金曜日のやまもといちろう×イケダハヤト対談イベントで、あえて真剣に考えてみたい #ブログ論争 の目指すべき姿

 昨日、ニコ生中継等のお知らせをした、やまもといちろう×イケダハヤト対談イベントですが、時が流れるのは早いモノで、うかうかしているうちに、あと丸一日たつと開催日当日という状況まで追い込まれてしまいました。
 この日が永遠に来なくても良いのになぁとか勝手なことを思っていたりもしましたが、時間というのは非情なものですね。
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 ということで、今更ではありますが、金曜日の対談で個人的に是非二人の議論から見いだしたいなぁと思っていることをメモしておきたいと思います。
 今回のイベントは最終的にやまもとさんに私が退路を断たれる形で、私が火中の栗拾いをする構造になりましたが、元はといえば二人がイベントをやろう、と盛り上がっていたときに、私自身が自らイベント仲介しましょうか?と手を挙げたのがきっかけです。
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 そういう意味では自業自得なわけで、イベント開催が決まってから会う人会う人に「栗拾い大変そうですねぇ」とか心配して頂くのが本当に申し訳ないかぎりで。
 お祭り好きとか、目立ちたがり屋と言われたら、まぁそうだよなぁと思ってしまうわけですが。
 個人的に今回のイベントの仲介に手を挙げたのは明快な理由があります。

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やまもといちろう×イケダハヤト対談イベントの、ニコ生中継が実施できることが決まりました。追加チケットと二次会のチケットも販売中ですので興味がある方は是非どうぞ。

 すっかり、前回のやまもといちろう×イケダハヤト対談イベント概要告知から間が空いてしまいましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
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 私は週末にできた口内炎が悪化して、このまま金曜日を迎えると妙に無口なモデレーターという体になってしまいそうでビビっておりますが。
 12日金曜日に開催する予定の「やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント」について、いくつかアップデートがありますので共有させて頂きます。
■ライブ中継について
 会場を調整いただいた現代ビジネスさんの瀬尾傑さんのご協力で当日のニコ生中継も実施できることが確定しました。
 当日会場に来られない方は、こちらのチャンネルでご覧ください。
 http://ch.nicovideo.jp/gendai
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 有料会員向けチャンネルですが、今回、無料でライブ配信をして頂く予定です
 また、当日環境に問題なければUstream配信も検討する予定です
 http://www.ustream.tv/channel/agilemedia

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貧困のない世界を創る ソーシャルビジネスと新しい資本主義(ムハマド・ユヌス) には、これからの日本企業が向かうべき方向のヒントがある気がします。

415208944X 「貧困のない世界を創る ソーシャルビジネスと新しい資本主義」は、マイクロクレジットの創始者とも言えるムハマド・ユヌスが書かれた書籍です。
 かなり前に買って読んでいたのですが、遅ればせながら書評抜き読書メモを公開させて頂きます。
 ムハマド・ユヌスについては、2010年頃に「グラミンフォンという奇跡」や「チェンジメーカー」を読んだ頃から気になっていたものの、何となく他の本の後回しにしてしまっていたのですが、この本を読んだ今では、いわゆるソーシャルメディアの「ソーシャル」ではなく、もともとの意味である社会起業としての「ソーシャルビジネス」に興味がある方は、まず彼について知るべきだと明確に言えます。
 グラミン銀行は世界でも有数のソーシャルビジネスの成功事例であり、単なるボランティア的な活動の枠を遙かに超えて、国家や国民のあり方自体に影響を与えている仕組みだということができます。
 この書籍では、ソーシャルビジネスという観点から、従来の株主や投資家に金銭的利益を還元する企業の次の形として、社会的な利益を追求する企業や、貧しい人々によって所有されている企業の形の可能性、そしてダノンとグラミンが実際に設立したグラミン・ダノンという「毎日必要な栄養を貧しい人々にもたらすユニークな近接ビジネスモデルによって、貧困を減少させる」というビジョンを持った企業の実績などが紹介されています。
 日本では一般的に、NPOやボランティアのできることというのは国や企業ではできないニッチなエリアを無償奉仕で対応するというイメージがまだまだ強い気がしますが、この本を読むと実はソーシャルビジネスというものは、営利追求と並列して存在することでより強いパワーを持つことが出来る新しい企業形態の一つであると考えることが出来るように思えてきます。
 そもそも戦後に発展した日本企業には、松下幸之助の水道哲学のように、社会や地域への貢献と企業の成長がセットになっていたケースが多々あるはずで、実はソーシャルビジネスという発想は、日本企業に向いているような気がしてきます。
 ソーシャルビジネスやNPOに興味が無い日本のビジネスマンにゃ経営者にこそ読んで欲しい一冊だと思います。
 「マイクロソフトでは出会えなかった天職」や「マーケティング3.0」をあわせて読むのもお勧めです。
【読書メモ】
■ソーシャルビジネス
 社会的な目標を達成するために考えられた企業
 会社が自己持続できる価格で製品を販売する
■政府はものを作ることは上手いことが多いのだが、それがもはや必要なくなったり、あるいは負担にすらなってきたときに、作るのを止めるのはあまり上手くない。
■グラミンと世界銀行、この二つの組織には報奨金の制度にも大きな違いがある。
 グラミン銀行には、五つ星の評価と報奨金のシステムがある。
 ・担当する全ての借り手について100%の返済実績を維持
 ・仕事で利益
 ・未返済のローンより多い額の預金を運用
 ・担当する借り手のすべての子供が確実に学校に入る
 ・担当するすべての借り手が貧困から脱却
 世界銀行では、職員の成功は彼の仕事が与えた影響ではなく、首尾良く取り決めたローンの額に関係づけられる

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ツイッターやFacebookの次はまたブログが流行ると考えて、ブログを今から始めるつもりなら大間違いという話。

 先週、こんな記事がブロガー界隈でちょっとした話題になってました。
「TwitterやFacebookの次は何が来るか」だって?そりゃお前、ブログに決まってんだろ! – イケダノリユキブログ
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 この記事に下記のようにやまもといちろうさんが被せていたので混乱してる人も多いようですが、こっちのイケダさんはイケダハヤトさんじゃなくて、イケダノリユキさんです。
このブログをどっちの方向へ進めていくのがいいんだろうね会議: やまもといちろうBLOG(ブログ)
 上記の記事については何の異論もなく、別に普通にスルーしてたんですが、ちょっと気になってるのがその後にそれを受けてブログを書いている人たちやツイッター上の反応。
 イケダさんの記事ではちょっと釣りっぽいタイトルになってるので、タイトルだけ読むとTwitterやFacebookブームの後にまたブログブームが来るように読めてしまうかもしれませんが、実際の記事中ではイケダさんはそんなこと言ってません。
 TwitterやFacebookの次にどんなサービスが流行るのか予想して、それをほかの人よりも「いち早く活用して、一目置かれる存在になりたいんです」と言っている人に、そんなこと言っている暇があるならブログを書いた方が早いよ、って言ってるんですよね。
 別にまたブログブームが来るとか一言も言ってません。
 
 実際、何度もソーシャルメディアサミットの時に紹介してますが、日本においてはウェブサービスは流行語大賞とともに、一年で最先端の注目のサービスの座を追われるという不思議なサイクルを繰り返してきています。
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 こういう視点で見るのに慣れている人からすると、FacebookすらLINEに負けて伸び悩んでいるサービスということになってしまうらしく、気が早い人はLINEの次は何が来るのかという議論を始めているようです。
 そんなところに、イケダさんがこの記事をぶっこんできたわけですから、タイトルだけ読んでやっぱりそうか、これからはブログだ、とか言い出す人がいるのは、まぁ分からなくもありません。

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ブログのつながりでコワーキングカフェから人狼のゲーム会社まで次々に手がけてる白坂翔さんの事例

 ちょっと間が空いてしまいましたが、AMNブロガーTVのゲスト紹介企画として、TEDに出演を果たしたBLACKさんオフィスレポートの櫛井さんに続く第三弾として、白坂さんの回を紹介したいと思います。

 白坂翔さんの面白いのはその経歴。
 防衛大学に通っていたのに、中退してデザイン会社を設立。
 デザイナーとして活動してるかと思うと、その後コワーキングカフェのブームの先駆けとなるJELLY JELLY CAFEを立ちあげ。
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 そうかと思うと、昨年にはボードゲーム好きが高じて、人狼のゲームを作る株式会社人狼を設立しちゃっていたりします。

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元切込隊長との対談イベントの前に、あのクライシスのプロフェット隊長と謎の対談をさせて頂きました。

 4月12日の元切込隊長ことやまもといちろうさんとイケダハヤトさんの対談イベントは、440名の申込を頂いてあわてて申込を締め切ったものの、すでに二人とも違う話題に忙しくて、本当に当日来てくれるのか心配な今日この頃ですが。
 先日私の方は、元切込隊長との対談イベントの前哨戦として(?)、あのプロフェット隊長と対談をさせて頂きました。
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 プロフェット隊長分かりますかね?
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 クライシスっていうゲームに出てくるキャラクターなんですが、このブログ読んでる方だと知らない人がほとんどですよね・・・
 初めての人に引かれないように先にカミングアウトしておくと、私は実は仕事を忘れて良いなら多分一生ゲームをやり続けてしまうだろうぐらいのゲーム好きです。
参考:私が思いっきりハマって、人の道を踏み外しそうになってしまったゲームベスト5
 実は、先日たまたま飲み会にクライシスの開発元であるEAの方が来られてて、その人とクライシスの話で盛り上がったら、丁度ナノスーツが完成するので是非オフィス行かせてくれと言う話になり、上記の記事になった流れです。
 AMNの仕事とは一切関係なく、オフィスに来て頂いただけなので当然ノーギャラなんですが、クライシス1からのファンとして自らアンバサダーを実践すべく仕事中にオフィスの会議室で対応させて頂きました。(言い訳です、スタッフの皆すいません、仕事中に趣味にはしってました。)
 最初は飲んだ席の話だったので、まさか本当に来ると思ってなかったんですし、販促用のミニチュアみたいなやつなのかなと思ってたら、ガチでナノスーツなんですよね。
 まぁ、この普段ブログ読んでくれてる人にナノスーツについて語っても誰も理解してくれないと思いますが。

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