R25.jpで連載されている「ネットの常識・非常識」のコーナーでインタビューをして頂きました。
テーマは、「ブログで人生って変わるの?」
R25の読者の人たちにどう受け止められるのかはちょっと心配な面もあったりしますが、少しでもネット界隈の雰囲気に疎い人が、ブログとかネットの魅力に気づくきっかけになればいいなぁと思います。
・第9回 ブログで人生って変わるの? | R25
バイラルビデオの企画で重要になる「伝えたいメッセージ」 を日経NMに投稿しました。
日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
今回も、前回に引き続き、私なりのAISASの考え方をマーケティング手法にどう使うかという話を書いています。
不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
■バイラルビデオの企画で重要になる「伝えたいメッセージ」:日経ビジネスオンライン
「 前回のコラムでは、クチコミという言葉や、クチコミを活用したマーケティング手法にはさまざまなものがあり、それらが人によって混在して語られている現状についてお話しました。
このコラムでも何度か紹介しましたが、製品やサービスに関するクチコミというのは、興味を持っている相手に対して伝播していく可能性は高いのですが、その製品やサービスに全く興味がない人に伝播させるのは難しいのが通常です。 」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
エネループがなければWiiは環境に優しくないゲーム機代表だったのでは?
ここのところすっかり忙しくなってしまい、全く参加できていなかったONEDARI BOYSですが、久しぶりに参加させて頂きました。
今回ONEDARIさせていただいたのはエネループ。
個人的には、すっかり次世代電池の顔として定着した印象もある三洋電機さんの充電池です。
新パッケージと旧パッケージで4本パックを2つ頂いてしまいました。
今回は、新しくパッケージが変更されたということでONEDARI BOYSにオファーが来たのですが、そのあたりについては既に他のメンバーが詳しくレポート済みなので、そちらにお任せするとして。
完全に周回遅れのレポートになってしまった私は、日頃からエネループに感じていたことを、この機会に書いておきたいと思います。
個人的には、実は何冊かいわゆるアンチエコ本を読んだこともあり、単純に二酸化炭素を減らそう的なエコ推進活動についてはちょっと斜めに見ている人間です。
ただ、そんな私にとっても、このエネループは理想的なエコ商品です。
なにしろ、エネループの充電可能回数は公称1000回。
まぁ、そこまで使わないにしても数百回は、同じ電池で使い続けられるわけで、要はこれってそれだけの期間、電池を一度も捨てないことになります。
普通の乾電池もリサイクルすれば同じことなのかもしれませんが、普通の人はリサイクルが面倒で燃えないゴミで捨てちゃうでしょうし、やっぱり最大のリサイクルって捨てないことですから、これって凄いことだと思います。
また、単純に普通の電池と比較すると値段が高く見えるものの、実際には数十回も繰り返して使えば実は値段的にもエネループの方が普通の電池よりも安いわけです。
環境のために自分が手間をかけたり、ちょっと高いものを買わなければいけないような「エコ」に比べると、エネループは手間もかからないで、財布にもお得な状態でエコが実現できるわけで。
非常に無理がないエコなのではないかと思ったりします。
Blog Action Day Nightのときにも、持続可能というのが重要なキーワードだな-と思いましたが、エネループって典型的な手軽に持続可能なエコ活動なのではないかと思ったりします。
マーケティングとPRの実践ネット戦略 (デビッド・マーマン・スコット)
「マーケティングとPRの実践ネット戦略」は、News2uの取締役をされており、先日のWiredのiPhone記事騒動でも話題になった平田大治さんが翻訳を担当されたネットPRについての書籍です。
献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
「ブログスフィア」のロバート・スコーブルが序文を書いていることでも分かるように、この本の著者は米国のブログ環境を非常に理解している人物です。
本人自身が自ら体験したことをまとめ、そのまとめた内容の電子ブックをブログで公開し、その反響も含めて改善している内容ですから、1つ1つの発言やアドバイスが非常に具体的で示唆に富んでいます。
インターネットを活用したマーケティングやPRに携わる方にとっては、必読書の一つと言えるのではないでしょうか。
「グランズウェル」や「戦略PR」と合わせて読むのもオススメです。
【読書メモ】
■多くの人がウェブという新しいメディアに対し、古ぼけた広告手法やメディアの考え方を当てはめようとして、目も当てられない結果に終わっている
■ウェブ以前は、「高額な広告を購入する」「メディアに取り上げてもらう」という2つの選択肢しかなかった。しかし、このルールは変わった。
■マーケティングやPRで成功するためには、大きなメディアの記事で取り上げられることは忘れた方が良い(ジェフリー・アイゼンバーグ)
これは農業のようなもので、一攫千金を夢見るのではなく、こつこつと耕し続けてこそ大きな収穫につながるのであり、「ごくふつうの人間に働きかけてこそ、でっかいヒットにつながる」
■ブログを読んでいない人はしばしばブログを誤解する。ジャーナリストやマーケティングとPRの専門家は、ブログを自分たちになじみのある雑誌や新聞と比べて否定しようとする。
■ブログの使い方の3ステップ
1.自社や、商品、市場などについて、大勢のブロガーがどのようなことをいっているのかを観察する
2.他人のブログにコメントし、そこで交わされる会話に参加する
3.自分のブログを立ち上げ、会話を始め、他の人に場を提供する
■企業の広報部というものは、自社のことについてばかり書いてくれるブログに関心を向けがちだ。だが、ブログを観察すると、自分のマーケットに影響力のあるブロガーが十人ぐらいいることがわかる。
■コーポレートガバナンスのガイドライン
ブログに焦点を当ててガイドラインを作るよりも、人々の行動に焦点を当てた方がいい
一流の人脈術 (島田 昭彦)
「一流の人脈術」は、株式会社クリップの代表をされている島田 昭彦さんが書かれた書籍です。
献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
著者の実体験に基づいた話がいろいろ出てきますので、人脈の作り方の基礎が分かっていないという方には、ヒントがある本だと思います。
【読書メモ】
■「偶然の出会い」と「置かれた環境の中で信頼関係を作る」
■島田流人脈 3つのポイント
・人間への好奇心
・フットワーク良く動く
・現場主義、現場100回(徹底的に人に逢う)
■重要な点は、その人が何に興味を持っていて、どんな生き方を目指していて、理想はあるのかという部分を知ること
■興味を持っている人に「ナゼ?」という言葉を言ってみると、意外とその人のことが、より深く知ることができるのです。
■人脈は、細くても長く続けるもの
■「縁以外は八百長」(藤巻幸夫)
情報力 (橋本 大也)
「情報力」は、情報考学 Passion For The Futureでもお馴染みの橋本大也さんが書かれた書籍です。
献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
ハンドブック的な感覚で、情報収集のプロである大也さんのワザが体系的にまとめられているので、情報収集や分析がどうも苦手という人は、手元に置いてちょこちょこ参考にするのが良いのではないかと思います。
【読書メモ】
■私が資料として使うデータはネットにある物が9割。つまり、それは潜在的には誰でもアクセス可能な情報だったのだ。
だが、そうしたデータを見つけて整理してやると経済的な価値が出てくる。
■頭の中で考えただけなのとメモや文書にまで仕上げたことでは、その結果に天地の差がでてくる
■面白い本というのは次の3条件を満たす本のこと
・読み手の読者の動機づけが充分で
・未知の内容が書かれており
・難易度や趣味が今の自分に適合する
■同じ事実でも、立ち位置が違えば異なる解釈が生まれるものだ
この視差こそ情報を立体的に分析するのに最高の材料なのである
■私設顧問団の第一印象をデータベース化する
詳しそうな人たちに雑談的に意見を聞いて、直感の一覧表をつくる