先進企業はアンバサダーで売り上げを伸ばす を日経ビジネスオンラインに寄稿しました。

 台風のバタバタですっかり失念していましたが、昨日から日経ビジネスオンラインで書籍「アンバサダー・マーケティング」の紹介をかねたコラム連載が開始されましたのでお知らせします。
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 初回の今回は、アンバサダ-・マーケティングに掲載されている事例をいくつかご紹介してみています。
 シンボリックな事例よりは、根本にあるユーザーからの自発的なクチコミをどう生むかというのがアンバサダー施策の本質だとは思っていますが、まずは日経ビジネスオンラインの幅広い読者の方向けとして書いてみました。
 なにかの参考になれば幸いです。


 前回のコラムでは、書籍『アンバサダー・マーケティング』で紹介されている米国の事例をもとに、広告にお金をかける代わりに「アンバサダー」と呼ばれるような熱烈なファンのクチコミの力に注目して成功している企業の事例を紹介した。こういったアンバサダーによるクチコミの力の話をすると必ず出てくるのが、「アンバサダーってどうやって見つければいいのか?」という質問だ。今回は、企業やブランドの強い味方、アンバサダーを見つけだす方法を紹介しよう。
 『アンバサダー・マーケティング』では、アンバサダーを発掘する方法として、次の三つが紹介されている。
・直接聞く――つ目の方法は顧客ロイヤリティ(忠誠度)を測る「究極の質問」をすることだ。(中略)
・傾聴する――ツイッターなどのソーシャル・メディアでの発言をモニタリングすることで、アンバサダーを発掘できる。(中略)
・観察する――顧客の行動を観察するのも、アンバサダーの発掘につながる。(中略)
――『アンバサダー・マーケティング』第16章より
 ここでは、特に詳しく紹介されている「1 直接聞く」方法についてご紹介しよう。
■続きは日経ビジネスオンラインのサイトでご覧下さい。
先進企業はアンバサダーで売り上げを伸ばす
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東京五輪で脚光「おもてなし」 企業は根付かせろ を日経MJに寄稿しました。

 毎度、ご紹介が遅くなってますが、先週末、日経MJ「ECの波頭」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は、先日開催したNPSセミナーで講演頂いた「ネットプロモーター経営」監訳者の森光さんの発言にヒントを得て、東京オリンピックの「おもてなし」発言に絡めてコラムを書いてみました。
 たまには滝川クリステルのような芸能人の写真が掲載されるコラムを書いてみたかっただけでは?という指摘もされそうですが、案外真面目に書いてますので、なにかの参考になれば幸いです。


 2020年の東京オリンピック開催が決定したが、東京五輪招致の最終プレゼンテーションで話題となったキーワードの一つは、フリーアナウンサーの滝川クリステル氏による「おもてなし」だろう。
《ポイント》
(1)東京オリンピック決定で「おもてなし」に注目が集まっている。
(2)おもてなしを継承したり、測ったりする方法は確立していない。
(3)精神論ではなく、おもてなしを強化する仕組みづくりが重要になる。
 滝川氏にはその後、テレビ出演のオファーが殺到しているようだし、おもてなしを話題にした番組も登場。おもてなし関連銘柄などという言葉まで出ているようだ。早くも今年の流行語大賞に推す声も聞かれる。
 続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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従業員によるネット炎上 教育の徹底が唯一の対策 を日経MJに寄稿しました。

 またもご紹介が遅くなってしまいましたが、先週末、日経MJ「ECの波頭」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は、問題提起として最近のツイッター炎上騒動を新聞読者向けにまとめてみました。
 残念なことに、この記事を書いた後に、従業員ではない顧客による炎上騒動とかも乱発して、もはや違う社会問題になりつつある気もしますが、ご参考まで。


 7月中旬にローソンの従業員がアイスクリームケースの中に入った写真を投稿したことが問題となってから、類似の出来事が次々にメディアを騒がせている。
《ポイント》
(1)飲食店やコンビニ店員の悪ふざけによる炎上事例が続いている。
(2)今後の課題は自社で類似の騒動が起こるのをいかに防ぐかにある。
(3)類似のトラブル防止には社員教育の徹底が唯一の対策だといえる。
 これ以降も類似の飲食店やコンビニエンスストアの従業員やアルバイトによる炎上騒動は、ファミリーマート、ミニストップ、バーガーキング、ほっともっと、丸源ラーメン、ブロンコビリーなどに及んだ。メディアで報道されていないボヤ程度のものを含めると、実際にはもっとあり得るだろう。
 続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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ネット選挙、有権者との「共闘」が焦点に を、日経MJに寄稿しました。

 先週末、日経MJ「ECの波頭」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は、先週末に終わったネット選挙についての総括コラムを書いてみました。
 個人的にはいろいろと思うところはありますが、まずは今後の政治家側の変化に期待したいと思います。


選挙期間中のネット活用が解禁された初の国政選挙である参議院選挙が21日に終了した。現時点で今回のいわゆる「ネット選挙」がどうだったのか結論を出すのは早計と言えるが、一般的な印象からすると政治家側のネット選挙に対する盛り上がりに対し、有権者の反応は比較的冷めたものだったと言えるだろう。
《ポイント》
(1)初のネット選挙は、話題先行に終わったと言える。
(2)注目されたのはネット活用の成功例より、ミスやトラブルだった。
(3)今後は政治家のネット活用でなく、有権者のネット活用にも注目。
 続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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「消費行動変える」側にまわれ、最新技術に遅れるな を、日経MJに寄稿しました。

 先週末、日経MJ「ECの波頭」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は、先日「最新技術はそれ単体では何の意味も無く、利用者の行動や生活スタイルをどのように変えるかを考えて初めて革命になるという話。」というブログ記事でご紹介したブランドサミットのシェリー・パルマーさんのプレゼンのメッセージを紹介してみました。


 先月、沖縄で開催されたブランドサミットジャパン2013に参加した際、興味深いプレゼンテーションを聞くことができたので紹介したい。ブランドサミットは大企業の広告主を中心に350人以上が3泊4日で集う広告業界のイベント。基調講演をしたのはシェリー・パルマー氏という、米国FOXテレビで冠の番組を持っている米デジタル分野のご意見番的存在だ。テーマは「The Connected World」。「つながった世界」とでも訳すべきだろうか。
(1)最新技術が製品やサービスに反映される時間が短縮されている。
(2)背景には技術進化のスピードが指数関数的に伸びていることがある。
(3)企業は率先して最新技術で消費者の行動を変える側にまわるべきだ。
 続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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「つながる消費者」台頭 企業は新たな体験提供を を、日経MJに寄稿しました。

 先週末、日経MJ「ECの波頭」に寄稿しているコラムが掲載されましたのでお知らせします。
 今回は、先日ご紹介したブライアン・ソリスさんの「エフェクト」から最も気になった点を紹介してみました。


 アメリカの広告業界でトップ10に入るほどの影響力を持つブログを運営しているコンサルタント、ブライアン・ソリス氏。そのソリス氏に先月、インタビューする機会があったので紹介したい。ソリス氏は最新テクノロジーやソーシャルメディアを組み合わせた新しいPRの概念などに精通しており、多数のベストセラー本も書いている。
《ポイント》
(1)ソーシャルメディアにより常に友人らとつながる消費者に注目。
(2)リアルからネットよりも、つながる消費者への変化の方が影響は大。
(3)商品のデザインから、顧客の体験をデザインする時代の変化に鍵。
 続きは日経新聞のサイトでご覧ください。
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