かなり出遅れてしまいましたが、先日のブログマーケティング勉強会でモニターをすることになったWiFiオーディオをセットアップしてみました。
黒と白の二色があるのですが、私のは白のWiFiオーディオ。
見た目にもお洒落で良い感じです。
当然、WiFiオーディオとは言っても、別に特殊な形をしているわけではないので、何も知らない人にはお洒落なCDラジカセという感じでしょうか。
ちなみに、先に断っておくと、実は私はあまり音楽をこだわって聴いていません。
もちろん、これまで持っていたCDはすべてリッピングしてPCに保存してありますし、iPodにも一部同期してあります。
おかげでCDもほとんど使わなくなったので、引越しのついでにそのほとんどをブックオフに二束三文で売っぱらってしまったほど。
ただ、今回WiFiオーディオを使ってみて、自分が音楽を聴かなくなっていたのは、利便性の問題も大きく影響していたことを改めて感じます。
Federated Media Publishing に見る日米ブログの根本的な違い
メディア・パブ: ブログネットワークのFM,マスメディアに匹敵する勢力にを読んで。
少し前の記事になりますが、メディア・パブにブログネットワークのFederated Media Publishingについての記事が出ていました。
Federated Media Publishingについては、「ザ・サーチ」を執筆したジョン・バッテルが立ち上げた有力ブログの広告ネットワークということで個人的にも注目していたのですが、サービス開始から1年足らずであっという間にビジネスを拡大しているようです。
メディア・パブによると、なんと「総ページビューは月間3億PV」というから凄いです。
なにしろ加入サイトが100サイトだそうですから、1サイトあたりで考えても平均で300万PV(!)を超えるという計算になります。
日本では、トップレベルのブログでもおそらく100万PVを超えるブログは10も無いような印象がありますから、この差は圧倒的です。
アルファブロガー投票企画を終えて
はてなブックマーク – アルファブロガー2006 結果発表を読んで。
昨日、アルファブロガー投票企画の結果発表を実施しました。
早速、はてなブックマークやブログでコメントや指摘をもらっていますので、今回の発表がこの形式になった背景を書いておきたいと思います。
初めてアルファブロガー投票企画をやってみたのが2年前。
それが、どういう背景だったのかは、「アルファブロガー投票企画を振り返って」という当時の記事に書いてますが、ビジネス系のブログで多くの人に読まれているブログを自分が知りたかったというのと。
当時注目されていた社長ブログとか、芸能人ブログとか、いわゆる日記の延長のものではなく、自分に役立つビジネス系やテクノロジー系の濃いブログにもっと脚光をあてたかったというのがありました。
ブログマーケティングは宣伝よりもフィードバックを目的にしては?
『ブログマーケティング勉強会議 sponsored by Sony』イベントレポート(前編) | 100SHIKI PR Boardを読んで。
PR Boardの「ブログマーケティング会議 sponsored by SONY」に参加してきました。
今回は少人数の勉強会ということで、比較的小規模な会場に熱気集まる形での実施。
最近、やらせブログと呼ばれるようなブログ記事広告手法やそれに関連する炎上などがよく話題になるところもあり、個人的にもブログマーケティングについては非常に興味があります。
しかも今回の協賛企業が、その炎上で話題になってしまったソニー。
実にタイムリーなイベントでした。
私は遅れてしまったので聞きそびれてしまったのですが、会議の前には「そうした(炎上等の)経緯も踏まえて、今日はみなさんと正直に議論したい」という発言があったようで。
今回のブログマーケティング会議実施にいたるまでにも、社内でいろんな議論があったんだろうなというのが想像されますが、以前「ソニーのブログは炎上するだけまだましかも」なんて記事を書いた人間としては、炎上から目をそむけずに前向きにブログマーケティングに取り組んでいる姿勢には素直に共感できました。
製品がダメなら、ステルスマーケティングなんてやるだけ無駄では?
TechCrunch Japanese アーカイブ » PayPerPost、正しいことをするを読んで。
先日の米国のFTCの規制検討を受けて、TechCrunchに米国のやらせブログの代表事業者として扱われてしまっているPayPerPostは「ブロガーは記事内に「支払いを受けている」ことを公開すること」を義務付けることにしたようです。
その対応についても相変わらずTechCrunchは手厳しい反応を見せていますが、なんにしてもこのあたりのステルスマーケティングと取られる手法について、米国事業者は今後より慎重な事業展開を迫られることになりそうです。
これによって、今後、日本の同様のビジネスモデルの事業者がどうするのかも気になるところですが。
ただ、個人的にもっと気になっているのは、そもそもこういった規制以前に、ステルスマーケティングにはどれぐらい効果があるのだろうかという点です。
徳力の2007年の予測、というか抱負
昨年から始めたブログでの抱負公開ですが、昨年思ったより自分の意識付けに役立ったので、今年も公開してしまうことにします。
本当は他の人がやっているような未来予測を書いてみようかとも思ったのですが、予測だけ言いっぱなしても当たりそうにないので、予測(というかこうなってほしいと言う希望)兼抱負という形にしてみました。
お会いしたときとか何かの機会に、アドバイスとか、はっぱをかけてもらえると幸いです。
1.今年力を入れること
■ウェブサービスとクライアントソフトの連携強化
すでにアメリカでは多くのウェブサービスが、クライアントソフトの提供やウィジェットとの連携など、ウェブサービスとデスクトップの連携の手を打ち始めています。
アリエルでも、去年の後半は、マルチスケジューラのGoogleカレンダー連携や、iCal対応など、クライアントソフトとウェブサービスの連携に挑戦してみましたが、今年はその範囲をさらに広げて、クライアントソフトとウェブサービスの連携のメリットを活かした製品開発に力を入れたいと思います。
■ライフハック、デジタルワークスタイルの認知向上
インターネットを上手に使いこなせるかどうかで、ビジネスマンの生産性に大きな違いが出てきていることを実感しています。
去年は、ワークスタイル・メモというブログを始めたり、ITmedia BizIDでデジタルワークスタイルの視点というコラムを書かせてもらったりと、最近のワークスタイルの変化について自分なりの情報発信を手探りで始めた年でした。
意外に、自分のライフハックでも喜んでくれる人がいることが分かってきたので、今年はもう少し深く自分なりのインターネットによるワークスタイルの変化の捉え方をまとめていきたいと思います。
■オンライン動画のさらなる可能性の実体験
日本の流行語対象には選ばれませんでしたが、インターネットにとって2006年は間違いなくYouTubeによる動画元年と言えるでしょう。
去年は、ビデオポッドキャスティングをかじったり、プレスリリースの際にYouTubeを活用したりと、インターネット上での動画配信の可能性の一部を体感しましたが、まだまだオンライン動画の可能性はこんなものではないと感じます。
時代においていかれないように、公私ともにいろんなシーンで動画を使った新しいアプローチに挑戦してみたいと思います。
■ソーシャルメディアとマーケティングの再定義
数々のステルスマーケティングの炎上など、これまでのマスメディア的マスマーケティング手法が終わろうとしていることを実感しています。
ただ、日本ではまだまだネットやソーシャルメディア的なものにはほとんどお金が落ちてきていないのが実情なのも事実。そんな中、去年は、ONEDARI BOYSに参加させてもらったり、FPNの関連でAgile Media Networkやnewsingに関わらせてもらったりするなかで、日本でも新たなソーシャルメディアへの取り組み、マーケティング手法の模索をしようという機運があることも実感した年でした。
今年は、ソーシャルメディア時代におけるマーケティングやクチコミのあり方について、改めていろんな実験をしたり、活動に参加したりしたいと思います。
面白い企画があったらぜひ声をかけてください。
2.今年はやめること、数を減らすこと
■飲み会の数を減らす
昨年もまったく同じことを書きましたが。
8月に子供も生まれたことですし、今年はできるだけ家に早く帰って家族で過ごす時間を増やすようにしたいと思います。
(でも、面白いイベントには参加しますので誘ってください。)
■本を読む量を減らす
去年はインプット不足が深刻になり、かなり読書に力を入れましたが、ある程度読みたかった本を読み終わったのと、最近は電車の中でポッドキャスティングを聞くようになって読書の時間が無くなってしまったこともあり、今年は少し読書量を減らそうと思っています。
■土日はできるだけ仕事をせずに、家族サービスや趣味、自己啓発の時間にする
同じく去年も同じことを書きましたが、なんだかんだ去年は土日の勉強会やイベントに結構参加してしまったので、今年はさらに意識して土日はリラックス、もしくは勉強する時間にしたいと思います。