CNET Japan Liveのセッション「農業が変わる–企業参入やIoTで”ビジネス”へと変貌」でモデレーターを担当させていただきました。

 6月19日に開催されたCNET Japan Live 2014 Summerのセッションでモデレーターを担当させていただきました。
 今回のCNET Japan Liveのテーマは「あらゆるモノがつながる世界 ~IoTが起こす新ビジネスイノベーション」ということで、IoT(Internet of Things)がテーマ。
 その中でも私が担当させていただいたセッションは「農業が変わる–企業参入やIoTで”ビジネス”へと変貌」という農業のIoTがテーマのセッションでした。
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 まぁ、皆さんご存じのように私自身は農業の経験は全くなく、知識もたいして無いわけですが。
 富士通さんのブロガーツアーで司会を担当させてもらったときにも、食・農クラウドのAkisaiのやさい工場の話を聞いて、非常に感銘を受けたこともあり。

 農業におけるIT活用というのは日本の農業の現状とか食糧自給率とかいろいろ考えると、非常に重要なテーマだし、可能性のある分野だと感じており、モデレーターを引き受けさせていただきました。
 
 素人の私が想像している以上に、日本の農業の平均年齢の高さとか跡継ぎ問題とか、農業には根本的な問題があることが分かって、そんな簡単にITだけで解消する話ではないこともよく分かったのですが。
 一方でそれを乗り越えることができると、日本の農業のスタイル自体を海外にアピールすることができるのではないかと可能性を感じたりもする1時間でした。
 
 当日のセッションの内容はCNETの記事で読むことができますので、興味がある方はこちらをご覧下さい。
モノのインターネットで農業を「儲かる産業」に–担い手を呼び込む – CNET Japan
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サッカーワールドカップの日本代表をバッシングする前に、8年前のドイツ大会との違いを振り返ってみた

 残念ながら、日本代表のワールドカップが予選本戦1次リーグの三試合で終わってしまいました。

 スポーツ新聞といい、ニュースサイトといい、そこら中で日本代表や本田をバッシングするタイトルや記事が踊っているようです。
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 初戦で短時間での逆転負け、二戦目で攻めあぐねての引き分け、そして最終戦で南米のチーム相手に奇跡を祈りつつも最終的には大差で完敗。
 と、綺麗に8年前のドイツ大会と同じ結果をたどったことで、私自身もこの8年間の間、日本代表のサッカーは何も進化してなかったんじゃなかろうかという悲観的な思いに駆られてしまいましたし。
 4年前の決勝トーナメント進出の印象だけが強い人からすると、当然今大会はもっと良い成績を期待していたでしょうから、今大会の結果に対してバッシングの声を上げたくなる気持ちは分からなくはありません。

 で、実は私は8年前にも「サッカーワールドカップの日本代表をバッシングする前に」という同じタイトルでブラジル戦の後にブログを書いて、サッカー掲示板にピックアップされてしまって「ニワカが分かったようなこと書くんじゃねぇよ」とか怖い人たちがブログのコメント欄に出てきて軽くプチ炎上した経験があるので、今回の記事も書こうかどうか悩んでいたんですが。
 改めて、当時の記事を読み返してみると、今回のワールドカップは、実は8年前とは明らかに違う景色で迎えられたことが分かります。
 

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Engadgetの「BRAVIAソーシャルビューイング」のPR企画に参加させていただきました。

 先日、ツイッターにも書きましたが、Engadgetの「BRAVIAソーシャルビューイング」のPR企画で、コートジボワール戦の観戦の姿を記事にしていただきました。
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 Engadgetさんのトップで背中を使っていただいていて変な感じです(笑)
 今回の企画は、Engadgetさんのオフィスにお邪魔して、中山さん岡田さんと三人で大画面BRAVIAで観戦という企画でした。
 試合自体は皆さんご存じのように残念な結果になってしまったんですが、前半を軸に楽しい雰囲気の記事に仕上げていただいています。
 個人的にも、過去にセルジオ越後さんとソーシャルビューイングをさせていただいていたり、ソーシャルテレビアワードの審査員をさせていただいたりと、ソーシャルビューイング的なものにはいろいろ関わりがあるんですが、テレビ自体がソーシャルビューイングに最適化された機能を実装されているというのは非常に感慨深かったです。
 ご興味のある方は是非ご覧下さい。
W杯日本代表初戦をEngadget編集部が4K対応BRAVIAでソーシャルビューイングしてみた
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ザッケローニ監督、本田1トップとかの4年前に先祖返りはやめて、是非日本サッカーの未来を感じられる試合を見せて下さい。お願いします。

 日曜日のコートジボワール戦での逆転負けの嫌なイメージがまだ消えないで困っている今日この頃ですが、はやくもギリシャ戦まで30時間を切ろうとしています。
 自分がブログにこんな事書いたところで何の意味もないことは重々承知の上なんですが、飲み会の帰りにコンビニでNumberを買って読んで、あらためてもやもやが膨らんでしまったので、酔っ払った勢いでブログで王様の耳はロバの耳と叫びたいと思います。
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 あえて言うまでも無いですが、日曜日の試合は、本当に残念な試合でした。
 逆転負けしてしまったという事実自体も残念ではあるのですが、個人的にそれ以上に残念だったのは、日本代表の試合運びが新時代を感じさせるどころか、4年前や8年前に先祖返りしてしまった印象を強く残してしまった点。
 ここからはオジサン語りになってしまうんですが。
 今の日本代表のメンバーって、20年前とかから考えたら考えられない状況な訳ですよ。
 
 あのマンチェスターユナイテッドや、あのミランや、あのインテルに日本人選手がいるわけですよ。
 まぁ、長友は別として本田と香川はスタメン争いで苦労しているレベルではあるわけですが、それにしたって20年前からしたら考えられないですよ、キャプテン翼の世界ですよ。
 20年前の1994年に、「20年後に日本人がACミランの10番つけてる」って予言してたら、間違いなく大嘘つき扱いですよ。ノストラダムスの世紀末予言の方がまだ信憑性あるレベルですよ。
 日本代表がワールドカップにでることすら夢物語だったわけですよ。
 やっとつかみかけたワールドカップが、ロスタイムのショートコーナーの一発で綺麗にかき消されてしまった時代ですよ。

 それが20年の間にこんなにも変わったわけですよ。
 すごい変化ですよね。

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利用者300万越えも スマホニュース、覇権争奪戦へ  を日経MJに寄稿しました。

 ご紹介が遅くなりましたが、先週末、日経MJ「奔流eビジネス」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は、テレビCMでおなじみになってきたグノシーやアンテナのユーザー獲得競争について書いてみました。
 個人的にはスマートニュースもグノシーもよく使っている側なのですが、あそこまでテレビCM投下をするとは思ってなかったのでビックリしております。
利用者300万越えも スマホニュース、覇権争奪戦へ


 スマートフォン(スマホ)向けニュースアプリの覇権争いが激しさを増している。スマートニュース(東京・渋谷)が2月、サービス開始からわずか14カ月で300万ダウンロードを突破したと発表。と思えば、3月にはライバルのGunosy(グノシー、東京・港)がウルトラマンを使ったインパクトのあるテレビCMを展開し始めた。
 さらに、グライダーアソシエイツ(東京・港)のニュースアプリ「Antenna(アンテナ)」もタレントのローラを起用したテレビCMを開始。両社それぞれ300万件のダウンロードを達成したと報じられた。
 これらの3つのサービスは、いずれも新興のベンチャー企業だ。開発したスマホ向けニュース閲覧アプリは、どれも基本的に無料だ。
 ソーシャルゲームのようにテレビCMでユーザーを増やして課金で収益をあげるサービスに対して、無料で使えるニュースアプリのCMをベンチャー企業が大々的にテレビで展開している現状に違和感を感じている人も少なくないだろう。これは、まさに今この時こそがニュースアプリでスマホ利用者の最大シェアを握るための非常に重要なタイミングを迎えていることが背景にある。
続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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東洋経済オンラインのネスカフェアンバサダーの特集記事でインタビューしていただきました。

大変ご紹介が遅くなりましたが、先月東洋経済オンラインに掲載されたネスカフェアンバサダーの特集記事の関連でインタビューをしていただき、コメントを掲載していただきましたので、ブログでも紹介しておきたいと思います。
ネスカフェアンバサダーについては、書籍「アンバサダーマーケティング」の解説でもご紹介しましたし、日経ビジネスオンラインの「10万人のファンが動いてくれたネスカフェのアンバサダー」というコラムでもご紹介していますが、個人的には非常に理想的なアンバサダープログラムだと思っています。
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バリスタやドルチェグストを活用したカートリッジビジネスというビジネスモデルはもちろんですが、オフィスの中にいるコーヒー好きをネスカフェアンバサダーとして承認することで、単純な無料端末配布による配布先拡大と一線を画したコミュニティを作り上げていますし、早期にテレビCMの展開を始めることによる認知拡大から、ネスカフェアンバサダーの会員の方々とのオフラインでのイベントのつながりまで、総合的な観点で本当にいつも感心させられることばかり。
そんな取り組みの特集記事にコメントを使っていただき、大変光栄な機会でした。
ネスカフェアンバサダーは今年の第6回日本マーケティング大賞で見事にグランプリを獲得されたようですし、新しい市場を拡大したという意味でも文字通りマーケティング大賞にふさわしい取り組みだと思います。
ちなみに、最近では、ネスレさんとはAMNでお仕事でもご一緒させていただいているので、私もある意味、関係者ではあるのですが。
ネスカフェアンバサダーの取り組みを見ていると、日本人ってこういうお客さんを信じてお願いする形のアプローチにはすごい向いているなぁとつくづく感じたりします。
ネスレさんも外資系企業ではありますが、このアンバサダーの取り組みは日本初みたいですし。
自分自身もアンバサダー重視をコアに掲げるなら、日本初でのこういうアプローチの可能性をもっともっと見つけていかないとなぁと、帯をしめなおす日々です。
ネスカフェアンバサダーは、業態が違う企業の方にとっても参考になる点が多いアプローチだと思いますので、もしご存じない方は是非一度記事をご覧になっていただければと思います。
私のコメントは記事の中ごろで使っていただいてます。
ネスレが仕掛けるオフィスコーヒー客争奪戦
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