懲りずに続けているパワーインタビューですが、第五弾となるインタビューをブログラボに公開しました。
今回は、ブログ「キャズムを超えろ!」の運営者であるwa-renさんに、wa-renさんが松下電器産業時代に、どういうスタンスでブログを書いていたのかという話を聞いてみました。
・キャズムを超えろ!のwa-renさん インタビュー
多分、wa-renさんに初めて会ったのは、wa-renさんがブログを書き始めた頃だったのだと思いますが、松下電器作業みたいな大企業の中でブログを書いているなんて、変わった人もいるもんだなーと思った記憶があります(失礼)。
私自身、NTTという大企業に所属していた人間で、大企業の中の人たちにもっとブログでつながれる人が増えてほしいと思い続けているのは事実ですが、自分がもしまだNTTにいたらブログを書いていたか?と聞かれると、実はどうだったか自信がありません。
自分のNTTの同期で今ブログを書いている人間はかなり少ないと思いますし、もし自分が最後に所属していたIR担当に今も在籍してたらブログを書くというのは実際あり得なかったでしょう。
アリエル・ネットワークに転職して、しばらく苦しんで、その後ブログのおかげで視野やネットワークが拡がったので、今でこそブログの価値や可能性というのを理解できているつもりですが、大企業の中で日々自分の仕事に追われていたら、今でも気がつく必要が無かったかもしれません。
なんといっても、大企業に所属している自分が「ブログを書いてもいい」ということ自体を、思いつかなかず、ネット系の人たちが盛り上がってるなーぐらいの印象になっていたような気もします。
(実際、IR担当にいるときは、インターネットブーム自体が完全に他人事でしたし。)
そういう意味で、今回のwa-renさんに言われて改めて気になったのが、大企業においてブログは禁止されているわけでもないけど、許可されているわけでもないというくだり。
ワールド・ウォーター・デーでブログやネットができることを考える
ニューヨークの遊び方 : ワールド・ウォーター・デー(World Water Day) 2008を読んで。
ニューヨークの遊び方のりばてぃさんに、「ワールド・ウォーター・デー(World Water Day)」というのがあるというのを教えてもらいました。
世界では、安全な水が飲めないために、約15秒に1人の割合で幼い子ども達が亡くなっているのだそうで、なんとかこの子ども達を助けられないのかとい思いから、定められた日だそうで。
実は、もうそのワールド・ウォーター・デーは明日(というか今日)3月22日になります。
なんでも、国連とユニセフと、市民ボランティアが協力して、世界中で、水の問題に関する啓蒙活動や募金活動を展開していこうということらしいのですが、やっぱり以前「Blog Action Day に見る日本語ブログの存在感の薄さ 」という記事で紹介したBlog Action Day同様、このワールド・ウォーター・デーでも日本の存在感はゼロに近い模様。
ネットで世界はつながったというものの、やっぱり日本はこういう活動にどうもつながれてないのかなーとちょっと改めて悲しくなります。
ただ、今回少し明るいニュースと思えたのが、りばてぃさんがアップした下記の動画。
元々、ユニセフが作成していたものを、りばてぃさんがExciteのドガログにアップしなおしたものになるのですが、すでに再生回数が25000回を超えようとしています。
もちろん、25000回動画が再生されたところで、直接途上国の子供たちの現状が何か変わるわけではないのですが。
一つのブログや動画を通じて提示されたメッセージが、それだけの人たちに届いた可能性があるというのは、今後の可能性を感じさせる話だと思います。
さらに動画のページに書かれたりばてぃさんのコメントによると、「ユニセフUSAの方からお礼と来年以降日本でもTap Projectを展開する可能性があるのでよろしくお願いします、とのメールが届きました。」とのこと。
こういった小さな一つ一つの情報発信が、ちょっとずつ世の中に影響を与えるのかもしれない、そんなことを感じさせてくれる出来事だった、といったらおおげさでしょうか?
今年は自分自身、仕事が忙しくって、他の人のことを考えている余裕がないのも正直なところではあったのですが。
せっかくブログやネットに関連した仕事をしているのだから、もう少し自分が何ができるのか改めて考えてみたいと思います。
ブログを書けば本が出せるのではなく、伝えたいことがあることが重要という話
パワーインタビューの番外編をブログラボに公開しました。
・中島聡氏 × 海部美知氏 トーク&サイン会 の動画
今回は、先週、ちょうど今月発売されたばかりの中島さんと海部さんの書籍イベントで、撮影をさせてもらいましたので、その冒頭部分の動画になります。
冒頭部分はどちらかというとこれから来る熱いトークの導入という印象だったので、本編の方が内容的にはオススメなのですが、お二人がなぜ書籍を書くことになったのかという話がブログがらみで興味深かったので、あえて冒頭部分だけをアップしてみました。
(本編部分は間に合わなかったというのも正直なところですが)
ちなみに、個人的に印象に残ったのが、お二人が本を書くようになった背景とその思い。
中島さん自身「アルファ・ブロガーはなぜ本を書くことになるのか?」というエントリーで、「将来何か本を出したいと思っている人は、ひとまずはブログから始めてみることを強くお薦めする」と書かれていますし、海部さんの場合もパラダイス鎖国のエントリーが話題になったことが出版につながったとかで、二人の出版の背景にブログが影響しているのは間違いない話。
実際ブログを書いていたことによって本を出せることになったという話は二人に限った話ではありませんし、実際私もその一人、ブロガーによる本の出版が文章を書けるという意味で相性が良いことは間違いないでしょう。
ただ、お二人の話を聞いていて改めて思ったのが、そうは言ってもやはり10万字以上の本という形式を取るからには、それに見合った「伝えたい思い」があることが必要と言うこと。
ブログのアーカイブを活かす仕組みがそろそろ必要な気がする
パワーインタビューの第三弾をブログラボに公開しました。
・MONO-PORTAL インタビュー
今回はレビューブロガーのポータルサイトというコンセプトのMONO-PORTALを運営されている和田さんに話を聞いてみたのですが、個人的にもっとも印象に残ったのは、ブログのレビュー記事で昔に書いたものでも是非MONO-PORTALに投稿してほしいというくだり。
ブログというのは構造上、古い記事はどんどん新しい記事によって下に押し出されていくことで、人間の記憶と同じく最新のものだけが表示される仕組みになっているのですが、個人的にはやはりこのアーカイブがもったいないという思いがずっとしています。
たしかに、製品のレビューのような記事の場合、その製品が発売されている限り、そのレビュー記事は誰かの役に立つはずで。
通常の検索エンジンやブログ検索で、役に立つレビュー記事だけ見つけ出すというのは、スパムブログやアフィリエイトサイトが大量にある現状だと意外に骨の折れる作業。
大量のブログのレビュー記事が、製品ごとやサービスごとにまとめてあるサイトというのがあれば、案外役に立ちそうな気がします。
MTVイベントに見る映像の価値、リアルの価値
木曜日に、AMNの関係でMTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN2008 略してVMAJ2008のキックオフパーティーに参加させて頂いてきました。
VMAJとは何かというと、音楽チャンネルのMTVが年間のミュージック・ビデオの最優秀賞を決めるイベント。
視聴者の投票によって最終的に受賞者が選ばれるのが一つの特徴で、今回のキックオフパーティーはそのノミネートや司会者の発表を行うプレイベントです。
↑こんな感じのイベント前のステージが、イベントが始まるとこんな感じに超満員↓
実は私は、正直音楽自体よりもミュージック・ビデオが好きという人間で。
昔からミュージック・ビデオのランキングを録画してバックミュージックというか背景動画的に流していたり、携帯電話で動画撮影できるようになったタイミングで、わざわざテレビから録画ができるケーブルを購入して、ミュージック・ビデオを携帯電話に取り込んで電車で聞いて(見て)いたりという変わったタイプです。
そんな中、いつも感じているのが音楽と映像の組み合わせの価値。
良い音楽って、それだけ耳から聞いていてももちろん良いんですけど、映像と組み合わさるとまた違う良さが出てくるんですよね。
自分の場合には音楽を耳で聞いていると言うよりは視覚も含めて「観る」感覚で味わってしまうタイプなんだなーとつくづく思います。
3月29日にサントリーさんの白州蒸留所体験ツアーをやります。
毎度遅い告知で恐縮ですが、3月29日(土)にサントリーさんにご協力頂き、サントリーさんのシングルモルトウイスキー白州の蒸溜所体験イベントを実施します。
朝から夕方までの一日コースになりますが、皆さんと「大人の社会見学」っぽいのりで、楽しめればと思っていますので、ご都合のよろしい方は是非お申し込み下さい。
普通はめったに飲めない年代物のウィスキーを試飲できるチャンスもあるみたいです。
ウイスキーというと男性のイメージが強いかもしれませんが、案外女性向けの面もあるそうですので、女性の方も興味のある方は是非どうぞ。
■「シングルモルトウイスキーセミナー(サントリー白州蒸溜所)」体験イベント
■開催概要
日時:3月29日(土)9:30集合、19:00解散予定
(交通状況により遅れる場合がございます)
集合場所:新宿駅付近の集合を予定しております。(白州蒸溜所での現地集合も可)
目的地:サントリー白州蒸溜所(山梨県)
■お申し込みについて
詳細についてはこちらのページをご覧下さい