ソーシャルメディアの価値を生かすには、まずはマスメディアでできないことから を小さな組織の未来学に寄稿しました。

 毎度ご紹介が遅くてすいませんが、日経BPの小さな組織の未来学のコラム連載「タダで使い倒すソーシャルメディア」に、5本目のコラムが掲載されましたのでご紹介します。
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 今回のコラムでは、そもそものマスメディアとソーシャルメディアの関係について簡単にまとめてみました。
 意外にまだまだ勘違いしている方も多いようなので、参考になる点があれば幸いです。
ソーシャルメディアの価値を生かすには、まずはマスメディアでできないことから
前回は、ソーシャルメディア活用の「傾聴」の話から、ツイッター上の発言が、企業の担当者にとって本当に顧客の声としての意味があるのか?という点について紹介した。
今回はちょっと傾聴の話から寄り道して、そもそものソーシャルメディア活用で中小企業がはまりやすい注意点についてご紹介しておこう。
ここ数年のソーシャルメディアの普及の過程で、日本のマーケティング業界でブームになったのがソーシャルメディア「公式アカウント」設置ブームだ。
公式アカウントとは企業名でソーシャルメディア上に情報発信できる状態を作ること。ローソンのツイッターアカウント、とか、ユニクロのFacebookページ、というようなものがそれに当たる。
続きは「小さな組織の未来学」でお読み下さい。
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ツイッターの発言は本当に顧客の声なのか を「小さな組織の未来学」に寄稿しました。

 またしてもご紹介が遅くなりましたが、日経BPの小さな組織の未来学のコラム連載「タダで使い倒すソーシャルメディア」に、四本目のコラムが掲載されましたのでご紹介します。
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 今回のコラムでは、ツイッターの発言の位置づけについて、ツイッターを使っていない方向けに簡単にまとめてみました。
 ツイッターの発言の傾聴の位置づけについては、人によっていろいろ議論があると思いますが、参考に使ってもらえると幸いです。
タダで使い倒すソーシャルメディア:ツイッターの発言は本当に顧客の声なのか
前回のコラムでは、Yahoo!リアルタイム検索を元に、ソーシャルメディア活用における「傾聴」の可能性についてご紹介した。
ただ、Facebookやツイッター等のソーシャルメディアを使っていない方からすると、そもそもツイッター上の発言をどれだけ真面目な顧客の発言として受け止めるべきか、戸惑われる方も多いかもしれない。
実際、日本において「ネット上の発言や書き込み」というのは2ちゃんねるのような匿名掲示板のイメージが強く、ネガティブな印象を持つ人も多いようだ。
続きは「小さな組織の未来学」でお読み下さい。
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アンケートに大金を払う前に、まずはタダの傾聴から始めるべし を「小さな組織の未来学」に寄稿しました。

 ご紹介が遅くなりましたが、日経BPの小さな組織の未来学のコラム連載「タダで使い倒すソーシャルメディア」に、三本目のコラムが掲載されましたのでご紹介します。
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 今回のコラムでは、Yahooリアルタイム検索を軸に、アンケートと傾聴の関係の変化について簡単にご紹介してみました。
 私のブログを読んでいるような方であれば詳しい方も多いと思いますが、ご参考まで。
アンケートに大金を払う前に、まずはタダの傾聴から始めるべし
前回のコラムで、ソーシャルメディア活用において最も重要なキーワードは「傾聴」だという話から、ツイッターの検索のケースをご紹介した。
ただ、単純に発言の一覧だけを見ても面白くないかもしれないので、「傾聴」の可能性をもう少し深掘りしてみよう。
その一つの分かりやすい例が、Yahoo!の提供しているリアルタイム検索だ。
続きは「小さな組織の未来学」でお読み下さい。
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ベロシティ思考を読むと、AKQAのようなクリエイティブエージェンシーと、従来型の広告代理店との根本的な違いを理解できるかもしれません。

4756242898 「ベロシティ思考」は、世界最高峰のクリエイティブエージェンシーであるAKQAを率いるアジャズ氏とNIKEのデジタルスポーツ担当副社長であるステファン氏の掛け合いという形で書かれている書籍です。
 さとなおオープンラボで課題図書になっていたので買って読んでいたのですが、遅ればせながら書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 この書籍のタイトルになっている「ベロシティ」は早さとかスピードという単語みたいなので、ベロシティ思考というのはスピード思考的なタイトルなわけですが。
 早く考えろと言うよりも、インターネットやソーシャルメディアの普及によって全く別次元のスピード感覚になったマーケティングやコミュニケーションの世界において、いかに考えるべきかという問題提起をしている本だと言えます。
 AKQAといえば、時代を代表するクリエイティブエージェンシーとして日本の広告業界でも非常に有名で、レイ・イナモトさんの「広告の未来は広告ではない」というプレゼンテーションが非常に話題になりましたが、このベロシティ思考には日本版特別寄稿としてレイ・イナモトさんのこの「広告の未来は広告ではない」も収録されています。
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 実際問題、AKQAの人とNIKEの人の対談なわけで、マーケティングや広告領域が中心の本ではあるんですが、意外なほど広告のテクニック論の話ではなく、思考法を根本から変える話が中心になっているのが印象的です。
 AKQAのようなクリエイティブエージェンシーが、従来型の広告代理店と何が根本的に違うのかを理解したい方には参考になる点が多い本だと思います。
 
 「明日のコミュニケーション」や「コミュニケーションをデザインするための本」、「マーケティング3.0」を合わせて読むのもお薦めです。
【読書メモ】
■「新しいことはチャンスであり、脅威ではない」
■ベロシティを味方につけるための7つの原則
・銃の前では、最強の手札も無力になる
・行うは易し、言うは難し
・最高の広告は、広告ではない
・手軽さは、正しさの敵である
・そこに「人」がいることを忘れずに
・最高のジョークも、会議にかけるとダメになる
・自分自身よりも大きな目標を持て

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「ソーシャル五輪」ソチ 20年の東京、学ぶ点多く を日経MJに寄稿しました。

 ご紹介が遅くなりましたが、先週末、日経MJ「ECの波頭」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は、ソチ五輪の振り返り記事を書いてみました。
 記事にも書きましたが、2020年の東京五輪では、日本からもソーシャルメディアを上手に使いこなしてスポーツの感動を伝えることができる選手が多数出てきてくれていると良いなぁと、つくづく思います。
「ソーシャル五輪」ソチ 20年の東京、学ぶ点多く


長野五輪に次ぐ10個のメダルを獲得し、日本でも大いに盛り上がったソチ五輪。閉幕から1カ月近くがたつが、ソーシャルメディアをどう活用したかの視点からソチ五輪を振り返ってみたい。結論から言うと、2020年の東京五輪に生かしたい点が多くある。
《ポイント》
(1)ソチ五輪で選手のツイートがマスコミのネタ元となる流れが定着。
(2)浅田真央選手を応援しようとの他選手の投稿は世界中に拡散した。
(3)東京五輪でもSNSの効果的な活用が多くの共感を得るカギを握る。
 12年に開催されたロンドン五輪では、国際オリンピック委員会(IOC)が選手たちに積極的なソーシャルメディア活用を推奨。期間中のツイート数は前の大会である北京五輪の125倍に膨れあがり、初のソーシャル五輪として注目を集めた。ただ、選手による暴言が出場停止につながるネガティブな事例も耳目を集めるなど、選手や関係者、メディアも模索していた大会だったと言える。
続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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ソーシャルメディア活用の最重要キーワードは「傾聴」 を「小さな組織の未来学」に寄稿しました。

 正確には、既に昨日「小さな組織の未来学」でのコラム連載開始をご紹介した時点で、一本目と二本目のコラムが同時に掲載されてはいたのですが。
 せっかくなので、「タダで使い倒すソーシャルメディア」の二本目のコラムを簡単にご紹介します。
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 まぁ、とにかく写真のインパクトが凄いんで、それとセットで覚えて頂けるとありがたいんですが。
 個人的にはグランズウェルの5つの戦略でも出てくる「傾聴」というキーワードが、ソーシャルメディア活用の際に最も重要なキーワードだと思っています。
ソーシャルメディア活用の最重要キーワードは「傾聴」
タダで企業にとって意味のあるソーシャルメディア活用を始める際に、最も重要と言えるキーワードは「傾聴」だ。
元々の意味は漢字の通り、相手の話に耳を傾けて真摯に聞くことにあるが、ここでは海外で「ソーシャルリスニング」と呼ばれているソーシャルメディア上の声の「傾聴」に注目して欲しい。
インターネット以前、消費者の生の声を企業が聞くのは非常に難しいことだと言われていた。当然、アンケートを取ったり、グループインタビューをしたり、対面で直接聞いたりという手法は様々あるが、どれも企業側の質問に対する反応という形で得られるデータで、自然な会話の中の発言ではない。
続きは「小さな組織の未来学」でお読み下さい。