ツイッターやミニブログのPosterousではすでに何度か紹介していますが、現在、Lenovoさんのご招待でラスベガスで開催されているCESというコンシューマ・エレクトロニクスのコンベンションに参加中です。
なにをかくそう実はCESに参加するのは今回が初めて、というどころか、実はアメリカの大規模なイベントに参加するのも初体験だったりするので、完全にお上りさん状態丸出しの日々を送っております。
それにしても来る前からCESはすごいすごいといろんな人に聞いてはいましたが、正直なところ想像を超えるスケールや熱量に圧倒されっぱなし。
(詳しい人に言わせると、これでも昔に比べると注目度は下がっている印象もあるようですが)
なにしろCESの出展企業は2700社以上で、新製品の発表が2万件以上だとか。
さらには来場者数は12万人を超えるんだそうで、十数万人都市だった山口市で育った人間としては、山口市の人間全員でやってる祭りみたいな世界ですから、まぁびっくりです。
何はともあれ、まずは初日に体験したCES Unveiledというプレスとブロガー限定のプレイベントの印象からレポートしておきたいと思います。
投稿者: 徳力 基彦
トロンレガシーに思う映像技術の進化と未来
年明けにトロンレガシーを見に行ったのですが、なかなか気になる映画だったので感想をメモしておきたいと思います。
ストーリーについては、是非皆さんに映画自体を見ていただくとして、個人的に非常に印象に残ったのはやはり何といっても映像技術の進化。
映画を見に行くきっかけは、実は珍しく妻がこれは映画館で見たいと言ったからだったりするのですが。
もちろん、AMNでモニター企画をしていて気になっていたのもありますし、なんといっても個人的にも、大昔に見て印象深い映画だったので、あの世界観を今の技術でどのように再現しているのか、というのが最大の関心事でした。
(まぁ、この映画のポスター写真だけでもその歴史の古さが伝わりますよね。)
徳力の2011年の抱負
2006年から毎年続けているブログでの抱負公開。
2010年はこれまで以上に抱負を達成出来ていないのですが、めげずに今年も公開したいと思います。
2010年は、私が2009年2月からAMNの代表取締役社長を勤めさせていただくようになってから、まる一年がたち、言い訳ができなくなった年でした。
一方で、ツイッターの急速な普及もあり、私がAMNで主な領域にしている「ソーシャルメディア」に対する関心が大いに高まった年だったようにも思います。
昨年はお陰さまで様々なところに講演やパネルディスカッション等に呼んでいただきましたが、一方でなかなかインプットを増やすことができず、新しいことにもチャレンジできず、コマネズミのように同じところをぐるぐるぐるぐる回っているような錯覚も覚える年でもありました。
改めて一年を振り返ると、もっとやるべきことがたくさんあったのに積み残したような思いで一杯です。
また、忙しさにかまけて、自分が本当にAMNで何をやるべきなのか、そもそも何がやりたくてAMNに移ったのかを少し見失いがちな一年だったような気もします。
そこで今年のテーマは一言、「原点回帰」とすることにしました。
あいもかわらず首が回っておらず、皆さんにご迷惑をおかけしていることも多いかと思いますが、今年も何卒よろしくお願いいたします。
「ソーシャルメディア」を使った格好の成功例を紹介しよう を日経ビジネスオンラインに投稿しました。
日経ビジネスオンラインで連載を行っているコラム「企業と顧客を結ぶソーシャルメディア」に新しいコラムを書きました。
今回は、ちょっと大袈裟なタイトルになってますが、Fit’sのYouTube活用事例についてまとめてみました。
不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
■「ソーシャルメディア」を使った格好の成功例を紹介しよう
「「噛むんとフニャンニャン ニャン、ニャニャンコニャン 噛むんとフニャンニャン ニャン、ニャニャニャン~」
さて、皆さんは、これが何の歌か分かるでしょうか?
そうです、ロッテのガム「Fit’s」のテレビCMの歌ですね。
このテレビCMは頻繁にテレビでも流れていますし、様々なシリーズがありますからご覧になった方も多いでしょう。フレーズを口ずさめる人も少なくないはずです。」
※このコラムでは、カンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめている話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングの事例を分析する形で書いていければと思っています。
ストレスフリーの整理術 実践編 (デビッド・アレン)
「ストレスフリーの整理術 実践編」は、「ストレスフリーの仕事術」「ストレスフリーの整理術」でもお馴染みのデビッド・アレンさん執筆、田口さん翻訳で書かれた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
デビッド・アレンさんと田口さんといえば、日本でもGTDやライフハックブームを引き起こした火付け人と言えると思いますが、この本ではそんな二人からGTDを実践し続けるためのヒントやアドバイスが満載です。
GTDに一度チャレンジしたけれども、なかなか長続きしていないという方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■GTDが広まった3つの要因
・GTDが、誰にでも理解できる論理的なプロセスとして機能している。
・GTDは、誰もが持っている日常的な道具を用いて、誰もが思い立ったときに気軽に導入できる。
・GTDが解決しようとしている問題が世界的な規模で広まりつつある。
■ワークライフバランスという発想には根本的な間違いがある
「仕事」と「プライベート」がきっかり区別されるべきだという前提がそもそも間違いなのだ。
生き残るメディア死ぬメディア (まつもとあつし)
「生き残るメディア死ぬメディア」は、タイトル通り著者のまつもとあつし氏がメディアの未来について考察している書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では、ニコニコ動画やYouTube、GYAOなど様々な事業者の方々のインタビューも掲載されており、いろんな視点からのメディアの未来を考えるヒントがありますので、これからのメディアの未来が気になって仕方が無い方には、参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■いくら丹精込めて作り上げたコンテンツも、いったんネットというチャネルに乗れば、限りなく価格がゼロに近づいていき、「良い物を作って、適正な価格で売る」という従来の方法では利益を上げることは難しくなっている。
■本当の意味での出版不況は”これから”やってくる、というのが正しい認識だと考えています。
■世界の書籍のうち、20%がパブリックドメイン、70%が絶版と言われています。つまり残りの10%しか出版社は流通させていない。