広告に頼らない共感型マーケティング:書籍の公式ブログを読んで。
 ネタフルのコグレさんと、みたいもんのいしたにさんが書いた「クチコミの技術」が何だか凄いことになっているようです。
 
 個人的にも本の中でコラムを書かせていただいたので注目はしていたのですが。
 書店での発売開始はようやく3月29日の昨日だったというのにもかかわらず、すでにブログ上ではとっくに発売されているかのような盛り上がり。
 なんだか、クチコミの技術自体のクチコミの流れが気になったので、あらためてその流れを振り返ってみました。
 まず、始まりは3月8日。
 著者の二人のブログで、執筆の告知が書かれます。

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ポートフォリオワーカーという働き方は、得なのか損なのか

あすなろBLOGカンファレンス『ワークスタイル×ブログ』録 | | セミナー情報 | セミナー情報 あすなろBLOGカンファレンス『ワークスタイル×ブログ』録 | | セミナー情報 | セミナー情報を読んで。
 先週末に、パソナテックが主催する「ワークスタイル×ブログ」カンファレンスに参加させていただきました。
 何と言っても今回の目玉はブログ「On Off and Beyond」でもお馴染みで、「ヒューマン2.0」の著者でもある渡辺千賀さんの基調講演。
 米国拠点でめったに日本に来ない方だけに、これだけでも貴重な機会なんですが、個人的にも、渡辺千賀さんのイベントの参加調整を手伝ったご褒美に(?)、渡辺千賀さんとパネルディスカッションをさせてもらい、実に幸せな一日でした。
 ちなみに、渡辺千賀さんの基調講演や、CTOセッションを通して聞いていてあらためて考えたのが、ポートフォリオワーカーという働き方について。

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ブログがCEOをメディア企業から引き抜く時代

 TechCrunchにHeatherがやってくるを読んで。
 ちょっと前のニュースになりますが、Web2.0系企業を紹介するブログとして有名なTechCrunchが、なんとメディア企業のFOXからCEOを引き抜くようです。
 TechCrunchについては、CNETの「盛り上がるブログスフェア–米で新たなゴールドラッシュが進行中」という記事で、広告枠を1カ月あたり6万ドルで販売し、広告枠は売り切れ状態というお化けブログであることは認識していたのですが、それにしてもCEOを雇うというのは凄い話です。

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Xacti2.0プロジェクトは、日本のビデオブログブームのきっかけとなれるか

三洋、H.264対応の新XactiとWebコミュニティの連動による「Xacti 2.0」を読んで。
 火曜日に開催されたXacti2.0のブロガー向け新製品発表会に参加してきました。
 上記のブロードバンドウォッチの記事に掲載されているのは、記者向けの新製品発表会ですが、私が参加したのは、そのあとに実施されたブロガーや一般公募向けの公開イベント。
 記者発表と同じ中身+実際に端末を使って撮影をすることができるという、非常に凝ったイベントでした。
 最近、個人的にもXactiが気になっていたところです。
 何しろ周りのブロガーのXacti保有率はうなぎのぼりで、イベントや飲み会のたびに誰かがXactiを持って撮影をしている始末。
 これほど気になる端末はありません。

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松坂のジャイロボールに見るネーミングの価値

 MAJOR.JP | MLB コラム – 松坂のスライダーはジャイロボールなのか?(前編)を読んで。
 今年からメジャーリーグに渡った松坂ですが、最近米国のメディアでは松坂の魔球「ジャイロボール」に話題が集中しているそうです。
 すっぽ抜けたボールをジャイロボールと勘違いしたり、インタビューのたびにいつ投げるのかと聞かれたり、報道も完全に過熱気味。
 東京新聞の記事なんかによると、ジャイロボールとは、「スライダーの兄弟球。ちょっとの向きの違いでスライダーになったり、ジャイロになったりする」ということのようですが、要は「日本円で六十億という高額な落札額が、まずファンを驚かせ、『一体、どんなすごいピッチャーなのか』という興味に応えてミステリーボールという言葉が出てきた」というところが背景にあるようで、松坂もわざとか面白がってか話を濁すので余計に盛り上がっているようです。

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