「ソーシャルメディアマーケター美咲」は、「キズナのマーケティング」を書かれた池田さんが書かれた書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
表紙を見て頂くと、真っ先に皆さん「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」をイメージされると思いますが、もしドラのように小説でマネジメントの概要を学ぶ本、というよりは、主人公の美咲を中心にソーシャルメディアマーケティングの基本を学ぶ本という、より実用書に近いイメージの本だと思います。
キズナのマーケティングを、一般の方向けに読みやすくした感じで、池田さんならではの視点で書かれています。
ソーシャルメディアを上司にやれと言われたが、何から手をつけたら良いかわからないと言う方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■「話題の影響範囲として、大きい順に、世の中ゴト、仲間ゴト、自分ゴト、の3つがある」
■「ソーシャルメディアは仲間ゴトが形成される場所。マスメディアはソーシャルグラフを超えて情報を伝え、世の中ゴトを形成するメディア。どっちがいいという議論ではなく、両方役割が違うし、必要」
月別: 2011年4月
仕事で使える!Facebook超入門 (小川浩)
「仕事で使える!Facebook超入門」は、「ソーシャルメディア維新」や「ソーシャルメディアマーケティング」を書かれた小川浩さんが書かれたFacebookの入門書です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
フェイスブックが周りで流行りはじめていて、気になるんだけれどもどうも何を目的に利用すればよいのか良くわからないという方には参考になる点がある本だと思います。
【読書メモ】
■フェイスブックの特徴
・実名で登録し、実際の身分や肩書きを公開するのが普通
・タイトル無しのコメントをツイッターに似たやり方で投稿
・元々大学生向けのSNSなので20代の利用者が多い
■通常一般のインターネットユーザーが検索に費やす時間は、インターネットの利用時間のうちのわずか5%程度らしい。
残りの95%の時間をどこで過ごすか?それは、いまとなってはフェイスブックやツイッターなどのSNSになってきているのだ。
Facebook勉強会のプレゼン資料を公開しときます。使えそうなページがあったら、ご自由にどうぞ。
実は、3月にFacebookをテーマにしたパネルディスカッションのモデレータを、WOMJサミットとACフォーラムと二カ所で実施する予定だったのですが、3月11日の震災の影響でキャンセルになってしまったという経緯があります。
で、そのパネルディスカッションのベースの情報整理用に自分なりのFacebook勉強会資料を作っていたのですが、使わずに暖めておくのも勿体ないのでここで公開しておきます。
※iPhoneからだとFlashが表示できずにNot Foundになるようです。
PCからご覧下さい。
是非、この事例入れた方が良いよ!というようなアドバイスや、間違いのご指摘、ご要望があれば遠慮無くご指摘下さい。
ちなみに、個人的にこの資料を作っていて一番感慨深かったのが、下記の2つのスライド。
上がFacebookの2011年3月時点。下がTwitterの2010年3月時点。
ユニクロのTwitterフォロワー数とFacebookファン数とか見てると、まさにデジャブですよね。
嘘やデマが”生き残れない”ツイッター を日経ビジネスオンラインに投稿しました。
日経ビジネスオンラインで連載を行っているコラム「企業と顧客を結ぶソーシャルメディア」に新しいコラムを書きました。
今回は、前回のコラムで取り上げたポイントの中からデマについての部分を中心にまとめてみました。
不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
■嘘やデマが”生き残れない”ツイッター
「前回、こちらのコラムで「大震災で明確になった~ ソーシャルメディア3つの「限界」と4つの「可能性」」という記事を書きました。
前半の3つの限界に上げた中でも、特に今回改めて認識されたのがネット上の「デマ」の伝播でしょう。
今回の大震災の過程では、様々なデマが話題になっており、特に注目されているのが今回の震災で情報インフラとして機能し始めているツイッター上でのデマの伝播でしょう。」
※このコラムでは、カンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめている話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングの事例を分析する形で書いていければと思っています。
徳力のFacebookアカウントは、転職の呪文でFacebookページに変換されました。これは寂しい。
先日、「ついにFacebookで「友達の上限に達しました。」というエラーメッセージが出るようになりました。もう一度、友達0人から、やり直したいと思います。」という記事を書きましたが、せっかくフレンドが5000人近くまで増えたFacebookアカウントを単純に削除するのも勿体ないので、モーリさんに教えて頂いた転職の呪文を使ってみることにしました。
その名も「プロフィールをFacebookページに変更する」呪文。
どうも、最近になっていわゆるFacebookの個人アカウントを、強制的にFacebookページに変換してしまう機能が実装されたようなのです。
やり方は簡単。
上記のFAQにある「こちら」というリンクをクリックするだけ。
(ここ一週間ぐらいリンクが機能してなかったのですが、今日になって復旧したようです)
キュレーションの時代(佐々木俊尚)は、現在のツイッターやフェイスブックがつくり出している新しいネットのトレンドを理解したい人には必読書だと思います。
「キュレーションの時代」は、「グーグル – Google 既存のビジネスを破壊する」や「電子書籍の衝撃」で有名な佐々木俊尚さんがキュレーションについて考察している書籍です。
献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
この本では最近ネット業界で話題になることの多い「キュレーション」というキーワードについてかなり深い考察をされています。
キュレーションというキーワードは、現在の所人によって理解がかなりぶれているのが現状だと思いますが、この本を読むと米国でキュレーションというキーワードが注目されている理由がかなり俯瞰的に理解できるのではないかと思います。
今後のネットのトレンドについてヒントが欲しい方には、参考になる点が多い本だと思います。
【読書メモ】
■つくる人と見いだす人の新しい関係
「わたしが描いた絵に価値があるなんて、まったく想像もしてなかったよ」(ヨアキム)
彼の作品がアートとして認められるようになったのは、カフェオーナーのジョン・ホップグッドが偶然彼の家の前を通りがかって彼の絵を見いだしたからでした。
■情報の流れの究極の課題
ある情報を求める人が、いったどの場所に存在しているのか
そこにどうやって情報を放り込むのか
そして、その情報にどうやって感銘を受けてもらうのか
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