オープンな勉強会がコミュニティの壁を溶かしていくのかも

power_logo.png フライング気味に始めてしまったパワーインタビューですが、その後、次々にAMNに遊びに来られた方を実験台として犠牲(?)にしながら収録だけは着々と進んでいます。
 ということで、週末に二本目をようやく編集したので公開しました。
マイネットジャパン 松尾康博CTO インタビュー
 今回はマイネットジャパンの松尾さんに、エンジニア交流勉強会「gungi」の成り立ちや、気をつけていることなどを聞いてみたのですが。
 個人的に印象に残ったのが、gungiはプログラミング言語や技術レイヤーにこだわらずノンセクションのオープンな勉強会として運営しているという松尾さんのこだわりの部分。
 確かにネットというのはこだわりの強いグループで、濃いコミュニティを形成できるというのも一つの特徴ですが、一方でそういった複数のコミュニティが壁を越えてつながったときに新しい何かが生まれるというのも事実。
 最近、サイボウズラボのamachang氏に「1000人スピーカープロジェクト」の話を聞いたときに同じように「コミュニティの壁を崩していきたい」というような発言をされていたり。
 百式の田口さんが、エンジニアとデザイナーを結びつける活動をしていたりと、シンクロする発言をそこら中で聞いている気がします。

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ブログパーツ作るなら、ブロガーに貼りたくなるかどうか聞いてみれば?

ブロガーが貼り付けたくなるコンテンツとは何か?『脳内会議レポート』 | IDEA*IDEAを読んで。
 昨日、脳内会議に参加してきましたので、感想をメモしておきたいと思います。
 今回のイベントは、NTTレゾナントが運営するgooがうそこメーカーさんとタイアップして企画した脳検メーカーをテーマにしたイベント。
 NTT出身者の自分が言うのも何ですが、組織として堅い印象のあるNTTグループが、脳内メーカーのうそこメーカーさんとタイアップしてキャンペーンを展開するというのも、なかなか驚き。
 ちょっと遅れてしまったので、前半の山場を見逃してしまったのですが、こういう個人の開発したサービスと大企業とのコラボレーション的組み合わせというのは、もっといろいろあっても良いのかなーと思わされたイベントでした。
 ちなみに、徳力 基彦をキーワードにした脳内検索メーカーの結果はこれ。

 なんだ、ジェンナーって・・・?

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トラックバックを通じて他のブログとつながることの、読み手にとっての価値

blogradar_logos.png AMN、ブログで注目の話題を自動で抽出する「ブログレーダー」を読んで。
 ブログラボの方でもご紹介させて頂いていますが、本日「ブログレーダー」なるサービスを公開しました。
 複数のニュースサイトでも取り上げて頂いて本当にありがたい限りなのですが。
 こちらのブログで、AMNでなぜわざわざこんなサービスを開発しようと思ったのかという背景を書いておきたいと思います。
 私が二回ブログを挫折した後に、このtokuriki.comの素となるNetcom Eyeというブログを始めたのは、2004年5月のこと。
 なんといっても、大きかったのはCNETでブログを連載されていた梅田さんの影響です。
 毎日のように梅田さんのブログを通じて提供される新しい視点や、問いかけに刺激を受け、梅田さんと、その周りの人たちとの議論をみながら、自分もこの議論の輪に参加したい。
 そんなことを思ってブログを始めた一人の読者でした。
 当時は、梅田さんの「Blogは究極の知的生産の道具」という記事を読んでもぴんと来ていなかったのですが、それが理解できていなくても、日々ブログの面白さにどんどんのめり込んでいく自分がいたのを良く覚えています。
 ネット世代・PC世代の議論とか、独特のGoogle論とか、それはもう一つ一つの議論が、当時まだなれないネット業界で孤独感を感じていた自分には本当に新鮮で、梅田さんを中心としたIT系ブログ界隈で展開される一つ一つの議論に、大なり小なりなんとか参加しようとしていたりしました。
 そんな私がブログにはまっていく上で、大きな役割を果たしてくれていたのがトラックバック機能。
 一つ一つのブログの記事だけでも十分自分の刺激になっていたのに、トラックバックをたどっていくといろんな視点から議論がつながっていて、一つのニュースや話題を多様な視点から考えることができる。
 それはもう本当に刺激的な世界でした。

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ブログを書く上で大きな分かれ道になる二つの選択肢。

BLOG15.NET : ブログはこれからおもしろくなるのかな? – livedoor Blog(ブログ)を読んで。
 もうすでに議論が一周して終わっているのですが、先週、後発のブログにとっては昔ほどブログが面白くないのではないのか、というような議論が盛り上がってました。
 完全に周回遅れなのですが、個人的に前から気になっている話題で良い機会なので、自分の考えをメモしておきたいと思います。
 ちなみに、上記の記事にコメントしている主なブログ記事はコチラ
ブログを始めてからアクセスが伸びるまで – 北の大地から送る物欲日記
404 Blog Not Found:読者という神は自らを助くbloggerを助く – blogを続ける3つのコツ
ブログのアクセス数は、見えないコミュニケーションと人間関係に依存する*ホームページを作る人のネタ帳
 議論で話題になっているような、新規参入者に対する障壁のようなものがあるかないかと言われたら、それは多分間違いなく障壁はあるんだと思います。
 ブログがはやり始めた2003年~2004年頃に比べたら、ブログの数自体は明らかに増えていますし、同じようなテーマのブログも増えています。
 当然、すでに先行して運営されているブログに対して、同じようなテーマの後発のブログが不利な立場にあるのは間違いありません。
 ただ、当時と今を比較して、感じるのは新規注目ブログの見つけやすさの変化。
 たとえば、はてなブックマークの人気エントリーとか、ライブドアリーダーの注目度ランキングとか、普通に固定のブログを見ているだけだと出会うことができないブログに出会えるサービスが登場し、2003年とか2004年頃に比べるとはるかに新しいブログを見つけやすくなった感じがあります。
 ブログの数が増えた分、読者の数も増えているはずで、必ずしも後発だからといって注目を集めるのは不可能ではないと思うのですが。
 たしかに後からブログを始めた人の多くが、ブログの読者数を増やすのが難しいと感じているのは事実でしょう。
 そんな中、上記の記事を見て、自分ならどうするかなーと考えてみたのですが。
 もし、今からブログを始めて読者数を増やしたいのだとしたら、やはりポイントはブログのテーマ設定ではないかと思います。
 (ちなみに、個人的にはブログは自分のために書くべきだという論者で、多くの人に読んでもらえる方が良いとは限らないとか思っている人間です、念のため)
 個人的にブログを書く上で、大きな分かれ道になると思っているのが、
■自分の興味の延長で書くのか
■テーマ重視で書くのか
 という二つの選択肢。

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パワーインタビューなる企画を始めてみました。

power_logo.png 年始の抱負で「ビデオブログに挑戦」を宣言してしまったこともあり、1月に開設したブログラボがまだ本格的に始動できていないこともあり、とりあえず個人的なビデオブログの実験として「パワーインタビュー」という企画を始めてみました
 ブログラボの方に書いたように「食事をしながら打ち合わせをする「パワーランチ」をもじって、仕事の打ち合わせのついでにする動画インタビューを「パワーインタビュー」ということにしてみた」わけですが、ついでに徳力の「力」とパワーがかかっていたりいなかったり。
 せっかく、日々いろんな方にいろんな話を聞いているので、その一部だけでも無理矢理インタビューにしてみようという試みです。
 まずは、おそるおそるはじめて見た感じですが、そのうちUstreamやStickamなんかのライブストリーミングと組み合わせて質問を募集したりとかしてもいいかなーといろいろ妄想したりしています。
 ということで、第一回はGizmodo Japanのゲスト編集長いちるさんに無理矢理インタビューをお願いしてみましたので、是非ご覧ください。
Gizmodo Japan ゲスト編集長インタビュー – ブログラボ (Bloglabs.jp)

 ちなみに、今後AMNのオフィスに打ち合わせにきていただいた方には、自動的にインタビューをお願いすることになると思いますので、よろしくお願いいたします(笑)

LUNARR発表会 オープニング

 和田さんに、Eyevioのプレイヤーがすごい綺麗だという話を聞いたので、先日参加したLUNARR発表会の動画をアップロードしてみました。
 ブログに投稿機能を使ってみたらエラーが出たと思っていたのですが、無事にアップされていたようです。
 
 ということで、実際の記事は下記をご覧ください。
参加者にいきなり衝撃を与えた LUNARR発表会オープニングビデオ : ワークスタイル・メモ

ちなみに比較対象としてのYouTubeはこちら