PRの効果測定にこだわるなら、検索経由の「キーワード」にこだわろう を日経NMに投稿しました。
日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
今回も、前回に引き続き、実際にどのようなステップで現状把握をするべきなのかという具体的な手順をご紹介しています。
不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
■PRの効果測定にこだわるなら、検索経由の「キーワード」にこだわろう
「前回のコラムでは、テレビや紙メディアでのPR露出を効果測定するために、検索経由のアクセス数の推移を分析する方法を紹介しました。
今回は、単純な検索数だけでなく、検索キーワードも組み合わせて傾向を見る方法を考えてみたいと思います。大企業や人気Webサービスのサイトの場合は、常に様々なキーワードで検索されてくるため、検索数全体の推移を見るだけではPR露出の影響が見えにくいケースもあるからです。 」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
アルファブロガー・アワード2009のノミネート候補探しに是非ご協力お願いします。
すいません、すっかりブログで告知するのを失念してしまっていたのですが。
今年もアルファブロガー・アワードを継続して実施してまして、ノミネートの募集を行っております。
な、な、なんと気がついたら締切が明日(というか今日!)です!告知が遅すぎてすいません(汗)
昨年は、記事単位での募集という形に挑戦してみましたが、今年は再びブログ単位に戻っています。
ただ、今回は投票企画の前に、カテゴリを決めるというチャレンジをしてみました。
今回皆さんからも応募いただいたカテゴリの中から、選んだのが下記の16カテゴリ。
・写真
・デザイン
・ペット
・料理・レシピ
・芸能人・有名人
・医療
・ガジェット
・ゲーム
・スポーツ
・政治
・金融・経済
・書評
・ライフハック、仕事術
・ファッション、ビューティー
・ビデオキャスト、ポッドキャスト
・2ちゃんねるまとめ、面白ニュース
正直なところ、ちょっと欲張ってカテゴリを増やしすぎてしまったので、カテゴリによってはノミネートが十分に集まらなくって、これから実施する投票企画が成立しない可能性もあるのではないかと心配していたりします(汗)
是非、各カテゴリの皆さんのお勧めブログを、ノミネートに推薦して頂ければ幸いです。
Twitterでもノミネートをできるような仕組みもご用意してますので、是非試してみてください。
ノミネート自体は、お一人で何ブログでも推薦して頂いて結構です。
■ノミネートにご協力いただけるという方は、こちらからどうぞ。
「テレビや、紙メディアでのPR露出の効果はどう測定する?」 を日経NMに投稿しました。
日経ネットマーケティングで連載を行っているコラム「カンバセーショナルマーケティングの近未来」に新しいコラムを書きました。
今回も、前回に引き続き、実際にどのようなステップで現状把握をするべきなのかという具体的な手順をご紹介しています。
不明点や不足点等ありましたら、記事の方でもこちらのブログでも遠慮無くご指摘下さい。
■テレビや、紙メディアでのPR露出の効果はどう測定する?
「前回のコラムでは、オンライン記事の影響力を計測するために、記事経由のアクセス数や、アクセス後の行動パターンを分析する方法を紹介しました。
オンライン記事は、ネットからネットへ直接来てもらえるため、分析しやすい媒体でした。しかし実際のPR活動では、オンライン記事だけでなく、テレビ、新聞、雑誌など露出する媒体は様々。もちろんテレビや新聞に露出したからといって、すべての視聴者や読者が自社サイトに来るわけではありませんが、ネットユーザーの増加やネット環境の普及によって、特にテレビ露出の反応は、ネット側で鮮明に反映されるようになっています。 」
※このコラムでは、先日公開したカンバセーショナルマーケティングの講演資料でまとめた話の掘り下げだとか、実際にソーシャルメディアを活用したマーケティングを実践する際のステップなどを書いていければと思っています。
徳力の2010年の抱負
2006年から毎年続けているブログでの抱負公開。
過去の内容を振り返る限り、毎年あまり達成できていないのではないかという気もしないでもないのですが、めげずに今年も公開したいと思います。
2009年は、私自身、2月よりAMNの代表取締役社長を勤めさせていただくようになった、というのが何といっても最も大きな環境の変化でした。
正直なところ、まだまだつい昨日社長になったばかりの感覚で、1年が経とうとしている実感が全く無いのですが、それぐらいあっという間の1年間だったように思います。
(まぁ、冷静に考えると、2000年を祝っていたのが、ついこないだのことのようですから、この10年というのが相当に速い10年だったということなのかもしれませんが。)
昨年書いた抱負を振り返ってみても、恥ずかしながらあまり現状と変わっていないぐらい、本当に昨年1年間は試行錯誤が続いた1年間でした。
ただ、昨年は、以前からやってみたかったウェブサービスのプレゼンイベントを、WISH2009という形で開催することができたのが、一つ大きなきっかけになったように思います。
特に昨年前半は、自分ひとりで試行錯誤を続けて、なかなか正解が見つからずに思考停止してしまうことが、かなり多かったように記憶しています。
それが、WISH2009を通じて、ある程度は皆さんに頼ってしまって、迷惑をかけてしまうリスクを負ってでも、とにかく新しいことに挑戦してみることの価値や可能性というのを感じることができました。
そもそも自分が大企業を辞めて、小規模なベンチャー会社にいるのは、そういった新しいことに挑戦するためだったはずなので。
今年は、あえて少し自分の能力を超えてでも、いろんなことに挑戦する年にしたいと思います。
そんなわけで今年は、今まで以上に皆さんにご迷惑をおかけしたり、頼らせていただく機会が増えると思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
エコシステム・マーケティング (江端浩人、本荘修二)
「エコシステム・マーケティング」は、コカ・コーラの江端さんと、「大企業のウェブはなぜつまらないのか」などの著書でも知られる本荘さんが共著で書かれた書籍です。
献本を頂いていたのですが、読書メモを書けてなかったので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
以前からコカコーラが運営しているコカ・コーラパークには注目していたのですが、この本に書かれている事例は正直、想像を大幅に超えているものでした。
個人的には、企業が運営する自社メディアの重要性が今後ますます増して来ると考えていましたが、そのイメージを遥かに超えた事例をこの本では知ることができました。
メディアに携わる方は、この本に出てくる「強力な自社メディアを持った企業がいくつか現れて、スターアライアンスのような連合をつくったら、我々既存のメディアの位置づけは大きく変わるだろう」というメディア企業幹部の言葉を重く受け止める必要があるかもしれません。
インターネットを活用したマーケティングに携わる方であれば、是非読んでおくべき本ではないかと思います。
【読書メモ】
■日本コカコーラは740万人(2009年9月現在)の会員を持つウェブサイト「コカ・コーラ パーク」を中心に、さまざまなメディアやアクセスポイントを組み合わせて活用するIMCを展開している
■「マーケティング・キャンペーンはもう終わった。これからはエコシステムだ」(リシャド・トバコワラ氏 ディヌオ社CEO)
■エコシステム・マーケティングを実践するための6つのポイント
・互いを理解してパートナーシップ・モデルをつくる
・自社自信の強みと弱みを見極める
・バランスのよいパートナーを選ぶ
・消費者との新たなコミュニケーション軸を構築する
・消費者の視点からメッセージを出す
・相互のブランドを活用し、潜在的ファンを増やす
■従来のマーケティングでは、広告枠を買う、キャンペーンを行うというように、単発で一過性の施策を行うことが多かったので、短史眼的になりやすかった。
一方、エコシステム・マーケティングでは、長い時間軸で物事を捉えていく。