イノベーションを考える勉強会に興味がある人いますか?

 最近、ブログやRSSリーダーのおかげで、大量の情報を非常に効率よく摂取できるようになったんですが、どうも摂取した情報を消化しきれていないような気がしています。
 自分のブログで意見を言いっ放しにするのは、それはそれで楽しいんですが、本当に自分がその会社の立場だったら実際にどうするか、もう少ししっかり考えてみたいと思ったり。
(そもそも個人的に、一人で考えることの限界を感じているのもあるんですが。)
 そこで、ビジネスやイノベーションの視点で、少し深い議論ができるような勉強会ができないものかと考えています。
 最近、話題になっていたり、新たなイノベーションのきっかけになりそうなサービスや企業を一つ取り上げ、自分がその会社の社長だったら、今後どういう手を打っていくか参加者全員で考えるという、ベタな「勉強」会です。
 そんな勉強会をやるとしたら、興味がある人いますか?
 もし、少しでも興味があるという方は、ぜひ事前リサーチにご協力ください。
(下記のフォームから勉強会で取り上げたいサービスや企業を投稿してください。)
勉強会事前リサーチフォーム
 希望の多かったものをテーマに、第一回の開催を検討したいと思っています。
 よろしくお願いします。
(なお、小規模な勉強会を予定しているので、もしも人数オーバーになった場合は、事前リサーチにご協力いただいた人を優先したいと思ってます。)
【勉強会概要】
日時:平日夜19時~2時間ぐらい
場所:未定
形式:食事を取りながら?

GTDの5つのステップ (ストレスフリーの仕事術より)

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則 先日紹介した「ストレスフリーの仕事術」の最後にGTDのステップのまとめが書いてあるので、自分のためにもメモしておきます。
 
■GTDの5つのステップ
ステップ1 収集する
 ・あなたの注意をひくものすべてを、ひとつ残らず「in-box」に入れてしまおう。
  決して頭で覚えておこうなどと思ってはいけない。
  (書類受けやメールの受信箱、メモ帳、ボイスレコーダーなど)
 ・定期的にレビューしてつねに空にするように心がけよう
ステップ2 処理する
 ・「in-box」からひとつずつやるべきことを取り出す
 ・それについて行動を起こすかどうか決める。
 ・行動を起こさない、と決めたら捨ててしまうか、資料として保存しておくか、「いつかやる」リストなどに転記しておしまいにする。
 ・行動を起こすべきと決めたら、「次にとるべき具体的な行動」を決める
 ・今すぐ自分でやるか、人に任せるか、あとでやるかを決める。
 ・簡単に決まらないようだったら「プロジェクト」リストに転記しておしまいにする
ステップ3 整理する
 ・あとで取り出したり、レビューしたりできる適当なカテゴリーに分ける
  ・プロジェクト(複数のアクションが必要なもの)
  ・カレンダー(特定の日時にやらなくてはいけないもの)
  ・次にとるべき行動(空き時間に片付けるもの)
  ・連絡待ち(ほかのだれかに任せたもの)
 ・必要ならば状況ごとにこれらのリストをさらに分類する(電話、コンピュータ、家等)
 ・判断基準に迷ったときに使える、長期的な目標や価値観のリストを作っておく。
 ・必要ならば使いまわしのきくチェックリストを作っておく
 ・いつでも参照可能なように「資料」フォルダを整理しておく
 ・リマインダーの仕組みを作っておく
ステップ4 レビューする
 ・カレンダーと「次にとるべき行動」リストを毎日見直す
 ・週次レビューを絶対に行わなくてはいけない
 ・長期的な目標や計画、自分の価値観を、必要と思われる頻度でレビューする
ステップ5 実行する
 ・「次にとるべき行動」リストを見直し、現在の状況、持ち時間、エネルギーレベル、優先順位を考慮して行動に移す
 ・適切なリマインダーを設定することで、その場の自分の意思決定に自信が持てるようにする
 ・「自分がなぜそれをやっているのか」をつねに意識することによって、正しい選択を心がける。
■行動につなげるための5つのステップ
1.目的、判断基準を決めよう
2.望ましい結果をイメージしよう
3.ブレーンストーミング
4.考えうるオプションを整理しよう
5.次にとるべき行動は?
・必要ならば、プロジェクトを違うレベルから見てみよう
・このステップは頭の中がすっきりするまで何度でも行ってみよう
■週次レビューのやり方
・ちらかっている紙をまとめよう
・メモ用紙の処理をしよう
・頭をからっぽにしよう
・「次にとるべき行動」リストを見直そう
・「連絡待ち」リストを見直そう
・「プロジェクト」リストを見直そう
・過去のカレンダーを見直そう
・今週のカレンダーを見直そう
・チェックリストをすべて見直そう
・「いつかやる/多分やる」リストを見直そう
・他にあるかな?

ストレスフリーの仕事術 (デビッド アレン(著),田口 元 (翻訳))

ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則 ストレスフリーの仕事術を光栄にも献本でいただきました。
 「ストレスフリーの仕事術」は、GTDのデビッド・アレンさんの本ということでも注目なのに、日本のGTDやLifeHacksの第一人者として有名な田口さんの監訳。豪華です。
 
 自分も、10年近くの社会人人生の過程で、メールの受信箱は空にするとか、ToDoもメールで書いて自分に送ってメモするとか、自己流のGTD的な仕事術は実践してきたつもりではあったのですが、やはりこうやって系統だって作られたシステムにすると、その効果は一段と大きなものになると実感しています。
 このストレスフリーの仕事術は、GTDを実践するための心構えという位置づけで、副題にあるように「仕事と人生をコントロールする52の法則」が並んでいて、印象に残るフレーズがそこらじゅうに散りばめられています。
 何しろ、原題が「Ready for Anything」。何でも来いという精神状態という感じでしょうか。
 書籍の最後にGTD自体のまとめもありますので、一冊目を読んでいない人でもすっきり読めると思います。日々忙しくて首が回らないと嘆いているビジネスマンに、特にお勧めです。

続きを読む ストレスフリーの仕事術 (デビッド アレン(著),田口 元 (翻訳))

CNET読者ブログとオルタナティブブログを比較してみる

ガ島通信 – 「CNET Japan読者ブログ」メリットがいまいちよくわからないのですがを読んで。

最近は、すっかり見慣れてきた感じもあるCNET読者ブログですが、そういえばCNET読者ブログとITmediaオルタナティブブログってなにが違うのか気になったので調べてみました。

冒頭に紹介した藤代さんの記事を始め、CNET読者ブロガー募集の際にはいろんな反応がありましたが、蓋を開けてみたらいつのまにか100近いブログが開設されているようです。

CNET読者ブログとオルタナティブブログの項目ごとの比較はこんな感じ。

  CNET読者ブログ  ITmediaオルタナティブブログ
開設ブログ数  87  77 
一日の記事数  10~20程度?  10~20程度? 
全体のフィード  無し?  有り 
採用審査  試験エントリ  略歴申請? 
条件  20歳以上
不明
露出方法 ニックネーム 可
顔写真 無
実名
顔写真  必須?
記事の所有権  CNETにあり
ダブルポスト 可
不明 
記事の掲載審査  無し  無し? 
執筆料  無し  無し? 
アフィリエイト  不可  不可? 

 まぁ、半分推測なので、真偽のほどは微妙なんですが、パッと見て目立つのはやはりブロガーの扱いでしょう。

 オルタナティブブログが実名で写真付きのいわゆる個人を強調したブログなのに対し、CNET読者ブログはニックネームもありで顔写真は基本的に出さないパターン。
CNETにはもともと写真出しブロガーはメインコンテンツとして存在しますから、そことの差別化もあるのでしょうが、位置づけ的には個人を強調したブログというよりも、読者ブログという掲示板的な印象を受けます。

そのあたりの印象は、オルタナティブブログが「オルタナティブブログ全体」のRSSフィードを用意しているのに対し、CNETの方は「読者ブログ全体」のRSSフィードが無い点からも強くなります。

あくまでCNET読者ブログはCNET記事の代わりではなくオプション的な位置づけということでしょうか。
その分、CNET読者ブログは本体の記事やサイトとの連携が実に見事。

記事を読むとそれに関連する読者ブログの記事が表示されますし、注目の読者ブログ記事はサイトのサイドにしょっちゅう表示されていて目立つこと請け合いです。おそらくページビューは固定ファンのいない読者ブログでも結構いくんじゃないでしょうか。
それに対してオルタナティブブログは、どちらかというとITmediaに間借りしている個人ブログの感じなので、集客は各ブロガーの努力にかなり依存している印象があります。

おそらくどちらの媒体も執筆料は無料と思われます(オルタナティブブログも、最初に数回書いて幽霊ブロガー化している人が見受けられるので)し、アフィリエイトもダメっぽいので、どちらもメリットは「有名なニュースサイトで書ける」という点。

そういう意味では、自分自身の露出を増すようなパーソナルブランディング目的の人はオルタナティブブログ。とにかく自分の記事を多くの人に読んでほしい人はCNET読者ブログがお勧めというところでしょうか。

 

メディア側からすれば、今後メディアの看板をつけているブロガーの質の維持というのが課題になってくるとは思いますが、執筆料無料でページビューは増やすことができるし、おそらく検索エンジンからの流入増加にも貢献しているでしょうから、面白い取り組みですよね。
今後の動向も注目したいと思います。

映画「ダヴィンチコード」に学ぶ批判を味方にする技術

ダ・ヴィンチ・コード(上)Sankei Web ダ・ヴィンチ・コード 騒動も商機を読んで。
 映画「ダヴィンチコード」が好調なスタートを切っているようです。
 6000万部売れた本が原作だから、話題になって当然といえば当然なんですが、やはりそれ以上に大きかったのは事前の騒動でしょう。
 カトリック教徒によるボイコット運動をはじめ、上映を禁止する国や観賞に年齢制限をつける国が出てきたりと、これほど公開前に一般紙で記事になる映画というのはスターウォーズぐらいじゃないかという気もします。
 批判されればされるほど、それがきっかけで話題になり無料で世界に宣伝してもらえたことになります。
 もちろん批判された分、その批判が理解できる人には映画を見ない理由になるんでしょうが。
 それ以外の方には認知度をあげるための話題として作用したというところでしょうか。
 ちなみに、日経産業新聞によると、「ソニーは制作の早い段階で米国の危機管理会社やキリスト教市場に強いマーケティング会社と契約し注意深く作品を宣伝」してきたそうです。
 実際、宗教問題というのはちょっと取り扱い方を間違えれば非常に大きな問題になるナイーブな問題ですから、当然といえば当然。
 その努力の結果、興行収入も好調で、今となっては上手いことやったという感じですが、担当者の人たちの苦労は並大抵ではなかったことと容易に想像できます。
 まぁ、そういう意味では、興行収入がスターウォーズ エピソード3に次ぐ史上2位の売り上げを上げたというのも、担当者の人たちの長い期間の努力の結果で、当然といってもいいのかもしれません。
 あと、個人的に注目したのが、下記の部分
「専用ホームページを開設し、宗教学者の意見を載せたりキリスト教に関する自由な討論の場を提供したりして異見や批判を積極的に吸収した。」
 
 どのサイトのことなのか分からなかったので、詳細は確認できていないのですが、一般的にこういう炎上の元となるようなネタはこれまでであれば、燃えないようにふたをしていただろうところを、あえて自社でホームページを開設し、積極的に批判を吸収したというのは注目です。
 ソニーというと、ウォークマンブログの炎上が記憶に新しいところではあるのですが、少なくとも今回のダヴィンチコードにおいては、炎上の力を上手く活用したと言っても良いのではないでしょうか。
 あえて炎上をいとわずに問題提起をし、批判や反論を吸収して、ギリギリのところで話題づくりをするという手法は、これからのネット社会でも一つの技になりそうな気もします。
 ちなみに、私個人はダヴィンチコードは昨年の早い時期に読んで、それに影響されてフランス・イギリス旅行に行ってしまったぐらいのミーハーなんですが。
 本を読んだ人にもこの映画はお勧めできると思います。
 何と言っても、映画を見て改めて感じるのは映像の力。
 本を読んでいるときには絵の構図とかなかなか想像できないものが、映画だとパッと一瞬で理解できますし。
(自分が本を読んだときに勝手に勘違いしていたシーンがいくつもありました)
 ただ、映画だけだとさすがに2時間半に、あの分厚い2冊の本は納まりきっていない感じもしたので、本を読んでない方は速い展開についていくのが辛いかもしれません。
 ということで、本を読んでから映画を見るのがお勧めです。

ダ・ヴィンチ・コード(上) ダ・ヴィンチ・コード(上)
ダン・ブラウン 越前 敏弥


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

グリナで、アミノ酸の力を再確認

gurina.gif ONEDARI BOYSの企画でグリナをいただきました
 実は個人的には、飲食物にあまり執着が無いので、数々の飲食系ONEDARIに参加してこなかった経緯があったのですが、今回のグリナはちょっと違います。
 なんといっても、商品のサブタイトルが「あなたのおやすみをサポート」。
 実は最近、どうも寝た気がしなかったり、休んでも疲れが取れない気がするんです。
 そんなやむをえない(?)事情もあって、グリナを喜んでONEDARIさせて頂きました。
 さて、グリナとは、味の素が販売している健康基盤食品なんですが、何でもアミノ酸「グリシン」が入っているとかで、グリナという名前になったそうです。
 アミノ酸って今いろんな飲み物とかにも入ってるやつですが、いろんな効果があるそうで、味の素の研究によるとこの「グリシン」には睡眠の質を改善する効果があることが分かったそうです。
 「睡眠の質を改善」って良い響きですよね。
 グリシンの実験についての詳細はこちらのウェブサイトなんかに詳しいですが、グリシンを摂取したことによって「朝の目覚めがスッキリ」で、「疲労感が軽減」され、「すみやかに自然な深い眠り」につけることが分かったそうです。
 まぁ、百聞は一見にしかず、この手のものは試してみるにかぎるわけですが、実際に私もここしばらく飲んでみたのですが、確かに効きます。
 朝の自然に目が覚める時間が明らかに早くなるんですよね。
 あまりに効くので、早く床につけたときには6時代に目が覚めてしまって驚いたぐらい。
 ついつい遅くなってしまって、睡眠時間が足りない、なんてときに非常に有効です。
(私はあまりなりませんでしたが、他の人は夕方に反動で眠くなるなんて人もいたみたいです。)
 アミノ酸にこんな効果があったなんて驚きですね。
 何でも薬事法の関係化何かで味の素さんのウェブサイトにはあまりはっきりと効果が書いてないんですが、明らかにこれは睡眠不足で困っている人にお勧めのクスリですね。
 ちなみに、クスリじゃなく健康基盤食品というだけあって、味もグレープフルーツ味で飲みやすいです。
 オンラインで購入できるそうなので、毎日ブログの読みすぎ、書きすぎで睡眠不足という方は是非どうぞ。
【関連記事】
グリナとは (Modern Syntax)
睡眠をサポートする「グリナ」